成長のためのM&Aを掲げる「M&Aベストパートナーズ」とは?企業概要や採用情報を解説!
「M&A業界での転職を考えているが、M&Aベストパートナーズとはどんな会社なのか?」
「M&Aベストパートナーズは業界の中でどのような立ち位置なのだろう」
このように、M&Aベストパートナーズに興味はあるものの、詳しくはよく知らないという方は多いのではないでしょうか。
M&Aベストパートナーズは、製造業や建設業などの特定の業界における中堅・中小企業のM&A仲介を専門とする会社です。
業績は創業時から右肩上がりで推移しており、一人当たりの売上高も業界No.1と群を抜いた生産性の高さを誇ります。
今回はそんなM&Aベストパートナーズについて、基本の会社概要から採用動向、転職を成功させるためのポイントなどを解説していきます。
成長中の新しい企業でM&Aに関わる仕事をしてみたい、と考えている方は必見です。
本記事を読む前に、M&A仲介業界の基本情報を詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。
1.M&Aベストパートナーズとは?
まずはM&Aベストパートナーズがどのような会社であるかについて、以下3つの項目に沿って解説します。
- 企業概要
- サービス内容と強み
- 業績推移
それでは1つずつ説明していきます。
(1)企業概要
会社名 | 株式会社M&Aベストパートナーズ |
住所 | 東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワー22階 |
従業員数 | 50人 |
資本金 | 非公開 |
設立 | 2018年8月 |
事業内容 | 中堅中小企業におけるM&A仲介 |
公式HP | https://mabp.co.jp/ |
株式会社M&Aベストパートナーズは2018年に設立された、製造業・建設業・不動産業・ヘルスケア業に強みを持つM&A仲介会社です。
譲受企業が譲渡企業とグループ一丸となって会社としてのさらなる飛躍を目指す「成長型M&A」を方針として掲げています。
また業界では異例ともいえる、アドバイザリー業務や補助業務などを明確に分けてそれぞれの担当者に仕事を割り振るジョブ型組織を実現。
M&Aアドバイザーは本来やるべき業務に集中できるような環境づくりがなされているため、アドバイザー一人ひとりが生産性の高い仕事を行っています。
専門性の高いサービスが評判を呼んでおり、着実に実績を積み上げているまさに成長中の企業と言えるでしょう。
(2)サービス内容と強み
M&Aベストパートナーズは中堅・中小企業のM&A仲介を行っていますが、そのサービス内容を細かく分けると以下の3つです。
- 企業価値算定
- M&Aを活用した企業成長の支援
- 事業承継の支援
まずは自社の株式価値を知りたい・株式価値の評価方法を知りたいといった、M&Aの前段階の顧客ニーズに応える業務である企業価値算定から行います。
そして顧客の目的や想いを汲んだうえで、大手企業と組んで事業を成長させたい・新規事業に参入して事業を拡大したいといったニーズに応えるためにM&Aの支援を行うのです。
またM&Aを通して、現在日本で急激に増加している「後継者がいない」といった事業承継ニーズにも対応しています。
売り手企業と買い手企業の間の公正中立な立場に立ちM&Aの成立までを一貫して担いたいという方にとって、多くの経験を積んで自己成長できる会社だといえるでしょう。
(3)業績推移
2018年の創業以来、2019年度に3,000万円であった売上高は2023年度には25億円(予想)と、毎年200%以上の成長率で推移しています。
アドバイザー一人あたりがM&Aの仕事を受ける割合(受任率)は業界平均のおよそ2倍であり、業界トップクラスの数字となっています。
社内で案件の奪い合いが発生しないルール作りやバックオフィス機能の充実など、アドバイザー一人ひとりがやるべき業務に集中できる環境が整えられていることも、生産性の高さの理由の一つです。
全国規模の事業展開を行い、特定の業界で存在感を発揮していることから、今後もさらなる成長が期待できる企業と言えるでしょう。
2.M&Aベストパートナーズでの働き方
