M&Aコンサルティングの年収は?どんな企業なのかもあわせて解説!

「M&Aコンサルティングの年収はどのくらいなのだろう?」
「年収は高いと聞くけれど、労働環境はどうなのか」

このようにM&A業界への転職を考える中で、まずは会社の年収や働き方を知りたいという方もいるのではないでしょうか。

株式会社M&Aコンサルティングは、事業継承・M&Aについてのコンサルティングや、資産管理や運用のサポートなどを行うM&A仲介企業です。

設立は2019年と比較的新しい会社ですが、M&A仲介のビジネスモデルや業界の特徴を踏まえると一般的な職業に比べて高収入が実現できる企業と言えるでしょう。

今回は、M&Aコンサルティングの年収について、企業の概要なども補足しながら解説していきます。

M&A業界への転職を考えている、M&A業界についてよく知りたいという方は参考にしてください。

本記事を読む前に、M&A仲介の基本情報を詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

【2023年10月最新】M&A仲介への転職を徹底解説!未経験からM&A仲介に転職するためのコツを紹介

1.M&Aコンサルティングの年収

一般的にM&A仲介業務は、業務の付加価値が高いことや少数精鋭で大きな金額を動かすビジネスであることなどから、平均年収は一般的な職種に比べ高い水準になっています。

M&Aコンサルティングは比較的新しい会社ですが、ビジネスモデルや給与体系は他のM&A仲介業者と相違なく、成果が報酬にしっかり還元される環境だと言えるでしょう。

M&Aコンサルティングの年収

  • M&Aコンサルティングの平均年収
  • 年齢・ポジション別の平均年収
  • 競合他社との比較

上記について1つずつ説明していきます。

(1)M&Aコンサルティングの平均年収

株式会社M&Aコンサルティングは具体的な平均年収を公開していないため具体的な数字については推定の範囲となりますが、求人募集のページにおいては年収480万円~との記載があります。

ただし、給与の内訳は固定給+インセンティブ+業績連動賞与(年3回)となっているため、個人の成果および会社の業績により年収は変動するでしょう。

2019年に東京で設立後に大阪・静岡と活動を広げており、また現在15人のメンバーに加えて新たな人材を募集していることからも、業績は堅調に推移していると推測できます。

創業者であり現社長の松栄氏は、FA総合メーカー「キーエンス」の出身であり、役員やコンサルタントの中にも数名キーエンス出身者が見受けられます。

キーエンスはメーカーでありながら社員の平均年収が2,000万円を超える企業です。

そのような高収入企業で優秀な成績を修めたメンバー達が魅力を感じる会社ということもあり、インセンティブや賞与が固定給以上に支給される可能性が高いと想定されます。

(2)年齢・ポジション別の平均年収

コンサル 転職 後悔⑨

M&Aコンサルティングにおける年齢やポジション別の平均収入についても情報は公開されていませんが、コンサルタントのほとんどは20代~30代であり、年齢に関係なく成果に応じた収入を得られる会社と言えるでしょう。

また少数精鋭の組織のため多くのポジションが用意されているわけではありませんが、コンサルタントはそれぞれ特定の領域に強みを持っています。

したがって、社内でのキャリアアップとして自分の専門とする領域の責任者、ひいては役員クラスを目指していくことが可能でしょう。

ポジションが変わることで固定給が上がり、さらに成果を伸ばしていくことで成果報酬としてのインセンティブも増えるという形で年収アップを狙えます。

(3)競合他社との比較

参考までに、代表的なM&A仲介企業の平均年収をそれぞれ示すと以下のとおりです。

会社名平均年収
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社2,688万円(2021年度)
株式会社ストライク1,433万円(2021年度)
株式会社日本M&Aセンター1,243万円(2020年度)
フロンティア・マネジメント株式会社1,233万円(2021年度)

M&A業界においてはコンサルタント個人の成績が売上に直結するため、個々の成果に応じた報酬を支給する会社が多くなっています。

ただし成果に応じて与えられるインセンティブと、会社全体の業績に応じて支給される業績連動賞与の割合などが会社によって異なるため、平均年収にもばらつきがみられるのです。

M&A案件において顧客から受け取る成功報酬は取引額の1~5%ほどであることが多いですが、数十億円を動かす案件であれば1件あたりの手数料も数千万円になります。

コンサルタント1人が年間に複数件プロジェクトを抱えるとすると、M&A業界においては1人当たりの平均年収が1,000万円を超えることは不思議なことではありません

2.M&Aコンサルティングの企業情報

ここからは、株式会社M&Aコンサルティングの企業情報についてご紹介していきたいと思います。

M&Aコンサルティングの企業情報

  • M&Aコンサルティングの企業概要
  • M&Aコンサルティングの事業内容
  • M&Aコンサルティングの採用動向

上記について1つずつ説明していきます。

(1)M&Aコンサルティングの企業概要

外資系コンサルにはどんな企業がある?ファーム別に特徴を解説!

