圧倒的な高年収『デロイト・トーマツ・コンサルティング』の平均年収・福利厚生を徹底解説
「デロイト・トーマツ・コンサルティングの年収はどのぐらい高いの？」
「デロイト・トーマツ・コンサルティングの福利厚生や転職動向を知りたい」
BIG4の1つとして名高いデロイト・トーマツ・コンサルティングは、知名度の高さや幅広い業務領域をカバーする高品質なサービスで有名な総合コンサルティングファームです。
また、そんなデロイト・トーマツ・コンサルティングは、BIG4の中でも特に高収入・好待遇であることでも有名です。
そんなデロイト・トーマツ・コンサルティングの気になる年収について、福利厚生や転職動向と合わせて解説していきます。
世界の企業をクライアントに持つデロイト・トーマツ・コンサルティングで高年収を得ながらコンサルタントとして活躍したいという人はぜひご覧ください。
１．デロイト・トーマツ・コンサルティングの平均年収
デロイト・トーマツ・コンサルティングの平均年収について解説します。
- デロイト・トーマツ・コンサルティングの平均年収
- デロイト・トーマツ・コンサルティングの役職別の年収
- 同業他社との平均年収比較
次に１つずつ見ていきましょう。
（１）デロイト・トーマツ・コンサルティングの平均年収
デロイト・トーマツ・コンサルティングの平均年収は936万円（推定）です。
コンサルティングファーム・シンクタンク業界の平均年収である約519万円、日本の平均年収である443万円と比較すると倍近くの高年収と言えるでしょう。
また、デロイト・トーマツ・コンサルティングは実力・成果主義を採用しているため、成績次第では早い内から1,000万円以上得ることも可能です。
なお、デロイト・トーマツ・コンサルティングを含むコンサル業界の年収は、職種や役職、個人の成績などで差が大きく出るので、上記の平均年収はあくまで参考・目安としてください。
（２）デロイト・トーマツ・コンサルティングの役職別の平均年収
デロイト・トーマツ・コンサルティングの役職別の平均年収の平均年収についても解説します。
| 役職名（目安） | 平均年収（推定） |
| アナリスト | 580～650万円 |
| コンサルタント | 650～850万円 |
| シニアコンサルタント | 800～1,100万円 |
| マネージャー | 1,100～1,500万円 |
| シニアマネージャー | 1,300～2,000万円 |
| ディレクター／パートナー | 2,000万円～数億円 |
デロイト・トーマツ・コンサルティングの給与制度はベース給に加えて年に2回（毎年2月と8月）支給される賞与で構成されており、ベース給は職位に基づき、賞与は会社業績と個人のパフォーマンスの2つの要素で金額が決定されることになります。
なかでも賞与は固定賞与と変動賞与の2種類があり、2月に支給されるのは職位に応じた額となる固定賞与、8月に支給されるのは職位と個人のパフォーマンス・成果に応じた金額が支給される変動賞与です。
毎月の固定給も十分高い水準ではあるものの、デロイト・トーマツ・コンサルティングで年収をさらに上げるなら、能力や実績が認められ高い評価を獲得して職位を上げるのと同時に、各プロジェクトで成果を上げて変動賞与を上げることが有効でしょう。
完全実力主義のデロイト・トーマツ・コンサルティングでは基本的には成果を出せば2～3年ペースで昇進が可能となっており、また、例外で新規性のあるプロジェクトで大きな貢献をしたことで短期間のうちに職位を上げ、それに伴い年収も大幅にアップするケースもあることから、社員の優れたパフォーマンスに対して十分な評価・報酬でしっかりと返してくれる会社といえるでしょう。
社員の評価基準として、社内で定められた6段階の年間評価「Global Talented Standard」において基準のなかで上位3段階までの評価がついていれば昇進・昇給の可能性が高まります。
順当な評価を得ていれば年間50～100万円程度の報酬アップが見込め、さらに順調に昇格していけばシニアコンサルタントで1,000万円の大台に乗る人が増えていきます。
さらに管理職クラスとなるマネージャー以上の職位になると軽く1,000万円を超え、さらに上のディレクター・パートナーになれば1億円を超える年収を得ることも可能です。
（３）同業他社との平均年収比較
デロイト・トーマツ・コンサルティングと肩を並べるBIG4の平均年収とも比較してみましょう。