では、M&Aベストパートナーズでの実際の働き方について3つの項目に沿って解説していきます。
- 社風
- 年収
- 労働時間・福利厚生
それでは1つずつ説明していきます。
(1)社風
M&Aベストパートナーズは、レベルの高い人材が最高の実績を残せるよう徹底した効率追求型の社風を貫いています。
通常は営業が行うダイレクトメールの送付やアポ取りといった業務をアシスタントが行うといった分業体制や、週に一日も出社しないようなフレキシブルな働き方が認められていることからも、個人の裁量で仕事ができる環境と言えるでしょう。
自由な働き方が実現できる一方で、一から手取り足取り行う教育や研修はなく基本的にはOJTのみとなっているため、必要なことは主体的に学ぶ姿勢が求められます。
日々自己研鑽に励むプロスポーツ選手のような成果にこだわる働き方を目指す人材が集まっており、自分で動ける人材には成長の機会が多く与えられる企業です。
(2)年収
M&Aベストパートナーズの具体的な平均年収は公開されていませんが、実際の1~2年目のM&Aアドバイザー職のモデル年収は以下のとおりとなっています。
M&A業界では、アドバイザー個人の成績が会社の業績に直結しやすいことからアドバイザーの報酬も全体的に高い傾向にありますが、M&Aベストパートナーズは業界平均以上の年収水準であると言ってよいでしょう。
参考までに業界大手の平均年収を記載すると以下のとおりです。
会社名 | 平均年収 |
株式会社日本M&Aセンター | 1,243万円(2020年度) |
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 | 2,688万円(2021年度) |
株式会社ストライク | 1,433万円(2021年度) |
基本給に加えて、成約数に応じたインセンティブが与えられる給与形態となっていますが、過去の求人情報によるとインセンティブ率は40%と業界最高水準に達しています。
実際に年間1件の成約で1,000万円近い年収となっているため、インセンティブだけで300~400万ほど得ている計算となり、案件の大きさや件数を増やすことによりさらなる年収増を狙えるでしょう。
2年目で年収6,000万円の実績があることからインセンティブに上限はないと考えられ、成果をとことん追求して高年収を狙いたいという方に最適な環境となっています。
(3)労働時間・福利厚生
M&Aベストパートナーズの就業時間は10:00~19:00となっており、完全週休2日制(土日・祝)です。
ただし上述したように、週に一度も出社しない働き方も認められているなどフレキシブルな勤務体制となっているため、働く時間や場所は自身である程度コントロールが可能です。
また福利厚生については社会保険制度や有給休暇制度、交通費全額支給はあるものの、社員旅行や飲み会といったイベントなどは少ないです。
さらに、M&A仲介業界の同業他社やキャリアアップなど、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。
3.M&Aベストパートナーズの採用事情
これまでM&Aベストパートナーズの企業概要や働き方について解説してきましたが、M&Aベストパートナーズへの転職に興味がある方に向けて採用事情についても触れていきます。
- 募集職種
- 求める人材像
それでは1つずつ説明していきます。
(1)募集職種
M&Aベストパートナーズでは、以下のとおり多岐にわたる職種において人材募集が行われています。
- M&Aアドバイザー
- インサイドセールス
- 営業事務
- 経営企画
- マーケティングプランナー
- 経理・労務担当
- Salesforceエンジニア
M&Aアドバイザーは、実際に顧客とのやり取りや企業価値算定など、成約に至るまでのあらゆるM&A業務を一貫して行います。
インサイドセールスは主に電話で顧客にアプローチし案件獲得を行う職種、営業事務はそれ以外の業務全般をサポートする職種です。
その他コーポレートスタッフやエンジニアなども幅広く募集が行われており、事業のさらなる拡大を目指していることがうかがえます。
(2)求める人材像
