日本成長投資アライアンス株式会社(JGIA)とは?企業情報や転職のポイントなどを徹底解説
「JGIAに転職するにはどうすれば良い?」
「JGIAの事業内容を知りたい」
JGIAへの転職を検討しているけれど、十分な情報収集をできていないという方もいるでしょう。
JGIAは日本成長投資アライアンス株式会社のことで、「日本の成長に投資する」をコンセプトに、企業の成長の可能性を見出し、投資家として経営サポートを行っています。
チームメンバーは、外資系投資銀行やコンサルティング会社、投資ファンド、日系金融機関出身者などで構成されており、常に高いレベルの知識やスキルを吸収し合える環境です。
本記事では、JGIAの会社概要や特徴、業務内容や求められるスキルなどについて詳しく解説します。
本記事を読めば、JGIAへの転職が有利になるでしょう。
1.JGIAとは?
まず、JGIAの会社概要や特徴をご紹介します。
JGIAの特徴をつかむには、概要を把握するのが効果的です。
ぜひ、参考にしてみてください。
- 会社概要
- 投資実績
- 応募資格
(1)会社概要
JGIAの会社概要は以下の通りです。
会社名 | 日本成長投資アライアンス株式会社 |
設立 | 2016年6月17日 |
所在地 | 東京都港区虎ノ門1丁目3番1号 東京虎ノ門グローバルスクエア12階 |
事業内容 | 事業承継投資 事業支援投資 成長投資 成長資金提供 経営支援 投資先企業への人材派遣 |
JGIAは独立系プライベート・エクイティ投資会社であり、投資先企業の成長をサポートしています。
運用総額550億円と規模が大きく、日本たばこ産業と博報堂をパートナー企業とし、経済資源を活用しているのが特徴です。
(2)投資実績
JGIAは、以下のような大手企業に、多数投資しています。
投資企業 | 投資時期 |
株式会社ポテトかいつか | 2017年4月 |
株式会社キノファーマ | 2018年9月 |
プロフレックス株式会社 | 2019年1月 |
株式会社セフィーヌ | 2019年6月 |
株式会社property technologies | 2019年7月 |
シロカ株式会社 | 2019年12月 |
株式会社WOW WORLD | 2020年6月 |
リゾーツ琉球株式会社 | 2020年10月 |
エネルフホールディングス株式会社 | 2021年4月 |
株式会社Francfranc | 2021年8月 |
株式会社ホソヤコーポレーション | 2021年11月 |
株式会社マーケティングアプリケーションズ | 2022年8月 |
株式会社中部クリーンシステム | 2022年8月 |
(3)応募資格
応募資格は募集職種により異なります。
募集職種と募集資格の例をチェックしてみましょう。
♯1.投資チーム
投資チームでは、以下のような業界にて、投資業務経験が求められています。
- PEファンド
- 投資銀行
- 会計事務所
- 法律事務所
- コンサルティングファーム
- 商社
- 事業会社
投資の検討や投資先企業のサポートなど幅広い業務を行うので、投資業務全般の知識が求められるのです。
経験やスキルを考慮して給与は決まるので、年収アップの可能性は十分あります。
♯2.ジェネラリスト
ジェネラリストは、以下のような業界でのハンズオン経験が求められています。
- コンサルティングファーム
- PEファンド
- 商社
- 事業会社
業務内容として、戦略策定はもちろん、ハンズオン支援も行う必要があるためです。
経営支援・業務改善の実績も求められます。
とくに、投資先企業の支援実績があるとより有利です。
前職での経験・スキルを考慮した上での給与設定となるので、自己アピールしましょう。
♯3.DX推進マネジャー
DX推進マネジャーは、投資先企業においてIT技術の活用を進めたり、DXプロジェクトを進めるなど、バリューアップ支援を行います。
応募資格としては、以下のいずれかで、DXプロジェクト推進のハンズオン経験が必要です。
- コンサルティングファーム
- PEファンド
- 事業会社
また、事業関連での実績やプロジェクトマネジメントの経験も求められます。
システム導入業務に関わっている場合は、より有利です。
前職を考慮して給与決定されるので、年収アップのチャンスにもなります。
2.JGIAの特徴
JGIAは、「日本の成長に投資する」をコンセプトに、事業を展開しています。
JGIAには、以下のような特徴があります。
- 資金力が高い
- 金融機関の出身者が多い
(1)資金力が高い
JGIAは、パートナー企業として、「日本たばこ産業株式会社」と「株式会社博報堂」と提携しており、パートナー企業の経営力も利用しています。
JGIAならではの強みがあり、高い資金力を実現しているので、資金提供も含め、質の高い支援を行えているのです。
資金力の高さは、転職時に将来性を考える際、重要なポイントとなります。
また、複数の企業の知識や技術、ネットワークに触れられるので、自身の成長につながるのも魅力です。
(2)金融機関の出身者が多い
JGIAは、チームメンバーは、外資系投資銀行やコンサルティング会社、投資ファンド、日系金融機関出身者などで構成されています。
優秀な人材が揃っており、幅広い知識・スキルを共有できる環境です。
年齢は20代から40代前半の若手が多く、上下関係なくそれぞれの能力を発揮できます。
お互いに高め合える環境で働きたい方におすすめです。
3.JGIAに転職するときに有利になる経験・スキル
JGIAに転職する際は、入社後に求められるスキルを把握しておくことが大切です。
JGIAでは、投資家として企業成長をサポートするため、高いレベルのスキルを求められます。
JGIAに転職するときに有利になる経験・スキルを把握し、どのように活かすことができるか理解していると、選考で役立つでしょう。
- 課題解決能力
- コミュニケーション能力
