コンサルからの転職先おすすめは?おさえておきたいポイントも解説!

「コンサルからの転職を考えているが、おすすめの転職先が分からない」
「コンサルの転職先について詳しく知りたい」

現在コンサル企業で勤務していて、転職を考えているけれど、どこに転職をすると良いのか分からないという悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?

実は、コンサルティングファームでの勤務経験者、ポストコンサルは、転職市場での価値が非常に高く、転職先を選べる立場と言えます。

転職先によってどのようなスキルを活かしてどのような業務を担当するかが変わってきますので、それについて詳しくご紹介します。

是非、ポストコンサルの転職活動に活かしてください。

目次

1.ポストコンサルの転職先例

person walking holding brown leather bag

ポストコンサルの転職先として、主なものを5つ、ご紹介します。

1.事業会社

2.外資系企業

3.ベンチャー企業

4.投資銀行・PEファンド

5.他コンサル企業

ポストコンサルと言えども書類選考や面接は規定通り実施されますので、志望動機や自分の培ったスキルなどをしっかりと伝えられるよう、対策して臨みましょう。

(1)事業会社

City, Street, Architecture, Business, Skyscrapers

まずは、事業会社です。

事業会社とは、営利を目的として経済活動をする会社になりますので、一般の民間企業と思って頂くと良いでしょう。

自動車、商社、メーカーなど、その業種は様々で、コンサル時代のクライアントに声をかけられるなどがキッカケで転職を決めた人もいるようです。

事業会社におけるポストコンサルへの期待は高く、主に経営・管理部門に配属され、社内コンサルや新規市場開発を担当します。

激務であることが多いコンサルティングファームから事業会社への転職は、ライフワークバランスが取れるようになったと喜びの声が聞かれる一方、ハードな職場から穏やかな社風の事業会社に移ると、やりがいに疑問を感じてしまう人もいるようです。

主な事業会社

トヨタ自動車
任天堂
全日本空輸(ANA)

(2)外資系企業

Architecture, Buildings, City, Skyscrapers

外資系コンサルティングファーム出身のコンサルの転職先として人気なのが、外資系企業です。

マーケティングや経営のポジションでの募集が多く、日系企業と比べて中途採用の基盤が整えられている傾向があります。

外資系企業の特徴として、実績次第で高い給与が支給される点や、現在のポジションと変わらない報酬で転職可能な企業が多く、即戦力になる専門性と実績があると判断されれば、スムーズにキャリアチェンジ出来る可能性が高いです。

主な外資系企業

Google
Amazon
Apple

(3)ベンチャー企業

person standing near the stairs

コンサル業界からの転職先で続いてのおすすめは、ベンチャー企業です。

ベンチャー企業とは、革新的なアイデア・技術等をもとに、新しいサービスやビジネスを提供する、成長過程にある企業のことを指します。

ポストコンサルは、その経験を活かし、年功序列ではなく、若いうちから会社の経営・運営や、新規事業開拓を担当するポジションに就くことが多いです。

その期待値の高さから、中・小規模の企業はもちろん、メガベンチャーへの採用事例も見られます。

主なベンチャー企業

ジャフコ株式会社
日本ベンチャーキャピタル株式会社
インキュベイトファンド

(4)投資銀行・PEファンド

people doing office works

投資銀行やPEファンドも、ポストコンサルの転職先としておすすめです。

財務系コンサル経験者の転職事例が多く、投資先企業のコンサルやマネジメントを行い、企業価値を高めたり、M&A支援を行ったりする部署への引き合いが多く見られます。

コンサルティングファーム勤務時代よりクライアント先へより深く入り込むことが出来る上、プロジェクトの期間中だけでなく、長期間に渡って経営に携われることが人気の秘密です。

以前よりも年収が上がることも少なくありません。

主な投資銀行

ゴールドマン・サックス
モルガン・スタンレー
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ

主なPEファンド

アドバンテッジパートナーズ
アポログローバルマネジメント
インテグラル

(5)他コンサル企業

people sitting down near table with assorted laptop computers

コンサル企業は1つだけではありませんので、前職での経験を活かし、より高いポジションで、他コンサル企業に転職するポストコンサルもいます。

前職同様の規模のファームに移る人もいますし、総合系のファームから、より専門性を求めてIT系や財務系など、特化系ファームに移る人、立ち上げたばかりでこれから会社を作り上げていくという新興系ファームに移る人など、コンサル本人の意向により、転職先は様々です。

他コンサル企業への転職は、既に培ったコンサルとしての能力を最大限発揮し、ワークライフバランスを整えるのに良い選択と言えます。

主なコンサル企業

マッキンゼー・アンド・カンパニー
ベイン・アンド・カンパニー
ボストン・コンサルティング・グループ

2.ポストコンサルの転職において押さえておきたいポイント

assorted pens on white surface

ポストコンサルからの転職先について大体の方向性が決まってきたら、企業の絞り込みと実際の転職活動となりますが、その前に、ポストコンサルの転職において、押さえておきたいポイントを2つご紹介します。

1.ポストコンサルは転職市場で価値が高い

2.収入は低くなることが多い

特に収入に関しては、具体的にどれくらいの水準なのかを確認することがおすすめです。

(1)ポストコンサルは転職市場で価値が高い

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ポストコンサルは、転職市場で価値が高いため、転職活動がしやすい立場です。

コンサル出身者は、これまでの実務を通して、課題発見力・解決戦略の提案・実行力などが評価される傾向があります。

また、コンサルは役職により担当する業務が違いますが、入社から3年目前後の役職であるアソシエイトでさえも、クライアント企業の課題発見のための情報収集のためのインタビューなどで、大企業の上層部と対話する機会が多く、若くして経営者側の視点を身についていることが、転職先の企業にとって大きなメリットです。

ただし、これらの能力を持っていると、転職で有利に働くということは言えますが、100%希望の企業に転職出来るかと言われれば、そうではありません。

転職後は、作成した戦略案を実行に移す能力や、周りの人とのコミュニケーション能力が結果を出すのに必要となりますので、選考では合わせてそれらの能力の有無をチェックされます。

(2)収入は低くなることが多い

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ポストコンサルの転職において、もう1つ押さえておきたいポイントとは、収入が低くなることが多いという点です。

一般的に、コンサル業界は、他業界と比べて、給与水準が高いため、転職する場合には、基本的に収入は低くなるという認識を持つ必要があります。

特に、現在Big4など大手コンサルティングファームに勤めている人は、覚悟が必要です。

ただし、プロジェクト期間中は激務になりがちなコンサルティングファーム勤務よりも、そこそこの年収でライフワークバランスの取れた人生を送りたいと望むポストコンサルも多く、転職後の収入について、転職先に確認を取り、自分や家族が納得するものであれば、転職を実行に移しても良いでしょう。

まとめ

two people shaking hands

転職先についてどこが良いのか分からないというポストコンサルに向けて、おすすめの転職先を代表企業と共にご紹介しました。

ポストコンサルの転職市場での価値は高く、その能力や専門領域により、ある程度は希望する企業への転職は叶うものと言えます。

前職の経験により変わってきますが、基本的にはポジションが前職よりも下がることは無いと考えて良いでしょう。

転職をしたことにより、収入が下がるなどのデメリットも予想されるため、それらのポイントを踏まえた上で、自身の希望する転職を行えるよう、是非参考にしてみてください。

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