【領域別】M&A会社ランキング!大手のM&A関連企業に転職するメリットとは
「M&A業界に興味があるが、どんな企業があるかイマイチ分からない」
「そもそもM&A業界にはどんな業種や領域があるのか比較して知りたい」
「転職希望先が決められない。M&A業界の大手ランキングを一覧で見たい」
M&A業界には様々な企業がありますが、意識して探さなければランキングに触れる機会は少ないですよね。
しかし、転職を希望する場合は、求人の条件だけでなく、会社自体の価値を見極めることも大切です。
今回は、領域別にM&A会社ランキングと、大手M&A会社に転職するメリットを解説します。
M&A業界に興味があるが、転職先企業が決められない方の参考になるでしょう!
また、M&A仲介やFASの転職事情や転職のコツなどより詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
1.領域別|M&A会社ランキング
領域別のM&A会社ランキングを紹介します。
- M&A仲介
- FAS
- M&Aアドバイザリー
M&A業界で大手の企業を知り、転職先を決める参考にしてください。
1つずつ説明していきます。
(1)M&A仲介
M&A仲介とは、買い手と売り手企業の間に立ち、M&Aの支援をする企業です。
双方の立場からM&A全体のマネジメントに関わることから、手続全体を見通しながらダイナミックに進めていくことができるのが魅力の1つです。
有名なM&A仲介会社は、以下の4つです。
- 日本M&Aセンターホールディングス
- M&Aキャピタルパートナーズ
- M&A総合研究所
1社ずつ説明していきます。
#1:日本M&Aセンターホールディングス
日本M&Aセンターホールディングスは、1994年に設立された、公認会計士・税理士が立ち上げた会社です。
2021年3月末には従業員数810名、東証1部に上場しています。
時価総額は1兆円を超えており、日本でも有数のM&A仲介会社です。
中小企業のM&A案件を中心に取り扱い、そのほか会計事務所が運営しているM&A企業の組織の運営も行っています。
また、全国の金融機関・会計事務所・士業事務所とのネットワークを駆使した豊富な情報量による強力なサポート体制に定評があります。
#2:M&Aキャピタルパートナーズ
M&Aキャピタルパートナーズは、2005年に設立されたM&A仲介会社です。
従業員数は199名で、東証1部に上場しています。
2021年の11月時点での時価総額は1826億円であり、日本でも三本指に入るM&A仲介会社です。
着手金無料で、専門コンサルタントによる専任制を取っていて、中小企業の支持を受けているM&A仲介と言えます。
売り手と買い手の双方について1人でサポートを行い、最終契約まで一貫性をもってやり遂げる点を高く評価されています。
#3:M&A総合研究所
M&A総合研究所は、2018年10月に設立された比較的新しいM&A仲介会社です。
従業員数は56名と少数精鋭型で、設立1年目で1億円を超える利益を上げました。
Web集客に力を入れており、日本最大級のM&A関連のメディア作成事業にも力を入れており、Webマーケティングにも強い企業と言えるでしょう。
また、テクノロジーを駆使したM&Aの効率化・最適化を実現し、成約までのスピードも業界トップの早さを誇り、機動性と優秀なコンサルティングに定評があります。
M&A仲介業界の代表企業について、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
(2)FAS
FASとは、M&Aに当たり、買い手側企業より依頼を受けてDDを中心とした財務アドバイスを行う企業です。
企業の財務や会計に関する専門的な知識を駆使しながら企業価値や事業価値の算出・決定からアフターフォローまでを行うため、公認会計士や税理士のセカンドキャリアなどとして需要があります。
有名なFASは、以下の3つの企業です。
- PwCアドバイザリー合同会社
- KPMG FAS
- デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)
詳細を説明していきます。
#1:PwCアドバイザリー合同会社
PwCアドバイザリー(プライスウォーターハウスクーパス)は、1999年に設立されたM&Aアドバイザリー会社です。