| 企業名 | 平均年収（推定） |
| デロイト・トーマツ・コンサルティング | 936万円 |
| PwCコンサルティング | 961万円 |
| KPMGコンサルティング | 882万円 |
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 915万円 |
デロイト・トーマツ・コンサルティングと同様にグローバルに事業を展開している他のBIG4の平均年収と比較しても、デロイト・トーマツ・コンサルティングの給与は高水準となっています。
総合系コンサルティングファームの中ではトップクラスであり、年収面で不満を感じるようなことはないでしょう。
２．デロイト・トーマツ・コンサルティングの福利厚生
ブラックのイメージがいまだに根強いコンサル業界ですが、デロイト・トーマツ・コンサルティングが属するデロイト・トーマツ・グループでは働き方改革を積極的に推進しており、福利厚生の充実にも力を入れています。
『健康力の向上＝仕事時間の充実×生活時間の充実×職場の充実』と位置づけ、仕事だけでなくプライベートや職場環境にも配慮した福利厚生が用意されています。
| 勤務時間 | フレックスタイム（コアタイム 11:00～14:00、標準労働時間7時間） リモートワーク パートタイム |
| 休日休暇 | 土曜、日曜、祝日、年末年始 年次有給休暇、特別有給休暇、リフレッシュ休暇、介護休暇、出産休暇・育児休暇、育児・介護休業制度など |
| 諸手当 | 通勤手当、出張手当 |
| 各種保険 | 各種社会保険（健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険など）、企業年金基金、退職金制度、総合福祉団体定期保険、長期所得補償保険 |
| その他 | トーマツ企業内保育園、財形貯蓄制度、定期健康診断、保養施設利用補助、カフェテリアプラン |
例えば、デロイト・トーマツ・コンサルティングの勤務時間はフレックスタイム制となっており、育児や介護などと並行しながら無理なく仕事に取り組めるようになっています。
また、生活時間や職場の充実を実現するために、社員が利用できる「カフェテリアプラン」（自分に必要な福利厚生のメニューを自発的に選択が可能）やトーマツ企業内保育園の設置、保養施設利用補助など社員が心身ともに健康に活躍することが出来るような制度も次々に設けています。
他にも、資格取得に当たって補助金を受けられる資格補助制度など社員のスキルアップをサポートする体制も整っており、社員一人ひとりが自分のキャリアを形成していく上で役立つサポートも手厚く用意されています。
３．デロイト・トーマツ・コンサルティングの概要
デロイト・トーマツ・コンサルティングは、全世界150カ国超、エキスパート約200,000人のネットワークを持つ、国際的プロフェッショナルファームのデロイト・トウシュ ・トーマツ・リミテッド(Deloitte Touche Tohmatsu Limited:Deloitte)の日本のメンバーファームです。
『Building better futures（より良い社会を共に創る）』のテーマのもと、組織・機能・目的に対応したコンピテンシーサービスに加え、業界・業種ごとの専門的知識と豊富な経験をもつインダストリーのエキスパートによる高品質なコンサルティングは多くの企業から信頼を集めています。
デロイト・トーマツ・コンサルティングの最大の特長は、グループのグローバルなネットワークや蓄積された知見を活かしながら大企業や国・地方自治体などの大規模な案件を一気通貫で行うことができることであり、日本でもすでに多くの実績を残しています。
また、デロイト・トーマツ・コンサルティングは若手のうちからプロジェクトの提案やクライアントの対応などプロジェクトの根幹に携わることができ、他ファームと比較しても各業界（インダストリー）に強いベテランコンサルタントも多く在籍していることから、チャレンジングな環境で優秀な人材とともにクリエイティブな仕事をすることが出来るのが魅力といえるでしょう。
デロイト・トーマツ・コンサルティングについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
４．デロイト・トーマツ・コンサルティングの転職動向
