中国・四国エリアのM&A・事業承継に強い『クレジオ・パートナーズ』の待遇と転職動向

「中国・四国密着のクレジオ・パートナーズってどんな会社?」
「クレジオ・パートナーズの年収や待遇はどうなっているの?」

クレジオ・パートナーズは、地方で深刻な後継者問題等を抱える中小企業をM&A・事業承継でサポートする地域密着型のM&A仲介会社として有名です。

創業5年目のクレジオ・パートナーズは「地域への貢献(Cpntribution to REGIO)」を掲げ、中国・四国エリアの企業が次のステージに進む際の最高のパートナーとしてすでに多くの実績を上げています。

そこでここでは、地域の可能性を引き出すコンサルティングを行うクレジオ・パートナーズについて、概略とあわせて気になる年収や待遇、転職動向を解説します。

悩める経営者に寄り添い、枠に捕らわれず最善の提案を行う地域密着型のM&A仲介企業を目指す人はぜひご覧ください。

1.クレジオ・パートナーズの概要

まず、クレジオ・パートナーズがどんなコンサルティング会社なのか詳しく説明していきます。

クレジオ・パートナーズの概要

  1. クレジオ・パートナーズの歴史
  2. クレジオ・パートナーズの特長・事業内容

創業からわずか数年で地元企業の多くから信頼されるコンサルティング会社となったクレジオ・パートナーズの魅力がよくわかることでしょう。

次に1つずつ解説していきます。

(1)クレジオ・パートナーズの歴史

クレジオ・パートナーズは、中国・四国地域を中心にM&A・事業承継コンサルティングサービスを提供しているコンサルティング会社(本拠地:広島)です。

「CREGIO」=「Contribution to REGIO(地域への貢献)」の社名からわかるように、急激に衰退が進みつつある地方の現実を見た東京大手コンサルティング会社出身の二人のコンサルタントの「地域企業に貢献したい」という熱い想いから創業した会社です。

M&A・事業承継ニーズは日本でも年々増加していますが、特に後継者不在率が全国と比較して高いのが中国地方であり、黒字企業でありながらも後継者がいないために廃業せざるを得ない中小企業も少なくありません。

そこで、クレジオ・パートナーズは地域の経営者や金融機関、士業等の様々なステークホルダーと連携し、M&A・親族内承継・従業員承継(MBO)など多角的なアプローチで企業の可能性を引き出すコンサルティングを行っています。

その誠実な姿勢が評価され、創業は2018年とまだ歴史は浅いものの現在までに手掛けた案件はすでにM&A110件以上、事業承継70件以上など合わせて213件に上り、クライアントからの新規相談は年間300件を超えるなど既に中国・四国エリアを代表するM&A・コンサルティング会社として高い信頼を築いています。

2021年11月には中国5県の各事業承継・引継ぎ支援センターの登録民間支援機関となり、M&A・事業承継に関心のある経営者向けの相談対応をさらに強化、当該エリアのM&A・事業承継問題に関する中心的存在として認知されています。

また、同年5月に東海地区のM&A先駆者である名南M&Aと業務提携を実施するなど組織・エリアの枠組みを超えた連携にも積極的です。

2022年には元金融庁監督局地域金融企画室長の日下智晴氏が監査役に就任し、取締役会を設置して経営体制を強化しています。

会社名クレジオ・パートナーズ株式会社
本社所在地広島県広島市中区紙屋町1-1-17
広島ミッドタウンビル3階
代表者代表取締役 李志翔
設立2018年4月
業務内容
  • M&Aアドバイザリーサービス
  • 事業承継アドバイザリーサービス
  • 資本政策、企業再編のアドバイザリーサービス
従業員数21人(グループ総人員36名)
資本金5,000万円
ホームページhttps://cregio.jp/
沿革2018年 創設
2021年5月 名南M&A(名古屋市中村区、篠田康人社長)と業務提携
2021年11月 中国5県の各事業承継・引継ぎ支援センターの登録民間支援機関
2022年 取締役会設立

本拠地の広島に加え、東京・山陰・福岡オフィスを展開しています。

(2)クレジオ・パートナーズの特長・事業内容

クレジオ・パートナーズは、M&Aアドバイザリー・事業承継アドバイザリーを中心に、地方の中小・中堅・上場企業からスタートアップまで、幅広い企業に地域密着・顧客密着型のサービスを提供しているコンサルティング会社です。