従業員数は590人で、M&Aや事業再生・再編を中心に事業を行っています。
売上高等は詳細非公開ですが、100カ国以上のクロスボーダー案件の取り扱いがある企業です。
母体のPwCはロンドンを拠点とする企業で、売上高は424億ドルを超えており、世界4大会計事務所の1つとして数えられます。
クロスボーダー案件を取り扱いたい方におすすめのファイナンシャルアドバイザリー企業です。
#2:KPMG FAS
KPMG FAS(クリンウェルド・ピート・マーウィック・ゲルデラー)は、2001年に設立されました。
M&Aアドバイザリーと並び、監査・税務を行っている企業です。
従業員数は8,616名で、売上等は非公開ですが、母体であるKPMGの売上高は292億ドルと、非常に大きな企業であることがわかります。
M&A領域の財務アドバイスのみならず、経営統合にも力を入れており、事業戦略まで学べる企業といえます。
#3:デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(DTFA)は、2001年に設立されました。
M&Aに関連するバリュエーションや財務アドバイスを通じ、国内外の企業のM&A支援をしています。
2021年5月時点での従業員巣は1,135名で、準大手企業のM&A案件を扱う企業です。
クロスボーダー案件にも対応しており、受注案件数は増加傾向にあるため、大手FASで働きたい方におすすめの企業です。
FAS業界の代表企業について、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
(3)M&Aアドバイザリー
M&Aアドバイザリーとは、買い手・売り手どちらかの側に立ち、M&A支援を行う企業です。
契約企業の利益を最大限にするために、M&Aにかかる実務をトータルサポートします。
有名なM&Aアドバイザリーは以下の3つです。
- フーリハン・ローキー(旧GCA)
- マクサス・コーポレートアドバイザリー
- フロンティア・マネジメント株式会社
1つずつ説明していきます。
#1:フーリハン・ローキー(旧GCA)
フーリハン・ローキー(旧GCA)は、2004年に、KPMG出身の公認会計士とユニゾン・キャピタルの創立メンバーが創設しました。
2008年3月には、アメリカのSavavvian LLCと系絵統合し、グローバル分野でも五本の指に入るM&Aアドバイザリーファームです。
売上高は219億円、時価総額は625億円、従業員数は503名で、東証1部に上場しています。
アジア・欧米を中心に、海外20拠点を持っており、クロスボーダー案件や海外での勤務希望の方にもおすすめです。
#2:マクサス・コーポレートアドバイザリー
マクサス・コーポレートアドバイザリーは、2013年に設立されました。
中小規模の企業のM&A案件にターゲットを絞り、M&A支援を行なっています。
2021年のM&Aリーグテーブルにおいて、案件数21件で12位、取引金額253億円という結果を残し、ランクを上げている企業です。
従業員の中に会計士・税理士資格を持つメンバーが多く、資格がある方は強みとしてアピールできるでしょう。
#3:フロンティア・マネジメント株式会社
フロンティア・マネジメント株式会社は、2007年に設立されました。
M&Aアドバイザリー業務の他に、経営執行支援や事業再生支援も行なっています。
2020年末の売上高は519億円で、時価総額は101億円、従業員数223名で、東証一部上場済みです。
M&Aアドバイザリー関連案件数では、2020年に13位にランクインしており、上位のアドバイザリーファームです。
2.M&A業界の業態と特徴
上述のように、M&A業界には大別すると3つの領域があります。
それぞれについて代表的な企業を紹介してきましたが、ここではそれらの業界の特色や業務内容についてより詳しく解説していきます。
- M&A仲介
- FAS
- M&Aアドバイザリー
- 投資銀行のM&A部門
(1)M&A仲介
1つ目の領域はM&A仲介です。
仲介では主に大手の企業に関する合併や買収がメインでしたが、近年は中堅・中小企業の合併や買収を中心に手掛けています。
M&A仲介では、企業の買い手と売り手の見込み顧客の発掘からソーシング、ネゴシエーション、契約書の作成、クロージングまでの一連の流れをマネジメントします。
