企業の総合病院を目指す専門家集団『フロンティア・マネジメント』平均年収は
「フロンティア・マネジメントの年収がすごく高いって本当?」
「多くの競合企業の中でフロンティア・マネジメントの年収ってどのレベルにある?」
日本でもキャリアアップのための転職が一般的になっている今、コンサルティング分野で注目を集めているのが『フロンティア・マネジメント』です。
そこでここでは、『フロンティア・マネジメント』の平均年収と合わせて、役職別の年収や企業概要について解説します。
この記事を読めば、『フロンティア・マネジメント』が仕事面だけでなく年収面でも非常に魅力的なコンサルティングファームであることがよくわかることでしょう。
1.フロンティア・マネジメントの年収
まず、フロンティア・マネジメントの平均年収について解説します。
- フロンティア・マネジメントの平均年収
- フロンティア・マネジメントの年齢別平均年収
- フロンティア・マネジメントの役職別平均年収
- 同業界・異業界との平均年収
国内トップクラスの専門家によって構成された経営支援・M&Aアドバイザリー企業ならではの魅力的な平均年収に驚くことでしょう。
(1)フロンティア・マネジメントの平均年収
2021年の有価証券報告書によると、フロンティア・マネジメントの平均年収(賞与含む)は1,233万円(平均年齢38.7歳)、過去5期分の平均年収は1,272万円です。
年度 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
平均年収 | 1,284万円 | 1,398万円 | 1,240万円 | 1,217万円 | 1,233万円 |
ちなみに、国税庁『令和2年分 民間給与実態統計調査』によると民間の平均給与は433万円で、フロンティアマネジメントの年収はこの約2.8倍で、かなりの高収入と言えます。
フロンティア・マネジメントの平均年収が高い理由として、個々に高い専門性が求められていることが挙げられます。
フロンティア・マネジメントは、
- 経営コンサルティング
- M&Aアドバイザリー
- 経営執行支援
- 事業再生
- ポストM&A
- 海外事業(進出)・クロスボーダーM&A
- ガバナンス・リスク・コンプライアンス
のサービスを柔軟に組み合わせてクライアントに提供するアドバイザリー企業です。
そのため、各部門に在籍しているのは法律・金融・会計・税務各分野のプロフェッショナルばかり。
弁護士、公認会計士、税理士、証券アナリスト、M&Aアドバイザーといった分野のトップクラスが高度な専門性を最大限生かして活躍しているため、年収水準も自然と高くなっています。
東洋経済オンラインの『平均年収が高い会社【全国版】』でも、フロンティア・マネジメントは全3230社中17位とかなり上位に入っていることからも、平均年収が国内でもかなり高いことがわかります。
(2)フロンティア・マネジメントの年齢別平均年収
次に、フロンティア・マネジメントの年齢別の平均年収(賞与含む・推定)について紹介します。
年齢 | 想定平均年収 | 月額給与 |
20~24歳 | 757万円 | 58万円 |
25~29歳 | 1,058万円 | 81万円 |
30~34歳 | 1,204万円 | 93万円 |
35~39歳 | 1,286万円 | 99万円 |
40~44歳 | 1,367万円 | 105万円 |
45~49歳 | 1,443万円 | 111万円 |
50~54歳 | 1,522万円 | 117万円 |
55~59歳 | 1,496万円 | 115万円 |
60~64歳 | 1,192万円 | 92万円 |
2021年の年代別の一般的な平均年収は、20代で341万円、30代で437万円、40代で502万円、50代以上が613万円です。
どの世代においてもフロンティア・マネジメントの年収は国内平均の2~3倍とかなり高水準であることがわかります。
(3)フロンティア・マネジメントの役職別平均年収
フロンティア・マネジメントは役職によっても年収が大きく変動します。
役職 | 想定平均年収 |
アソシエイト | 500〜800万円 |
アソシエイトディレクター | 800〜1,000万円 |
ディレクター | 1,200〜1,500万円 |
シニアディレクター | 1,500〜2,000万円 |
シニアディレクターともなればアソシエイトの2~3倍の年収になり、年収も1,500万円を超えるでしょう。
