KPMGコンサルティングに採用されるには出身大学が重要?転職成功のポイントを解説

「KPMGコンサルティングへ転職するには高学歴である必要がある?」
「KPMGコンサルティングの採用者の出身大学を知りたい?」

KPMGコンサルティングは世界4大会計事務所であるBig4の一つであり、世界各国に事業を展開している「KPMG Japanグループ」に属する総合系コンサルティングファームです。

知名度が高い人気企業であり、優秀な人材に注目されているので、転職難易度は非常に高くなっています。

実際に、KPMGコンサルティングへは高学歴の人材の採用が多く学歴フィルターがある可能性があるので、学歴に自信がない場合はその他の点でのアピールが重要になるでしょう

本記事では、KPMGコンサルティングへの転職における学歴との関係や転職する際の対策、転職成功のポイントなどについて詳しく解説します。

本記事を読めば、学歴に自信がない場合でもKPMGコンサルティングの特徴を把握した上で自己アピールでき、転職活動を有利に進められるでしょう。

また、企業の概要や特徴について詳しく知りたいという方は、以下の記事もご覧ください。

2023.03.31

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1.KPMGコンサルティングへの内定と学歴の関係

KPMGコンサルティングへの採用者は、有名大学出身の割合が多く、結果的に高学歴の人材が選考を通過している傾向にあります。

KPMGコンサルティングへの内定と学歴の関係について解説します。

KPMGコンサルティングへの内定と学歴の関係

  • KPMGコンサルティングの採用大学
  • KPMGコンサルティングに学歴フィルターがあるか

(1)KPMGコンサルティングの採用大学

KPMGコンサルティングは、世界4大会計事務所であるBig4の一つであり知名度が高く、転職先として人気です。

KPMGコンサルティングへの転職を希望する際は、採用されている人の出身大学から自身の立ち位置を確認し、学歴で不利になる可能性がある場合は、その他のアピールポイントを見つけるなど対処する必要があります。

KPMGコンサルティングには、以下のような大学から採用されています。

採用大学の例

大学院

大阪大学、京都大学、慶應義塾大学、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東京理科大学、早稲田大学

国立・公立大学

東京大学、大阪大学、九州大学、京都大学、神戸大学、国際教養大学、東京外国語大学、東京工業大学、東北大学、北海道大学

私立大学

青山学院大学、大阪市立大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、上智大学、東京理科大学、同志社大学、一橋大学、法政大学、明治大学、横浜市立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学

その他、海外の大学や大学院からも採用されており、幅広い大学からの採用があることが分かります。

出身大学を見てみると難関大学の割合が多く、優秀な人材が集まっている企業と言えるでしょう。

(2)KPMGコンサルティングに学歴フィルターがあるか

KPMGコンサルティングには、難関大学出身者の割合が多く、学歴フィルターがある可能性が高いです。

ただし、中途採用では学歴以外の点が評価されることも多く、学歴に自信がなくても選考を突破できる可能性は十分にあると言えます。

KPMGコンサルティングへの内定を獲得するには、論理的思考力やコミュニケーション能力など、コンサルとしての素質を評価してもらう必要があります。

有名な大学出身の人は思考力が高いケースが多く、そのような人材がライバルになることを意識して対策する必要があるでしょう。

2.KPMGコンサルティングへの転職で有利になるスキル

KPMGコンサルティングへは高学歴の人材が主に採用されている傾向にあるので、学歴に自信がない場合はその他の要素でのアピールが必要です。

中途採用では学歴以外に実績やスキルなどアピールポイントを見出しやすいので、説得力のあるアピールができれば学歴に自信がなくても転職できる可能性があります。

ここでは、KPMGコンサルティングへの転職で有利になるスキルについて解説します。

KPMGコンサルティングへの転職で有利になるスキル

  • デジタルテクノロジーに関する知見
  • 語学力
  • リーダーシップ

(1)デジタルテクノロジーに関する知見

KPMGコンサルティングへの転職においては、デジタルテクノロジーに関する知見があると有利になります。

KPMGコンサルティングには、テクノロジートランスフォーメーションという事業部門があり、AIの活用やIT基盤導入、IT技術を活用した新たなビジネスモデルの創設など幅広いサービスを展開しています。