そのため、高い営業スキルと企業の財務や会計・法務といった幅広いビジネス知識を備えていることが求められます。
また、企業の経営層と悩みや不安を共有しながらパートナーとしてサポートすることも求められるため、高い人間力と高度な分析力も備えていることが望ましいでしょう。
(2)FAS
2つ目の領域はFASです。
FASはファイナンシャル・アドバイザリー・サービスの略称です。
主に企業の財務や会計に関するコンサルティングサービスを提供することをメイン業務としています。
M&A仲介とは異なり、ソーシングではなくエグゼキューション(M&A執行)業務を扱います。
買収企業の財務状況や事業価値を算出して最終的な買収金額を決定するなど、財務や会計・税務といった専門的な知識が要求されます。
また、買収後のアフターフォローなどでは高度なコンサルティングスキルが要求されるため、コンサルティング業界や会計事務所などでの経験者採用がメインとなっています。
(3)M&Aアドバイザリー
3つ目の領域はM&Aアドバイザリーです。
買い手と売り手のどちらかの企業から依頼を受けて、企業の事業価値などに基づきながらM&A業務を執行する際に必要なアドバイスやサポートを行うことをその業務としています。
M&Aアドバイザリーは依頼を受けた企業の利益を最大化することをその目的としているため、財務や会計に対する専門的かつ豊富な知識と実務経験が必要となります。
そのため、公認会計士や税理士といった資格を有する人や大手企業の財務・経理部門での経歴がある人が優遇される傾向にあります。
(4)投資銀行のM&A部門
4つ目の領域は投資銀行のM&A部門です。
証券会社やメガバンクを中心とする銀行や投資銀行でもM&Aを扱う部門がある場合には、M&Aに関する業務をとり行うことがあります。
業務の内容はアドバイザリー業務がメインであり、M&Aアドバイザリーに準じたものとなります。
また、M&Aの中でも資金調達やシンジケートローンなどの専門的かつ高度な業務を担当することも、金融機関ならではの強みと言えます。
3.M&A業界に転職するときに評価されるスキル
M&A業界では、企業の財務や会計といったビジネス知識と営業力・交渉力が求められます。
また、FASや投資銀行のM&A部門では海外の企業や海外進出を予定している企業とも交渉を行うため、以下のようなスキルがあればM&A業界では重宝されます。
- 営業力
- 金融知識
- 英語力
順に見ていきましょう。
(1)営業力
1つ目のスキルは、営業力です。
M&A業界では、業態に関わらず交渉をする場面が出てきます。
そのため、営業力や交渉力は必須のスキルであり、営業力に強みのある人は高く評価されます。
とくに、M&A仲介では見込み顧客の発掘からネゴシエーションまで幅広い営業・交渉スキルが問われます。
前職で法人営業や新規開拓に従事し、高い営業成績や実績・表彰歴がある人はとくに高い評価を受けます。
また、M&A業界での交渉相手は基本的に企業の経営層や役員が中心です。
企業の財務や経営に関する専門知識を踏まえながら、互角に渡り合えるほどの高度な交渉力・営業力が要求されます。
そのため、前職で経営層に対する提案や交渉を経験したことがある人は強みやアピールポイントとなります。
(2)金融知識
2つ目のスキルは、金融知識です。
M&Aでは、企業価値評価や財務分析といった財務や会計の知識はもとより、複雑な財務諸表などの専門的な書類を読解できることが前提とされます。
そのため、これらの知識や実務経験に習熟した金融業界出身者は優遇される傾向にあります。
また、大手企業の財務・経理部門の出身者であっても、同様に高く評価される場合があります。
M&A業界では、以下のような資格を有することで基礎知識や実務に対する深い理解があることを証明することができます。
- 公認会計士
- 税理士
- 弁護士
- 司法書士
- FP(ファイナンシャル・プランナー)技能士
そのため、これらの資格を有している人は、即戦力として採用されたり高く評価されたりする可能性が高いです。
また、これら以外にも、M&Aや財務・金融に関する民間資格も多数あり、以下のようなものが挙げられます。
- 事業承継・M&Aエキスパート認定資格
- M&Aスペシャリスト
