ベンチャーのコンサルファームの特徴とは?代表的な企業を紹介!
「ベンチャーのコンサルファームに転職を希望しているが、知識が無い」
「ベンチャーのコンサルファームの特徴が知りたい」
転職を考えるときに、ベンチャーのコンサルファームが気になる、という人も多いですが、実際にベンチャーのコンサルファームについて豊富な知識を持っているという人は少ないようです。
実は、ベンチャーのコンサルファームには、大手コンサルファームと違う特徴やメリットがたくさんあります。
この記事で、ベンチャーのコンサルファームの特徴から、主なベンチャーのコンサルファーム、ベンチャーのコンサルファームに転職するメリットを見ていきましょう。
ベンチャーのコンサルファームについて、特徴を掴むことが出来ますよ。
1.ベンチャーのコンサルファームとは
ベンチャーのコンサルファームの特徴を2つご紹介します。
2.メンバーが若い
どちらも、大手コンサルファームとは一線を画す特徴です。
(1)少数精鋭のファーム
ベンチャーとは、新しいアイディアを元にして、新しいサービスやビジネスを提供する創業間もない企業に対しての呼び名ですが、その規模は少数であることが多く、高い能力を持った1人1人が集まって出来た、少数精鋭であることがほとんどです。
ベンチャーのコンサルファームに至っても例外ではなく、経営陣やメンバーを含めて少数であり、社員数が10人前後のファームも珍しくありません。
転職先にベンチャーのコンサルファームを選ぶ場合、新卒や第二新卒以外の、ポストコンサルの場合は即戦力、業界未経験の場合でも、社会人としての経験値が求められ、少数精鋭の一因となることが期待されます。
(2)メンバーが若い
ベンチャー企業は、今までに無い革新的なサービスを提供する性質から、メンバーが若めの傾向であることが特徴として挙げられます。
30代前半の経営陣や、20代が代表を務めている企業も珍しくありません。
長く続く一般的な事業会社に比べて、独特な雰囲気を感じることもあるでしょう。
前職がベンチャー企業以外だった場合、入社後にうまく馴染めず、ミスが生じてしまう可能性もあります。
ベンチャーのコンサルファームへの転職を希望する場合、転職先の社風をチェックしておくと安心です。
2.主なベンチャーのコンサルファーム
主なベンチャーのコンサルファームを6社ご紹介します。
それぞれの基本情報や特徴を見ていきましょう。
(1)株式会社シグマクシス
社名 | 株式会社シグマクシス |
住所 | 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス9F |
設立日 | 2008年5月9日 |
資本金 | 46億26百万円※2021年10月1日現在 |
上場証券取引所 | 東証一部(証券コード6088) |
業務内容 | グループ会社の支援 経営管理 |
シグマクシスは日系企業に多い稼働時間による報酬体系ではなく、成果報酬型の給与体系であることが特徴のベンチャーのコンサル企業です。
その報酬体系により必ずクライアントの課題を解決するという姿勢が 多くの人々に評価されています。
(2)株式会社ベイカレント・コンサルティング
社名 | 株式会社ベイカレント・コンサルティング |
住所 | 東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー9階 |
設立日 | 1998年3月25日 |
資本金 | 282百万円 |
上場証券取引所 | 東証一部(証券コード65320) |
業務内容 | 全社戦略/事業戦略 M&A/JV構築/アライアンス ターンアラウンド イノベーション/新規事業立ち上げ/ 海外進出 グローバル・リソース活用 グローバル・ガバナンスの設計 インバウンド需要の取り込みに向けた変革 マーケティング戦略 営業戦略 ビジネス・デューデリジェンス |
ベイカレントコンサルティングの特徴はアナリストからパートナーまで全ての人が 同じ部署に所属する「ワンプール制」を実施しているところです。
ワンプール制により、ベイカレント・コンサルティング所属のコンサルタントは、様々な業界の様々な業務を幅広くこなすことができますので 経験を蓄積したり、コンサルタント自身の得意を発見したりするのに、最適な企業であると言えます。
(3)スカイライトコンサルティング株式会社
社名 | スカイライトコンサルティング株式会社 |
住所 | 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー(12F) |
設立日 | 2000年3月10日 |
資本金 | 182,000,000円 |
上場証券取引所 | 未上場 |
業務内容 | ビジネスコンサルティング ベンチャー投資・育成 スポーツビジネス グローバルビジネス |