フロンティア・マネジメントでは、年に1度の昇給に加え、月給の約3.6倍の業績賞与が支給されるため、ポジションが上がるほど高い給与となります。
(4)同業界・他業界との比較
フロンティア・マネジメントの平均年収は同業界・他業界と比較してもかなり高いです。
フロンティア・マネジメントの平均年収は2021年度で1,233万円(平均年齢38.7歳)です。
日本の上場企業の平均年収は612万円、全企業の平均年収は432万円程度と考えると2~3倍程度となっており、かなり年収が高いことがわかります。
以下の順で業界内外で年収を比較していきます。
- 同業界の平均年収との比較
- 異業界の平均年収との比較
#1:同業界の平均年収との比較
また、フロンティアマネジメントはコンサルティングという業界に属しておりますが、2020年度の競合企業の平均年収と比べてもフロンティア・マネジメントの給与水準が高いことは数字からも明らかです。
会社名 | 平均年収 |
フロンティア・マネジメント | 1,239万円(平均年齢 38.9歳) |
ドリームインキュベータ | 1,034万円(平均年齢 35.1歳) |
ペイカレントコンサルティング | 1,031万円(平均年齢 32.6歳) |
(出典:ダイヤモンド https://diamond.jp/articles/-/264731)
専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)の平均年収が575万円であることと比較しても、フロンティア・マネジメントはかなり高い年収となっています。
#2:異業界の平均年収との比較
次に、異業界の平均年収と比較してみましょう。
業界 | 平均年収(男女平均) ※2021年度 |
フロンティア・マネジメント | 1,239万円 |
金融 | 455万円 |
メーカー | 455万円 |
総合商社 | 434万円 |
IT/通信 | 433万円 |
建設/プラント/不動産 | 416万円 |
メディカル | 410万円 |
インターネット/広告/メディア | 405万円 |
サービス | 367万円 |
フロンティア・マネジメントの平均年収は、異業界と比べても3倍以上の高水準であることがわかります。
(5)フロンティア・マネジメントの学歴別初任給
フロンティア・マネジメントの学歴別初任給を解説します。
学歴 | 国内平均初任給 | フロンティア・マネジメント |
大学卒 | 226,000円/月 | 366,667円/月 |
大学院修了 | 256,000円/月 |
フロンティア・マネジメントは、大学卒・大学院修了どちらも同じです。
ちなみに採用実績のある国内大学として、
大学 | 東京大学、東京工業大学、京都大学など |
大学院 | 東京大学、一橋大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、法政大学、立命館大学、早稲田大学、京都大学、 関西大学など |
優秀な大学・大学院を卒業した人が多く勤務しています。
ただし、中途採用者の初任給・年収に関してはこの限りではありません。
フロンティア・マネジメントの中途採用者の年収は前職の給与水準を参考に決定されます。
フロンティア・マネジメントが即戦力として求めるスキルや経験や実績やキャリアをお持ちの方であれば、すぐに活躍できるだけでなく、かなり高い年収・昇進が期待できることでしょう。
2.右肩上がりの注目企業!フロンティア・マネジメントの企業概要
(画像出典:https://www.frontier-mgmt.com/)
ここまでフロンティア・マネジメントの年収について紹介してきましたが、ここでは、そもそもフロンティア・マネジメントとはどんな企業なのでしょうか。
ここでは、フロンティア・マネジメントについて、どんな企業なのかを解説していきます。
- フロンティア・マネジメントとは
- フロンティア・マネジメント社員数
フロンティア・マネジメントが、転職先として有望な企業であることがお分かりいただけるはずです。
(1)フロンティア・マネジメントとは
フロンティア・マネジメント株式会社は、専門家によって構成された経営支援・M&Aアドバイザリー企業です。
カネボウなどの大きな事業再生案件を手がけた産業再生機構の出身者(大西氏、松岡氏)らが2007年に設立して以来、「経営コンサルティング」「M&A」「事業再生」の3つのサービスを提供する総合ソリューション型のコンサルティングファームとして次々に案件を手掛け、着実に実績を増やしています。