- モチベーションの高さ
- 高い専門性
(1)課題解決能力
JGIAに転職する際は、課題を見つけて解決する能力を求められます。
クライアントの経営をサポートする際は、現状の課題を見出し、戦略を提案して納得してもらう必要があるのです。
実際に戦略を策定したとしても、クライアントが納得しなければ、プロジェクトを進めることはできません。
また、プロジェクトが順調に進まず、再度戦略を立てなければならないケースもあるでしょう。
適宜問題点の洗い出し、解決策の提示が必要です。
なお、クライアントに納得してもらうためのプレゼンテーション能力も求められます。
JGIAでは、投資の検討やクライアントのハンズオン支援など幅広い業務を行うので、高い問題解決能力が必要であることを把握しておきましょう。
(2)コミュニケーション能力
JGIAでは、高いコミュニケーション能力を求められます。
というのも、クライアントの成長を促すのがJGIAの主な役割ですが、全ての業務はクライアントとのやり取り行いながら進めるのです。
とくに、以下のようなスキルが重要です。
- クライアントが納得できるよう説明する能力
- 自分の提案を伝えるプレゼンテーション能力
- チームで活躍できるファシリテーション能力
- 相手に伝わる資料を作成する能力
JGIAで活躍するには、高いコミュニケーション能力を求められることを把握しておきましょう。
(3)モチベーションの高さ
JGIAでは、高いモチベーションを持ち、常に成長することを求められます。
というのも、携わるプロジェクトにより求められるスキルが異なりますし、クライアントの業種も様々です。
常に新しい知識やスキルを吸収し、様々な問題に対応する必要があります。
モチベーションの高さがあれば、自分の専門領域のみならず、幅広く学び続けることができるでしょう。
(4)高い専門性
JGIAでは、高い専門性を求められます。
実際に募集要項では、以下のように様々な経験・スキルが提示されています。
- プロフェッショナルファームもしくは商社・事業会社における投資業務などの経験
- 商社・事業会社におけるハンズオン経験
- 経営基盤整備
- 事業面での業務改善・経営支援
- PEファンドの投資先支援
- IT導入の経験
- プロジェクトマネジメントの経験
- システム導入業務の経験
募集職種によって求められるスキルは異なりますが、高い専門性が必要です。
JGIAへ転職する際は、入社後に活かせる専門性をアピールし、ライバルに差をつける必要があります。
4.JGIAへの転職成功のポイント
JGIAへの転職は難易度が高いので、転職成功にはポイントを押さえておくことが大切です。
スムーズに転職できるよう、ポイントを解説しますので、チェックしてみてください。
- 企業研究をしておく
- 自分のスキルを再確認する
- 転職エージェントを活用する
(1)企業研究をしておく
JGIAへの転職する際は、企業研究をしておくことが大切です。
面接などの選考対策では、企業の理念や業務内容などを把握しておくか確認するような質問を投げかけられることがあります。
企業研究をしておき理解していることが伝わると、モチベーションの高さのアピールにもなるでしょう。
また、応募先のミスマッチを防ぐためにも、企業研究は重要です。
JGIAへ転職したい方は、あらかじめ情報収集をしておきましょう。
(2)自分のスキルを再確認する
JGIAへ転職する際は、自分のスキルを再確認することが大切です。
自分のスキルを整理できていると、内定を獲得する上で重要な自己アピールができます。
また、自分のスキルを求められるスキルと照らし合わせるのがポイントです。
投資の検討や投資先企業のサポート、戦略策定、ハンズオン支援など幅広い業務を行っています。
そのため、投資業務の知識や経験、ハンズオン支援の経験などが必要です。
また、募集要項でも求めるスキルが明確に定められているので、あらかじめ確認しておきましょう。
JGIAへ転職する際は、求められるスキルを把握した上で、自分のスキルや経験を整理しましょう。
(3)転職エージェントを活用する
JGIAへ転職する際は、転職エージェントを活用することをおすすめします。
転職エージェントを利用すれば、転職ノウハウを持っているアドバイザーからのサポートを受けられるので、有利です。
また、業界に精通したアドバイザーが情報提供してくれるので、自力で情報収集するよりも効率的になります。
とくに、JGIAは外資系投資銀行やコンサルティング会社、投資ファンド、日系金融機関出身者などがメインとなっており、転職難易度が高いです。
転職エージェントを利用し、入念な準備をしておきましょう。
まとめ
JGIAは、「日本の成長に投資する」をコンセプトに、投資家として業務を展開しています。
パートナー企業として、「日本たばこ産業株式会社」と「株式会社博報堂」と提携しており、パートナー企業の経営力も利用しているのも特徴です。
また、投資チームとしてアナリスト・アソシエイトとして活躍する、バリューアップチームにてジェネラリストとして業務を行う、バリューアップチームのDX推進マネジャーとして活躍するなど、それぞれに役割がありキャリアップできる環境となっています。
チームメンバーとしては、外資系投資銀行やコンサルティング会社、投資ファンド、日系金融機関出身者など優秀な人材が揃っており、常に切磋琢磨しながら成長できるでしょう。
ただし、応募資格として高いレベルの経験やスキルを求めており、ライバルも多いため、転職する際は入念な情報収集が必要です。
あらかじめJGIAの情報収集し、求められるスキルや将来のキャリアプランを明確にした上で転職を検討する必要があります。
JGIAの企業研究を行い、入社後の活躍をイメージして、転職を成功させましょう。
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