スカイライトコンサルティングは、「クライアントが自らの力で成功を掴み取る過程をプロジェクトチームの一員として支援する」この徹底した顧客主義を理念に掲げ、それに賛同した、コンサルタントが組織として集っているファームです。
同僚やクライアントと共に「協働」の意識を持つ人が、スカイライトコンサルティングの社風に合う人と言えるでしょう。
(4)株式会社リブ・コンサルティング
社名 | 株式会社リブ・コンサルティング |
住所 | 東京都千代田区大手町1丁目5-1 大手ファーストスクエアウエストタワー19階/20階 |
設立日 | 2012年7月 |
資本金 | 非公開 |
上場証券取引所 | 未上場 |
業務内容 | 総合経営コンサルティング業務 企業経営に関する教育・研修プログラムの企画・運営 |
リブコンサルティングは中堅もしくはベンチャー企業向けのコンサル会社であり、職場の士気も高くコンサルタントとして働くことで、自己成長もできているという声も聞かれるベンチャー企業です。
事業会社とコンサルティング会社、両方の面を持った企業であるため、売上を上げる現在価値を事業が得意で、現在価値を高めるのが得意な人材が働きやすい環境を持っています。
(5)株式会社パワーソリューションズ
社名 | 株式会社パワーソリューションズ |
住所 | 東京都千代田区九段北1-13-5 ヒューリック九段ビル |
設立日 | 2002年1月7日 |
資本金 | 377,391,700円※2020年12月末時点 |
上場証券取引所 | 東証マザーズ(証券コード4450) |
業務内容 | システムインテグレーション アウトソーシング RPA関連サービス |
パワーソリューションズは、資産運用に特化し、業務改善・効率化・最適化を実現するための、IT を駆使した顧客支援を行っています。
社長自身がやったぶんの評価が欲しいということで立ち上げた会社であるため分かりやすい評価提携満足し、才能を存分に発揮しているコンサルタントが多い職場です。
(6)ユニヴィスグループ
商号 | ユニヴィスグループ |
設立日 | 2014年 |
事業概要 | 経営支援・会計コンサルティング M&A仲介・アドバイザリー 税務申告、税務コンサルティング |
ユニヴィスグループは、2014年設立で起業10年未満の成長期にあるベンチャーコンサルティングファームです。
コンサルティング業務として、会計分野に強みを持っており、またそれ以外にもM&A仲介や事業投資支援など様々なサービスも展開しております。
また、グループ内には公認会計士や税理士、弁護士なども所属しており、法務面の観点からも手厚いサービスを提供することができます。
ユニヴィスグループであれば、若手のうちからコンサルタントとして活躍でき、能力を高められるでしょう。
3.ベンチャーのコンサルファームに転職するメリット
最後に、ベンチャーのコンサルファームに転職する3つのメリットです。
若いうちからこれらのことを経験出来るのは、ベンチャーのコンサルファームならではと言えるでしょう。
(1)運営側として働くことができる
ベンチャーのコンサルファームは、運営側として働ける、というメリットがあります。
企業を立ち上げてまだ成長期にあるベンチャーのコンサルファームは、少数精鋭のメンバーで事業を行っているところが多いです。
メンバーが少ないことで1人1人の発信力が大きくなるため、会社と運営する立場として発言できたり、経営陣の一角として働くことができます。
(2)自身のスキルアップに繋がる
ベンチャーのコンサルファームに転職して仕事をすることで、自身のスキルアップに繋がるということも、メリットに挙げられます。
前職では、決められた領域の1つの仕事だけをやってきたという人もいるかと思いますが、ベンチャーのコンサルファームはメンバーが少ないため、通常のコンサル業務に加えて、クライアント獲得のための営業や、企業運営等、様々な業務に携わらなければならないことも多いです。
転職することでこれらの経験を積めますので、さらなるキャリアへの挑戦や、独立のための道が開けます。
(3)会社の成長を実感できる
ベンチャーのコンサル企業は、会社の成長を実感できるというメリットがあります。
ベンチャーは中・小規模な組織であることが多いため、自身の営業や運営、業務の結果として、会社の業績や規模が大きくなったことが実感しやすいです。
そのため、仕事に対するやりがいを感じやすく、仕事へのモチベーションアップにも繋がります。
まとめ
ベンチャーのコンサルファームの特徴とそのメリット、主なベンチャーのコンサルファームをご紹介しました。
大手コンサルファームに比べ、ベンチャーのコンサルファームには、特有のメリットがあります。
ベンチャーのコンサルファームへの転職を考えている人は、どのような企業が自分に合っているのかを情報収集し、行動に移すと良いですね。
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