FASは激務って本当?激務の理由や激務をこなす3つのコツを紹介!

「FASは激務と聞いているが、実際はどうなの?」
「FASの激務をこなすコツはあるのだろうか…」

このようなことでお悩みの方がいるのではないでしょうか。

FAS(Financial Advisory Service)は、会計の専門知識を活かせる場のため、公認会計士の転職先として人気が高い業界です。

近年増加しているM&Aに対するアドバイザリーを中心として、企業・事業再生や、不祥事の予防や対処の支援、経営戦略に関する提言を業務としています。

転職先として魅力的なFASですが、「FASは激務である」と聞いたことのある人もいることでしょう。

実際にFASは激務であるのか、また、なぜ激務になりやすいかの理由を紹介するので、転職活動の参考にしてください。

本記事の前に、FASの業務内容や転職する人の傾向など、より詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.05.31

【2023年10月最新】FASへの転職を徹底解説!未経験からFASに転職するためのコツを紹介

1.FASは残業が多く激務の傾向

person walking holding brown leather bag

耳にする噂通り、FASは残業が多く激務の傾向にあると言っても過言ではありません。

ただし一口に激務と言っても、激務に具体的な基準は無いため、実際の労働環境を見て「これならば大丈夫」なのか、「これでは耐えられない」となるかは、本人次第です。

以下の2つの観点で、FASの激務についてみていきましょう。

FASの激務について

1.FASの平均残業時間
2.働き方改革により残業時間を減らす動きがみられている

(1)FASの平均残業時間

腕時計

FASが激務と言われる理由として、残業が多いことが挙げられます。

FASの平均残業時間

平常時…月30時間
繁忙時…月80時間

平常時は月30時間程度ですので、一般的な企業と比べても、残業は少ない方と言えます。

しかし、繁忙時は平常時の倍以上の月80時間の残業となることもあるようです。

月80時間と言うと、1日3時間を超える計算となり、ピーク時は深夜帰宅を繰り返す生活となることも考えられます。

FASが激務と言われるのは、このように繁忙時の残業時間が多いことが理由のようです。

ただし、プロジェクトの開始から完了まで激務をこなした後はまとまった休暇を取るなど、仕事をこなすだけではなくメリハリをつけて働いている人も多くいます。

(2)働き方改革により残業時間を減らす動きがみられている

city

FASでは残業が多く激務の傾向にあると言っても、働き方改革により業界全体で残業時間を減らす動きが出てきています。

特に、4大会計事務所のグループ会社である「BIG4」では、人員を増やすことで1人1人の負担を減らしているようです。

これらの大手企業でなくても、徐々に働き方改革を推進し、残業を減らす動きは今後も継続していくことでしょう。

BIG4 FASとは

最大手会計ファーム4つをBIG4呼び、BIG4系とは BIG4のグループ会社を意味する

KPMG FAS
EYストラテジー・アンド・コンサルティング
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー
PwCコンサルティング

FASのその他代表企業などについて、より詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

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2.FASが激務になりやすい理由

start up

働き方改革が進められているとはいえ、FASはまだまだ激務の傾向にあります。

ところで、なぜFASという職業は激務になりやすいのでしょうか。

ここでは、FASが激務になりやすい理由を見ていきましょう。

FASが激務になりやすい理由

1.ディールの最中は特に激務になりやすい
2.常に新しい専門知識の習得が必要になるため
3.準備に時間がかかるため

順に説明します。

(1)ディールの最中は特に激務になりやすい

FASのメイン事業の1つ、M&Aにおいて、準備から統合作業までのプロセスを「ディール」と表しますが、ディールの最中は特に激務が予想されます。

一般的にM&Aは期限が設けられており、時間の制約がある中でギリギリのスケジュールが組まれていることが多いため、この期間は激務になりやすいです。

1つのディールで激務になりやすいにも関わらず、近年少子高齢化によってM&Aで事業譲渡を検討する中小企業が増えており、案件が増加しているため、複数の案件を担当するアドバイザーが増えています。

複数の案件で次々とディールを迎えると、常に激務になりやすいと言えるでしょう。

(2)常に新しい専門知識の習得が必要になるため

図書館

FASが激務になりやすい理由の2つ目として、常に新しい専門知識の習得が必要になることが挙げられます。

FASに依頼を出すクライアントの業界は様々で、M&Aを始めとして、業績改善のアドバイスや経営戦略の提言を行うためには、その業界についての知識を蓄える必要があるからです。