フロンティア・マネジメントは、「クライアントの利益への貢献」・「ステークホルダーの利益への貢献」・「社会への貢献」の3つの経営理念のもと、
- 経営コンサルティング
- M&Aアドバイザリー
- 経営執行支援
- 事業再生
- ポストM&A
- 海外事業(進出)・クロスボーダーM&A
- カバナンス・リスク・コンプライアンス
のサービスを行っています。
公認会計士や弁護士など法律・会計税務・金融すべての専門家が集結しているため、高品質でスピーディーな総合的なソリューションの提案が可能となり、複雑化した課題を解決することが可能であるのが最大のストロングポイントです。
また、フロンティア・マネジメントは年収ランキングでも上位に入る魅力的な企業でもあります。
さらに、手掛けるのは国内の案件だけではありません。
上海・シンガポールにも海外拠点を置き、国内企業の海外進出支援サービスや国内企業や海外日系企業向けの海外事業支援サービスも展開するなどグローバルなビジネスを行っています。
企業名 | フロンティア・マネジメント株式会社 |
代表者 | 代表取締役 大西 正一郎 代表取締役 松岡 真宏 |
設立年度 | 2007年1月 |
所在地 | 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41F |
公式HP | https://www.frontier-mgmt.com/ |
(2)フロンティア・マネジメント社員数
フロンティア・マネジメントの従業員数は2021年度で256名です。
事業規模・売上高と従業員数を比較すると、少数精鋭のプロフェッショナル集団であることがわかりますね。
年度 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
平均年収 | 141人 | 164人 | 177人 | 226人 | 256人 |
コロナ禍で従業員数を減らす企業・採用人数を減らす企業も多い中、フロンティア・マネジメントはわずか5年で1.8倍に従業員数を増やして規模を拡大しています。
特に積極的に採用しているのが、即戦力となる中途採用者です。
実際、公認会計士の資格を持つ監査法人出身者、M&Aなどを手掛けた経験のある大手銀行マンなど、それぞれの分野で経験・実績が豊富な優秀な人材がフロンティア・マネジメントで活躍しています。
(3)フロンティア・マネジメントの業績
最後に、フロンティア・マネジメントの業績についてみてみましょう。
フロンティア・マネジメントの2021年度の売上高は57億4100万円、経常利益は5億1400万円です。
年度 | 売上高(百万円) | 経常利益(百万円) |
2017年12月期 | 3,880 | 254 |
2018年12月期 | 4,690 | 676 |
2019年12月期 | 4,771 | 678 |
2020年12月期 | 5,192 | 575 |
2021年12月期 | 5,741 | 514 |
(出典:フロンティア・マネジメント2021年12月期有価証券報告書)
※スマホで閲覧の場合、以下の表は横にスクロールできます。
コロナ禍で売上や経常利益を減らす企業が多い中、上記の数字からフロンティア・マネジメントは着実に利益を上げている優良コンサルティング会社であることがわかります。
それをもたらしているのは、幅広く的確なビジネスソリューションを提案している各分野の専門知識やノウハウ、経験を持つプロフェッショナル達。
フロンティア・マネジメントは、少数精鋭のスペシャリストにより、国内でトップクラス・不動の地位を築いているといっても過言ではありません。
優秀な人材確保は中長期的に見ると企業の事業拡大・組織拡大の欠かせない要素の1つ。
その点からみても、着実に事業拡大と基盤固めを並行して行っているフロンティア・マネジメントは今後もコンスタントな発展が見込まれるコンサルティングファームであることは明らかです。
まとめ
フロンティア・マネジメントの平均年収や企業概要を様々な角度から紹介しました。
フロンティア・マネジメントは実力主義・成果主義で、競合企業と比べても年収が高い魅力的な企業です。
少数精鋭による高い専門性・総合力で着実に事業規模を広げており将来性も抜群。
シニア層・中堅層が薄いという転職者の口コミもあるため、腕に自信のあるシニア・中堅の方が中途入社すれば気兼ねなく存分に活躍できる場があるのも魅力です。
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