経営者の高齢化・後継者不足などの問題は地方に行けば行くほど深刻であり、さらにDX・国際化など企業を取り巻く環境は急激に変化しています。

そんな中で、問題を抱えるクライアント企業に豊富な選択肢を提示できるよう、クレジオ・パートナーズは独自のネットワークを活用して地域企業・地域経済・地域社会の活性化をサポートしているのが大きな特長です。

設立して5年目とまだ歴史は浅いながら、既に様々な業界で豊富な実績を残しています。

コンサルティング内容
M&A-金銭対価
  • 上場企業への第三者割当増資、資本業務提携(医療機器製造・譲渡側)
  • 上場企業子会社への事業譲渡(介護用品レンタル・譲渡側)
  • 3事業の一括譲渡(樹脂メーカー・譲渡側)など
M&A-株式対価
  • 非上場企業同士の経営統合。共同株式移転によりHD設立。(キャンピングカー製造販売・仲介)
  • 上場企業による100%株式取得。売手インセンティブとしてストックオプションを活用。(機械製造業・取得側)
  • 上場企業子会社と非上場企業の吸収分割による合弁会社化(農業・譲渡側) など
MBO
  • 社員後継者によるMBO。相続人からの株式買取り。(プラント製造)
  • 社員後継者によるMBO。分割型分割によりオーナー家資産を新設会社へ移転。(建設)
  • 社員後継者によるMBO。外部ファンドを活用。(化粧品小売)など
上場企業グループの企業再編
  • ホールディングス経営への移行。新設分割。(ESCO事業)
  • 事業譲渡と特別清算による子会社再建。(医療コンサル)
  • 上場企業オーナー家の資産管理会社のLBOスキーム(建材製造業)など
親族承継・資本政策
  • 事業承継税制の適用(不動産業)
  • 株式交換による資本関係の整理(小売業)
  • DESによる財務改善(金融業)など
企業価値評価
  • 少数株主による株式買取価格決定請求事件での企業価値評価(製造業)
  • 上場企業TOBのための企業価値評価(IT)

クレジオ・パートナーズが提供する多様なサービスの中でも特に事業承継問題に強く、M&Aに限らず親族内・従業員承継(MBO)なども含めて将来を見据えた豊富な提案力に地域経営者から高い評価を得ています。

経営者の相談から資金調達・実行サポートまで一気通貫で行い、「活力のある地域経済の創生」を目指して経営者に伴走するだけでなく、M&A後も丁寧なフォローを行えるのは地域に根差しているクレジオ・パートナーズだからこそできるサービスといえるでしょう。

2.クレジオ・パートナーズの待遇

次に、クレジオ・パートナーズの気になる待遇について見てみましょう。

クレジオ・パートナーズの待遇

  1. クレジオ・パートナーズの平均年収
  2. クレジオ・パートナーズの社風・社内環境・福利厚生

クレジオ・パートナーズは年収・待遇面でも高評価を受けているコンサルティング会社です。

次に1つずつ詳しく解説します。

(1)クレジオ・パートナーズの平均年収

クレジオ・パートナーズの平均年収は1,000万円(推定)です。

高年収で知られるM&A・コンサルティング業界ですが、やはり都市圏に比べて地方のコンサルティング会社の平均年収は控えめになる傾向にある中、地方に特化したM&A・コンサルティング会社でこの年収はかなり高水準といえます。

日本の平均年収(441万円)や2021年度日本の上場企業(3,213社)の平均年収(605万円)、クレジオ・パートナーズと同じコンサルティングファーム・専門事務所・監査法人の平均年収575万円と比較しても、クレジオ・パートナーズの年収は高いです。

さらに、上記年収とは別に契約受注ごとのインセンティブもあります

クレジオ・パートナーズは地方に特化していることで地元からの信頼も厚く、事業承継の問題を抱える企業が多いという背景から常に数多くの案件を手掛けることができるため、インセンティブよって更なる高年収を得ることは難しくありません。

地域社会に貢献しながら高年収を得られる理想的な会社といえるでしょう。

(2)クレジオ・パートナーズの社風・社内環境・福利厚生

クレジオ・パートナーズは創業5年目という若い会社であることもあり、社員の年齢も若くて自由で活気のある雰囲気の会社です。

M&Aと事業承継を通じて地域企業の成長と永続を支援したいという熱い志を抱き、互いに切磋琢磨し情報交換をするなど熱心で優秀なメンバーが揃っているため、コンサルタントとしての成長機会も多いことでしょう。