- 事業承継士
- 日商簿記
- AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)
- CFP(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)
近年はM&A業界への転職者が増えているので、資格を取得することで他の転職者と差別化を図ることができ、選考に有利にはたらくと言えるでしょう。
また、資格取得へ向けて勉強をするなど具体的に意欲や熱意をアピールすることも選考においては重要であることを意識しましょう。
(3)英語力
3つ目のスキルは、英語力です。
M&A仲介では国内の企業の合併や買収を扱いますが、FASや投資銀行のM&A部門では海外のM&Aや海外進出を予定している企業とも交渉する場合があります。
そのため、交渉や契約書類の作成・取り交わしは英語で行われる場合が多く、これらの業態への転職を希望する場合にはビジネスレベルの英語力が要求されます。
また、英会話力だけではなく、書類作成などの面では読解力や英語のライティング・スキルも必須です。
オンライン英会話などを活用しながら英会話力を向上させることと並行して、TOEICなどの筆記試験対策を進めることが効果的です。
また、海外の市場や業界に関する最新の情報にも習熟しておく必要があり、英語などの外国語の原書や原文での情報収集に慣れておくことが業務を進めるうえでも有益です。
4.ランキング上位の大手M&A会社へ転職するメリット
ランキング上位の大手M&A会社へ転職するメリットを紹介します。
- 高年収である
- 関わる案件数が多く経験を積みやすい
- 案件の規模が大きい
- 将来のキャリア形成に有効である
1つずつ解説します。
(1)高年収である
ランキング上位の大手M&A会社へ転職する1つ目のメリットは、高年収であることです。
企業によりますが、平均年収1000万円を上回る企業が多く、将来的に高年収を目指せるでしょう。
とくにM&A仲介会社はインセンティブ制を導入している企業が多く、手数料売上の10~20%ほどがインセンティブやボーナスとして受け取れるようになっています。
給与に対する満足感や納得感から、やりがいや成長を感じることができることも魅力の1つと言えます。
(2)関わる案件数が多く経験を積みやすい
ランキング上位の大手M&A会社へ転職する2つ目のメリットは、関わる案件数が多く経験を積みやすいことです。
ランク上位のM&A会社は依頼数も多く、また取り扱う事業も幅広いため、様々な業務に関われます。
また、国内だけでなく海外の企業や海外進出を予定する企業などとも関われるため、グローバルな視点で業界を俯瞰することができます。
プロジェクトの難易度は高いですが、やりがいのある仕事で、経験を積むことができると言えます。
そのため、ビジネスパーソンとしての成長や研鑽を希望する人には魅力的に映るでしょう。
(3)案件の規模が大きい
ランキング上位の大手M&A会社へ転職する3つ目のメリットは、案件の規模が大きいことです。
クロスボーダー案件や時価総額数十億円以上の企業のM&Aに携われます。
規模の大きな案件を取り扱うことで、営業力・交渉力・分析力を磨けるでしょう。
また、複数の業界や市場に対する知識や経験を蓄積できるので、将来的に起業することを視野に入れている人にも魅力的でしょう。
(4)将来のキャリア形成に有効である
ランキング上位の大手M&A会社へ転職する4つ目のメリットは、将来のキャリア形成に有効であることです。
M&A業界での職歴をもつ人材は転職市場でも需要が高いと言えます。
転職において、前職の業務は重視されるポイントであり、大手に勤めていたとなれば、それだけ評価されやすくなります。
とくに、将来さらに大手のM&A会社への転職や独立、コンサルティングファームを希望している場合は、有効なキャリアパスになるでしょう。
5.M&A業界への転職方法
M&A業界への転職をする場合には、主に以下の3つの方法が考えられます。
- 転職エージェントを活用する
- 直接企業に応募する
- リファラル採用で入社する
順に見ていきましょう。
(1)転職エージェントを活用する
1つ目の転職方法は、転職エージェントを活用することです。
M&A業界への転職では高い営業スキルと財務や会計・法務にまで広がる幅広いビジネス知識が要求されます。