会社名株式会社M&Aコンサルティング
住所東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウノースタワー38階
従業員数非公開
資本金非公開
設立2019年4月
事業内容M&A仲介事業
公式HPhttps://mmac.cc/

株式会社M&Aコンサルティングは、2019年4月にキーエンスや日本M&Aセンターなどで経験を積んだ松栄遥氏により創業されたM&A仲介企業です。

後継者不在の中小企業が約127万社も存在している現状を踏まえて、”売らなければいけない状況”で決断する事業承継・M&Aではなく、”戦略的に準備する”事業継承・M&Aを目指しあらゆるサービスを提供しています。

M&Aコンサルティングのサービスの主な特徴は以下のとおりです。

M&Aコンサルティングの特徴

  • M&A成立まで一切費用がかからない「完全成功報酬」制
  • 会社の成長段階に合わせた「スケール型M&A」
  • 業界に専門特化したコンサルタントによる支援

M&A仲介企業の中には、M&Aが成立する前の段階で着手金や企業評価料を顧客から受け取る場合もありますが、M&AコンサルティングではM&Aが成立してはじめて顧客に費用が生じる仕組みです。

また、業界に精通したコンサルタントが事業成長戦略や後継者育成、譲渡後の資産管理・運用など、顧客に寄り添い会社の成長段階に合った独自の支援を行っています。

(2)M&Aコンサルティングの事業内容

40代は培ってきた人脈を生かせることを伝える

M&Aコンサルティングは主に以下のサービスを提供しています。

M&Aコンサルティングのサービス内容

  • 事業継承・M&Aコンサルティング
  • 資産管理・運用サポート
  • 相続・資産税対策

顧客の会社の規模や業界での立ち位置、特有の課題などを把握した上で最も適したコンサルティングを行っています。

一番のポイントは、M&Aを進めて成立するまでだけではなくM&A後のフォローまで一気通貫して行うなど、長期にわたってのサポートを提供している点です。

すでに成約実績のある業種も製造業や建設業、飲食業、IT、アパレルなど多岐にわたり、豊富な経験やノウハウで顧客の事業承継・成長を実現しています。

(3)M&Aコンサルティングの採用動向

現在M&Aコンサルティングでは、M&Aコンサルタント(営業)およびM&Aマーケティング担当者を募集しています。

業界経験・未経験は問わず、圧倒的当事者意識やハングリー精神を持った人が求める人材像としてあげられています。

また、現メンバーの中には以下のような特徴を持った人が多くなっています。

M&Aコンサルティングの歓迎条件

  • 課題解決型の法人営業経験があり、優れた営業成績を残した
  • 金融機関で営業を経験(法人セールスの経験もしくは、リテール営業でも中小企業のオーナー向けの提案営業)
  • M&Aに関する知識を持っている

在籍しているコンサルタントの中にも、メーカーや金融機関からの転職者が多い印象のため、必ずしも入社時点でM&Aに精通している必要はないでしょう。

ただし、「何が何でも最後まで責任を持ってやり遂げる」というような精神力や体力を発揮した経験があると有利と言えます。

M&Aコンサルティングの同業他社など、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

【2023年10月最新】M&A仲介への転職を徹底解説!未経験からM&A仲介に転職するためのコツを紹介

3.M&Aコンサルティングへの転職を目指すなら

では実際にM&Aコンサルティングへの転職を目指したい!という方に向けて、やるべきことを解説します。

M&Aコンサルティングへの転職を目指すなら

  • 応募に必要な条件を満たしているか確認する
  • 転職エージェントを活用して情報を収集する

上記について1つずつ説明していきます。

(1)応募に必要な条件を満たしているか確認する

志望動機を考える3つのコツ

まずは現時点で応募に必要とされる条件を満たしているか確認してみましょう。

学歴については、「大卒以上(有名大学出身者が望ましい)」とされています。

在籍コンサルタントの学歴を見てみると、最低でもMARCHもしくは関関同立レベルである印象です。

またもう一点の確認ポイントとして、「現職で優れた営業成績を出している」ことがあげられます。

M&A業務においては、深い専門知識や高い思考力だけではなく、顧客との信頼関係構築や最後までやり遂げる粘り強さが必要になります。

それらを示す明確な根拠になる実績を現時点で持ち合わせていない場合は、まずは現職で実力を伸ばすことを検討してもよいかもしれません。

(2)転職エージェントを活用して情報を収集する

M&A業界などハイクラスの転職を目指す場合は、業界に精通したプロの在籍する転職エージェントを利用することがおすすめです。

特にM&Aコンサルティングにおいては、新しい会社かつ非上場のため、企業の詳細や内部事情について公開されていないものがほとんどです。

転職エージェントはさまざまな企業の採用担当者などと直接やり取りをし、具体的な求める人材像や社内の雰囲気なども情報として仕入れています。

企業のホームページからだけでは知り得ないような選考情報も熟知しているので、ぜひ一度無料相談を受けてみるとよいでしょう。

まとめ

M&Aコンサルティングは、創業4年目のスタートアップでありながら急成長を遂げている注目企業です。

業界経験の豊富なコンサルタントが在籍しており、M&A市場が拡大していくなかで堅調に業績を伸ばしていくと予想されます

勢いのある少数精鋭組織でM&Aの経験を積みたい、自身も成長しながら日本の技術を守っていきたいと考えている方にはぴったりの会社でしょう。

ぜひ事前の準備や対策を万全に施し、理想の転職を実現してください。

M&Aコンサルティングを含め、M&A業界企業の転職を目指す方や、M&A業界の企業研究をしている方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

【2023年10月最新】M&A仲介への転職を徹底解説!未経験からM&A仲介に転職するためのコツを紹介

M&A業界への転職なら

「今の仕事より100万円以上年収をアップしたい。」
「将来の独立を見据えてより経営者に近い仕事をしてみたい。」

そんなあなたには、M&A業界に特化した転職エージェント『ユニキャリア』がおすすめです!

ユニキャリアでは、M&AコンサルタントやM&Aアドバイザリー、M&A仲介など、多数の非公開求人をご紹介可能です。

専任アドバイザーによるサポートが充実しており、年収300万円以上アップした事例も多数あります。

まずは一度、無料面談へお申込みください!

関連記事