デロイト・トーマツ・コンサルティングの転職動向について見ていきましょう。
- デロイト・トーマツ・コンサルティングの中途採用事情
- デロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職は未経験者でも可能か
- デロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職時に有利になるスキル
- デロイト・トーマツ・コンサルティングからの転職先・ネクストキャリア
デロイト・トーマツ・コンサルティングでは、現在、中途採用の意欲が非常に高まっています。
次に1つずつ見ていきましょう。
（１）中途採用事情
デロイト・トーマツ・コンサルティングはコンサル業界の好調・人手不足を背景に、他のコンサルティングファームと同様に中途採用を積極的に行っています。
デロイト・トーマツ・グループImpact Report 2022によると、2022年度にはグループ全体で新卒採用の3倍以上となる2,700人のキャリア採用を行っており、デロイト・トーマツ・コンサルティングでは月平均で20～30人ペースで中途採用を行っているようです。
コンサルティングニーズの高まりを背景に中途採用に意欲的なファームが多い中、デロイト・トーマツ・コンサルティングは特に中途採用数が多いファームではありますが、採用数が増えているからといって転職難易度が下がっているわけではありません。
高収入と高いブランド力を持つデロイト・トーマツ・コンサルティングは転職市場でも人気があり、求められるレベルも高い上にチャレンジするのも各企業のエリート層ばかりであることから、転職難易度はコンサル業界の中でもかなり高いといえるでしょう。
実際、デロイト・トーマツ・コンサルティングの中途入社者の経歴を見ると、複数の外資系コンサルティング会社を経験している人、メガバンク出身者、国内大手事業会社出身者、MBA取得者など一流企業出身などの優秀な経歴を持った人材が多いようです。
しかし、新卒時には大きなハードルとなる学歴フィルターは中途採用の場合はほぼ関係がなくなり、重視されるのはこれまでの実績やスキルや人柄となるため、出身大学を理由にデロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職を諦める必要は全くありません。
また、デロイト・トーマツ・コンサルティングは海外案件を数多く手掛けるだけでなく、海外にも拠点がある自社グループのネットワークを利用する機会も多いことから、ビジネスレベルの英語力（TOEIC750点程度）を備えている人材に対しても採用意欲が高いようです。
（２）デロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職は未経験者でも可能か
デロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職は、コンサル業界未経験者でも可能です。
実際、デロイト・トーマツ・コンサルティングにはコンサルタント未経験者も多く入社しており、効率よく知識を習得できる豊富な社内研修やトレーニング、月2回開催される上司との1on1面談「チェックイン制度」など充実したサポートが用意されているのでスムーズなキャッチアップが可能です。
未経験で中途入社した人の中には研修等によって短期間でコンサルタントとしてめきめきと成長し、前職の経験やノウハウをプラスして専門性の高いコンサルタントとして目覚ましい活躍をしている人も少なくありません。
また、グループ企業の監査・税務・法務・コンサルティング・ファイナンシャルアドバイザリーとの連携を軸としたアカウントマネジメントに強みを持っているデロイト・トーマツ・コンサルティングでは以前は上記の分野の経験のある人材の評価が高かったのですが、近年はコンサルティングニーズの多様化から事業会社の営業経験や医療・サービスなど他の専門分野の知識や経験を持っている人材の採用意欲も高くなっています。
さらにデロイト・トーマツ・コンサルティングが特に力を入れているデジタル領域のITコンサルとして転職を行うという方法もあります。
CRM・CMS・Analytics・ビッグデータなどIT関連のスキルや経験を保有している人材も積極的に採用しているので、上記のスキルを持っているのであれば今が狙い目といえるでしょう。