KPMGコンサルティングのデジタル関連サービス

  • ITプランニング&アーキテクチャデザイン
  • ITガバナンス&プログラムマネジメント
  • デジタルトランスフォーメーション
  • エンタープライズソリューション導入支援

コンサル業界ではデジタル化が急速に進んでおり、デジタル化による大きなビジネス改革を期待しているクライアントに対応するため、デジタル技術を活用できる人材を必要としています。

また、コンサル業界における様々なプロジェクトに関与する中で、デジタル関連の知識やスキルはスキルは必須になりつつあるので、習得しておくことは将来を考えても有用です。

転職活動を行う段階でデジタル技術を習得している方は、その点を積極的にアピールすると、ライバルに差をつけることができるでしょう。

(2)語学力

KPMGコンサルティングは世界4大会計事務所であるBig4の一つであり、世界各国に事業を展開している「KPMG Japanグループ」に属する総合系コンサルティングファームです。

クライアントの経営サポートを行うに当たり、世界規模で連携し、グローバル化や海外進出などの案件に関するプロジェクトを遂行するので、ビジネス英語を使用する機会も多いです。

高い語学力があれば、海外のクライアントや海外拠点とのコミュニケーションも円滑に行えるので、業務の幅が広がります。

ビジネス英語力を客観的な指標でアピールするにはTOEICが有効であり、700~800点以上あると評価される可能性が高いです。

KPMGコンサルティングはグローバル案件も増えていることから、語学力を求められることを把握しておきましょう。

(3)リーダーシップ

KPMGコンサルティングでは、リーダーシップのある人材を求めています。

KPMGコンサルティングは、システム導入や新規事業への介入、海外進出など新たな分野へ展開する業務も多く、クライアント側も大きな利益を得られる可能性がある反面リスクも大きいので、慎重になるケースが多いです。

リーダーシップを発揮して、プロジェクト全体をまとめたりクライアントの経営者をリードできるような人材が、経営課題の解決に必須です。

自身がリーダーとなり行った活動や業務を具体的に伝えると、説得力があります。

リーダーシップの高さは入職後の活躍につながり、採用選考の中でも有利になりやすいと言えるため、積極的にアピールしましょう。

3.KPMGコンサルティングの中途採用事情

KPMGコンサルティングは、事業拡大に伴い中途採用を積極的に行っています。

採用枠は増えているものの、優秀な人材の確保にこだわっているので、転職ハードルは高いのが現状です。

KPMGコンサルティングの中途採用事情について詳しく解説します。

KPMGコンサルティングの中途採用事情

  • KPMGコンサルティングの転職動向
  • 業界未経験でも転職可能か

(1)KPMGコンサルティングの転職動向

KPMGコンサルティングの中途採用では、高学歴かつ一流企業出身者が多く採用されており、転職難易度は非常に高いです。

KPMGコンサルティングは、業務拡大や案件増加に伴い即戦力を期待して中途採用を積極的に行っており採用枠は増えていますが、募集する人材の層が厚いので、ハードルが高いのが現状です。

また、少数精鋭にこだわっている企業なので、中途採用でも求めるものが高く、転職する際は入社後の活躍をアピールできる強みを伝えることがポイントとなります。

積極的に採用活動を行っており、採用人数が増えている傾向にあるものの、難易度が高いことを意識して対策しておきましょう。

(2)業界未経験でも転職可能か

KPMGコンサルティングは、コンサルティング業界未経験であっても転職できる可能性があります。

ただし、KPMGコンサルティングは世界4大会計事務所であるBig4の一つということもあり、高学歴の人やコンサル業界で実績を残した人が集結するので、業界未経験の場合はライバルと差別化できるスキルや強みが必要です。