また、待遇も充実しており、退職金・定年制(60歳)・再雇用制有り(65歳)、社会保険(雇用保険・労災保険・厚生年金・健康保険)完備、通勤手当・休日出勤手当・子供手当など安心して働ける制度が整っています

3.クレジオ・パートナーズの転職動向

次に、クレジオ・パートナーズの転職動向について解説します。

クレジオ・パートナーズの転職動向

  1. クレジオ・パートナーズの転職状況
  2. クレジオ・パートナーズの転職情報
  3. 業界未経験からでも可能か

次に1つずつ解説していきます。

(1)クレジオ・パートナーズの転職状況

クレジオ・パートナーズの転職難易度は、比較的高めです。

これまで中途採用されたメンバーは金融機関・国家公務員(経済産業局)・コンサルティング会社・事業会社出身など高度な専門性・立場を経験した人が多く、公認会計士・税理士・宅地建物取引士・M&Aシニアエキスパート・事業承継M&Aエキスパート・賃貸不動産経営管理士・貸金業務取扱主任者など難易度の高い資格を保有している人も多いです。

現在は21名と小規模なコンサルティング会社ではありますが、一騎当千・少数精鋭のメンバーが活躍することで短期間で中国・四国エリアのトップクラスのコンサルティング会社となったといっても過言ではないでしょう。

また、平均年収376万円という中国・四国エリアでクレジオ・パートナーズは倍以上と高水準であるため、同エリアのエリート層から人気が集中して転職難易度も高くなっています。

しかし、クレジオ・パートナーズではM&A・事業承継案件の相談の急増や事業拡張に伴う体制強化のため、優秀な人材の獲得を積極的に進めているので、M&A等を通じて地域社会に貢献したいという熱い想いを抱く人はぜひチャレンジしてみましょう。

(2)クレジオ・パートナーズの転職情報

クレジオ・パートナーズでは、現在2つの職種で中途採用を募集しています。

職種仕事内容
M&Aコンサルタント個別相談、契約締結、候補先選定、トップ面談、デューデリジェンス、利害関係者への説明、最終条件交渉、最終契約の締結、クロージングなど
事業承継コンサルタント現状分析・初期提案(株価試算含む)→詳細対策の立案(株式贈与や不採算企業の合併など)→対策実行(書類作成、利害関係者への説明など)

クレジオ・パートナーズのコンサルタントには資格・経験がなくても問題はありませんが、即戦力として求められる中途採用者は会計事務所・金融機関・法人営業・公認会計士や税理士の受験経験者など関連業務の経験・スキル・資格があると有利となります。

中国・四国エリアの企業を支援し新しい可能性を引き出すM&Aやコンサルティングに興味がある人はぜひ応募しましょう。

(3)業界未経験からでも可能か

クレジオ・パートナーズへの転職はM&Aや事業承継未経験・コンサル業界未経験でも可能です。

地方企業のM&A・事業承継という企業の根幹部分に関わるため、クレジオ・パートナーズのコンサルタントには当事者である経営者やステークホルダーの心理的にデリケートな部分のサポートも求められます。

そのため、経営者等に寄り添った提案・コンサルティングができる人柄であるかを非常に重視して採用を行う傾向があります。

高いスキルや実績があっても人の心に寄り添えない人はクレジオ・パートナーズが求める人材とは言えず、会社の想いと違う方向性であると判断されて不採用となったケースもあります。

クレジオ・パートナーズで重視されるのは、M&A・事業承継への興味や地域社会に貢献したいという熱い想い、そして高いコミュニケーション能力です。

これらを持っているならぜひクレジオ・パートナーズに挑戦しましょう。

まとめ

中国・四国地方を拠点に、地方発の一流資本コンサルティングファームを目指すクレジオ・パートナーズは、「CREGIO=Contribution to REGIO(地域への貢献)」を掲げ、その名に恥じぬ誠実なコンサルティング手法により設立以降順調に顧客を拡大している勢いのあるコンサルティング会社です。

経営者の高齢化・後継者不在率の高まりや、中小・ベンチャー企業の成長戦略としてのM&A・事業承継の活用といった社会的な背景もあり、今後もますます業績を伸ばしていくことでしょう。

中国・四国の活性化や地域社会の底力を引き出すコンサルティングに興味がある人はぜひクレジオ・パートナーズの中途採用に応募しましょう。

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