デロイト・トーマツ・コンサルティングは、その人が持つ経験をリスペクトしながらさらにスキルアップできるコンサルであり、未経験であることがネックとはならず逆に強みとなるため、ぜひコンサルティングの仕事に興味がある人は大量採用中の今チャレンジしましょう。
（３）デロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職時に有利になるスキル
デロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職時に有利になる2つのスキルについて解説します。
- 協調性やチームワーク力
- IT領域の知識・スキル
1つ目に有利になるスキルは、協調性やチームワーク力です。
コンサルタントの仕事は一人で行うものというイメージがありますが、デロイト・トーマツ・コンサルティングのような大規模なコンサルとなると取り扱うプロジェクトの規模も大きくなり、プロジェクトごとに最適な人員を集めてチームを編成してメンバーと協力して仕事をしていくことになります。
そのため、デロイト・トーマツ・コンサルティングが求める人材には、コンサルタントとして必須の論理的思考や専門知識等のスキルに加えて、チームの一員としてメンバーと協力して仕事に取り組める協調性やチームワーク力も必須となります。
2つ目に有利になるスキルは、IT領域の知識・スキルです。
デロイト・トーマツ・コンサルティングは、アクセンチュアに次ぐ事業規模でIT領域のコンサルティングを提供しています。
AI、IoT、DXなどITなくしてコンサルティングサービスが成り立たない今、多角化するクライアントニーズに柔軟かつ速やかに応えるため、デロイト・トーマツ・コンサルティングではITに精通したコンサルタントやITエンジニア・デザイナーなど様々な人員の採用意欲が非常に高くなっているため、ITの知識やスキルは特に有利なスキルとなることでしょう。
（４）デロイト・トーマツ・コンサルティングからの転職先・ネクストキャリア
デロイト・トーマツ・コンサルティングからの転職先・ネクストキャリアは、同業の大手コンサルティングファームや事業会社・ベンチャーの重要ポジション・経営企画室などが多いようです。
具体的には、EYストラテジー・アンド・コンサルティングやPwCコンサルティングなど同じ総合コンサルだけでなく、アクセンチュアなどの戦略コンサルなどに移る人も少なくありません。
また、経営やITの知見を活かして事業会社やベンチャーなどでネクストキャリアをスタートする人も多いようです。
世界中に認められているデロイト・トーマツ・コンサルティングで獲得したスキルやノウハウ、知見は同業界だけでなく他の業界でも一目置かれるため、転職市場でデロイト・トーマツ・コンサルティング出身者は引く手あまたとなっており、多彩な選択肢の中から次のキャリアを選べることでしょう。
まとめ
デロイト・トーマツ・コンサルティングの気になる年収や福利厚生、転職動向等について解説しました。
グループのグローバルなネットワークを活かした高品質なコンサルティングサービス、人を育てる文化、在籍している優秀なコンサルタントなど、デロイト・トーマツ・コンサルティングは知見を蓄えコンサルタントとしての成長をはかるにはもってこいのコンサルティングファームと言えるでしょう。
また、BIG4の中でもトップクラスの年収水準、実力・成果によってはさらに多くの年収を得られるという給与体系、能力次第で昇進しやすい制度など自分の能力を活かして大きく活躍したいという人にとっても魅力とやりがいを感じられる職場です。
さらに、デロイト・トーマツ・コンサルティングの高い知名度・ブランド力により、ここでの経験や経歴が今後のキャリアの幅を大きく広げてくれることも間違いありません。
超一流のコンサルタントを目指すなら、デロイト・トーマツ・コンサルティングへの転職にトライしましょう。
年収800万円以上を狙うなら
「今の仕事より100万円以上年収をアップしたい。」
「より希少性の高いポストについてキャリアを築きたい。」
そんなあなたには、ハイクラス求人に特化した転職エージェント『ユニキャリア』がおすすめです！
ユニキャリアでは、M&AやFAS、ファンド、監査法人など、多数の非公開求人をご紹介可能です。
専任アドバイザーによるサポートが充実しており、年収100万円以上アップした事例も多数あります。
まずは一度、無料のキャリア相談へお申込みください！