そのため、業界研究や企業研究については自力で必要な情報を収集することが難しい場合があります。
一方、転職エージェントは業界や企業の動向や内情に精通しています。
また、転職エージェントのコンサルタントやキャリアアドバイザーは豊富な転職成功実績を背景に選考を通過するためのノウハウも蓄積しています。
転職エージェントを活用すれば、業界や企業の動向や内情を教えてもらえるので、入社後のミスマッチなどを減らすことができます。
また、選考通過のノウハウに基づいた応募書類の添削や面接対策など、充実したアドバイスやサポートを受けることができます。
M&A業界への転職を成功させるためには、M&A業界に精通した転職エージェントを活用することをおすすめします。
具体的には、以下のような転職エージェントが挙げられます。
会社名 | 特徴 |
アクシスコンサルティング | 未経験の方のM&A業界への転職についても支援を行っている |
リクルートエージェント | 業界最大数の非公開求人を保有 |
JAC Recruitment | 管理職クラス、外資系企業、海外進出企業などハイクラスの転職支援に強みを持つ |
ムービンストラテジックキャリア | 異業種からの転職特集を細かく組み、自身に合った求人を探しやすい |
ユニキャリア | コンサルティングファームや東証1部の有名大企業からベンチャー企業、まで数多くの支援実績を持つ特化型転職エージェントサービス |
(2)直接企業に応募する
2つ目の転職方法は、直接企業に応募することです。
企業が自社のサイトで求人募集を出しているときには、直接応募することができます。
業界や企業に関する情報収集から応募書類の作成まで、自分のペースで進めることができるのがこの方法のメリットです。
一方で、面接の日程調整や入社後の条件・待遇の交渉などはすべて自分で行わなければならないため、心理的負担などのデメリットもあります。
そのため、この方法を選択する場合には、メリットとデメリットを比較しながら総合的に考えることをおすすめします。
(3)リファラル採用で入社する
3つ目の転職方法は、リファラル採用で入社することです。
リファラル採用とは、すでに企業で働いている従業員の紹介によって入社する制度を指します。
すでに働いている人から事前に企業の内情や社風などについて情報が得られるので、面接対策などが有利になることがメリットとして挙げられます。
一方で、この方法のデメリットとしては、リファラル採用の制度を持たない企業にはこの制度を利用して応募できないことが挙げられます。
また、紹介する側もされる側も入社後の活躍などで心理的プレッシャーを感じることが多いのもデメリットとして挙げられます。
まとめ
日本の大手M&A会社のランキングや転職に有利なスキル、大手のM&A会社へ転職することによるメリットなどを紹介しました。
大手M&A企業は案件数も多く、売り上げも向上しているため、年収も高い水準にあります。
また、近年は中堅・中小企業を中心としたM&A案件も増えているため、これまで以上に多様な案件に携わることができる可能性が高いです。
その一方で、高い営業スキルと財務や会計・法務といった総合的なビジネス知識が要求されるため、転職の難易度は高い傾向にあります。
もっとも、将来的なキャリアパス形成にも有効なので、M&A会社への転職を検討されている方は、自身のスキルや経験に合わせて大手企業を目標にするのも良いでしょう。
また、M&A業界への転職を成功させるためには徹底した事前準備が必須です。
転職エージェントを活用すれば、業界や企業の動向・内情に精通したコンサルタントやキャリアアドバイザーから豊富な情報を得ることができます。
また、多数の転職成功実績を通して選考通過のためのノウハウも蓄積しているため、専門的かつ客観的な観点から応募書類の添削や面接対策を受けることが可能です。
ぜひ自分に合った転職エージェントを活用してM&A業界への転職を成功させてください!
また、M&A仲介やFASの転職の事情や未経験者の転職方法など、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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