加えて、金融の専門知識も常にアップデートされ、新しい情報を習得する必要があります。

クライアントの依頼をこなすために高度な専門知識と業界知識を持って案件に臨む体制が求められたり、業務の中で新しいもののインプットもあるため、これが激務の原因になっています。

(3)準備に時間がかかるため

PC

3つ目は、準備に時間がかかるためです。

例えばM&Aでクライアントが事業の譲渡を希望してる時に、譲受先(買い手)の企業を選定するにあたり、クライアントの事業を継承することでどのようなメリットがあるかなどのプレゼンが必要になります。

M&Aは何億と言う大きな金額が動くこともあるため、譲受先に選定された企業もその場で答えを出すことはほとんどなく、一度社に持ち帰って検討することがほとんどです。

口先だけでの説明ではズレが生じることもありますし、持ち帰った担当者がこちらの意図通りに伝えられるかも不明瞭のため、プレゼンの際はメリットやデメリットを記載した資料の作成が必要となります。

億単位の譲渡を成功させるためには長い準備時間が必要になるため、残業時間が増えたり、激務になりやすいです。

3.FASで激務をこなすコツ

本

ここまでFASの激務について読んだ方の中には、自分にはこなせそうにないのではないかと思っている方もいるかもしれません。

ですが、実際にFASで働いて激務をこなしている方もいるため、絶対に無理だとは言えないでしょう。

そこで、ここではFASで激務をこなすコツを3つ紹介します。

FASで激務をこなすコツ

1.優先順位を設ける
2.オンとオフの切り替えを早くする
3.時には周りを頼る

順にご説明します。

(1)優先順位を設ける

brown wooden toy blocks

1つ目は、優先順位を設けることです。

仕事に限らず、やるべきことが多くあって忙しい時にはどれから手をつけて良いかわからず、パニックになってしまった経験があるかもしれません。

そんなときは、一度しなければいけないタスクを目の前に並べた上で、どれからこなすと効率が良いのか優先順位を設けてみましょう。

仕事の優先順位の決め方

1.重要性があり、緊急性がある仕事
2.重要性があり、緊急性がない仕事
3.重要性がなく、緊急性がある仕事
4.重要性がなく、緊急性もない仕事

これらを決めた上で、締切も加味してどれから手をつけると良いか見極めます。

一度手を止めて優先順位を設けると頭が冷静になり、効率も良くなるでしょう。

(2)オンとオフの切り替えを早くする

ビジネス

2つ目はオンとオフの切り替えを早くすることです。

忙しいと、職場を出ても仕事のことを考え続けてしまうという人はいませんか?

仕事のことばかりを考えて気持ちを引きずり続けると、毎日の充実度が低くなり、仕事にもプライベートにも身が入らなくなる可能性があるのです。

常に仕事のことを考え疲れた気持ちで翌朝仕事をする場合と、オフモードからオンモードにスイッチを入れて仕事に臨む場合では、後者の方がモチベーションが高まります。

意識的にオンとオフを切り替えて、激務を乗り切っていきましょう。

(3)時には周りを頼る

移譲

3つ目は、時には周りを頼ることです。

案件には、自分1人で関わるわけではありません。

もちろん少数精鋭で取り組んでいるファームもあると思いますが、それでもチームとして数人は同じ案件に関わっていることでしょう。

自分のタスクがいっぱいでパンクしてしまいそうになったときは、周りを頼ってみてください。

仕事の重要な点をシェアできれば、複数人で作業を分担することによって業務量を軽くすることができるのです。

相手との信頼関係も築けて、作業効率も上がる方法のため、ぜひ実践をおすすめします。

まとめ

「FASは激務」と聞いたことがある人、それはあながち間違いではありません。

しかし、関わる案件により激務のタイミングは変わってきますので、仕事とプライベートのバランスを取りながら上手く業務を行えば、FASでの仕事をやりがいのある人生をもたらしてくれるでしょう。

FASで激務をこなすコツについてもお伝えしましたが、特に転職してすぐのうちは、慣れずにただ残業の多さや資料作りなどの仕事に慣れていくしかないかもしれません。

それでも自分の会計知識を最大限活かせる場所で働いていきたいという人は、是非FASを転職先に転職活動を行ってみてください。

FASへの転職を目指す方で、転職事情や転職成功のコツなどより詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.05.31

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