他業界であっても、営業経験やデジタル技術、金融・財務関連のスキルなど、自身の得意分野で活かせることをアピールするのがポイントとなります。

とくに、KPMGコンサルティングはデジタル技術を活用したビジネス革命に力を入れているので、IT関連に強みがあると高く評価されやすいです。

自身の得意分野で他者に負けない強みがあると採用担当の目にとまりやすいので、他業界であっても積極的にアピールしましょう。

4.KPMGコンサルティングへの転職を有利にすすめるポイント

KPMGコンサルティングは高学歴の人材の割合が高く、応募が殺到した場合に一定の学歴フィルターをかけている可能性があるので、学歴に自信がない場合は対策が必要です。

学歴に自信がない場合に内定を獲得するには、コンサルとしての素質をアピールすることが重要であり、ケース面接やグループディスカッションで力を発揮することがポイントとなります。

KPMGコンサルティングへの転職を有利にすすめるポイントについて解説します。

KPMGコンサルティングへの転職を有利にすすめるポイント

  • 企業研究をしておく
  • ケース面接対策を行う
  • グループディスカッションの練習をしておく

(1)企業研究をしておく

KPMGコンサルティングへの選考対策として、企業研究しておくことが大切です。

KPMGコンサルティングは転職難易度が高いので、採用担当の目にとまるには、多数のコンサル企業の中でKPMGコンサルティングを選んだ理由を述べることや入社後の活躍に関連付けた自己アピールが必要です。

企業研究をし、業務内容や企業理念、やりがい、キャリアパスなど様々な情報を得ることで、入社後をイメージできるので、より積極力のある志望動機の作成、自己アピールができます。

企業研究では、実際に現場へ足を運ぶことで得られる情報もあるので、可能であれば企業訪問なども検討してみましょう。

(2)ケース面接対策を行う

KPMGコンサルティングでは、ケース面接が選考方法として取り入れられており、コンサルとしての素質があるかを面接の場で評価されます。

ケース面接は、与えられたテーマに関し解決策を提示し、面接の場でディスカッションを行う選考であり、短時間で自身の考えを論理的にまとめて提示し、様々な切り口からの質問に対応する必要があります。

ケース面接では、面接官は以下のような点に着目しているので、意識しておくことが大切です。

ケース面接における面接官からの評価ポイント

  • 論理的プロセスで回答しているか
  • 短時間で考えをまとめ、ディスカッションできる思考スピードがあるか
  • 説得力のある議論ができるか
  • 他者の意見を取り入れつつ自己主張できるコミュニケーション力があるか

KPMGコンサルティングでは、入社後の活躍と結びつけるため、実践的な経営課題に関するテーマが提示されることが多いので、経営関連の仕組みや世界情勢などの情報を収集しておくことをおすすめします。

また、ケース面接は特殊であり難易度が高いので、論理的思考力やコミュニケーション力などコンサルとしての素質があることをアピールできるよう、類似問題で練習しておきましょう。

(3)グループディスカッションの練習をしておく

KPMGコンサルティングにおける選考では、グループディスカッションが行われることがあるので、練習しておくことをおすすめします。

グループディスカッションは、与えられたテーマに対してそれぞれ考えをまとめて発表し、ディスカッションを行う選考です。

グループディスカッションでは、コンサル業界で必要となる論理的思考力や主体性、コミュニケーション力などを評価されます。

慣れていないと考えをまとめたり意見を述べることがうまくできずに、高い評価を得られない可能性があります。

KPMGコンサルティングは、高学歴の優秀な人材がライバルになるので、対等にディスカッションするにはあらかじめ練習しておく必要があるでしょう。

まとめ

KPMGコンサルティングはBig4系コンサルティングファームの一つであり、優秀な人材からの人気が高いので、転職難易度が高いと言えます。

学歴が一つの着眼点になる可能性はあるものの、コンサルとしての素質やスキルも評価対象なので、学歴以外のアピールポイントがあれば学歴に自信がなくてもチャンスはあります。

特に、コンサルとしての素質を評価されるケース面接やグループディスカッションは、実力をアピールする重要な選考です。

KPMGコンサルティングへの選考対策を入念に行い、理想の転職を実現しましょう。

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