M&Aベストパートナーズでは、主体性や効率的に生産性の高い仕事をする意識、成果にこだわるストイックさなどを求められます。
ただし、M&Aアドバイザーの求人に関してM&A業務の経験有無は問われません。
未経験の場合でも、前職で何らかの営業経験をしかつ上位5%以上という高い成績をあげていれば応募が可能です。
また、公認会計士の資格取得者などでミドル業務経験が豊富な場合、引き続き同じ業務での採用を希望することも可能となっています。
4.M&Aベストパートナーズへの転職が成功する人の特徴
最後に、M&Aベストパートナーズへの転職を成功させる人はどのような特徴を持っているのかについて解説していきます。
- 現職で圧倒的な営業成績を残している
- 特定の業種や分野に強みを持っている
- M&A業界に強い転職エージェントを活用している
それでは1つずつ説明していきます。
(1)現職で圧倒的な営業成績を残している
M&Aベストパートナーズは応募資格として「前職で上位5%以内という高い営業成績を持つ」ことをあげています。
したがってM&A業務の経験がない場合でも、金融機関やメーカーなどでの営業経験を積んでおくことは必須と言えるでしょう。
M&A仲介業務においては、クライアント企業の経営層とのやり取りがメインとなるため、個人営業よりも法人営業の経験があると有利です。
実際に働いているアドバイザーの中には、メガバンクの法人営業担当として優秀賞を獲得した、大手不動産会社で全国2位の成績を上げたなどの突出した実績を持つ方が多くいます。
地頭の良さだけでなく、タフさやストイックさが必要であるM&Aアドバイザーを目指すにあたって、経営者と対等にやり取りするスキルや成果にこだわった仕事をする力をアピールできるとよいでしょう。
(2)特定の業種や分野に強みを持っている
M&Aベストパートナーズは、製造業・建設業・不動産業・ヘルスケア業に特化したM&A仲介会社です。
在籍しているM&Aアドバイザーも、それぞれ前職で担当していた領域など必ずいずれかの業界に強みを持っています。
したがって、この業界についてなら一から十を説明できる、最新トレンドは常に把握し続けているというように、自分の得意な業界や分野を有しておくことがおすすめです。
現段階で特に深い業界知識を持っていないという場合は、自ら進んで学ぶ意志があることや資格取得経験などについて具体的に話せるとよいでしょう。
(3)M&A業界に強い転職エージェントを活用している
転職活動においては、自分で直接応募する方法もありますが、効率的に自分にとってベストな転職先を選び抜きたい場合は転職エージェントを活用するとよいでしょう。
なぜならハイクラスの転職であればあるほど、求人情報の詳細が一般に公開されていることが少なく、独力で活動を行うと情報戦で他の候補者に負けてしまうおそれがあるためです。
また、転職エージェントも様々ありますが、M&A業界に興味がある場合はM&A業界に強いエージェントを利用しましょう。
業界知識の豊富な担当者が適切なアドバイスをしてくれることに加え、基本的に無料でサービスを受けられるところが多いため活用しない手はありません。
転職する・しないに関わらず相談ベースで面談できるところも多いため、迷っている場合も一度コンタクトをとってみるとよいでしょう。
まとめ
今回は、「成長型M&A」を掲げる株式会社M&Aベストパートナーズについて、会社概要から転職に必要な情報までを解説しました。
入社時で求められるレベルは高いですが、自由かつ裁量を持って仕事ができる環境がある、成果に応じて業界平均以上の報酬を得られるなど魅力的な点の多い会社です。
M&A業務に一貫して関わり、効率的な働き方で実力を思う存分発揮したいという方にとっては、成長の機会にあふれたベストな場所と言えるのではないでしょうか。
興味のある方はぜひ一度転職エージェントに相談して、詳しい求人情報などを収集してみてくださいね。
また転職を目指す方で、M&A仲介業界の転職事情や転職成功のコツなど、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。
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