M&A×テック企業「M&Aクラウド」の採用事情は?働き方や転職のポイントも紹介
「M&Aクラウドの採用動向について知りたい」
「M&Aクラウドではどんなスキルが求められるのだろう」
このようにM&Aクラウドへの転職を検討する前に、どんな経歴やスキルが必要とされるか知りたいと思っていませんか?
M&AクラウドはM&A仲介企業の中でも、テクノロジーを活用した先進的サービスを提供している点で一線を画しています。
また成長中のスタートアップ企業ということもあり、新しいことへの挑戦が好きで会社の成長を一緒に担える人材が求められると言えるでしょう。
今回は、そんなM&Aクラウドの採用事情や働き方、転職を成功させるためのポイントなどをご紹介していきます。
少しでも興味がある、転職を考えているという方は、ぜひ転職に向けた活動の一助としてください。
本記事を読む前に、M&A仲介の基本情報を詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。
1.M&Aクラウドの採用事情
「テクノロジーの力でM&Aに流通革命を」をミッションに掲げて日本の産業の発展に貢献するM&Aクラウド。
現在どのような採用を行っているのかについて解説していきます。
- 採用動向
- 募集職種
- 求める人材
それでは1つずつ説明していきます。
(1)採用動向
M&Aクラウドは事業拡大中であり、通年でM&Aアドバイザーを含め全職種にて採用を行っています。
社内のメンバーは現在約55名で、平均年齢は31歳とM&A業界では非常に若い組織と言えるでしょう。
プロダクト開発メンバーは大手ITベンチャーなどの出身者が目立ち、M&Aアドバイザーについては大手証券会社や大手総合商社、コンサルティングファームの出身者など多様なバックグラウンドを持っています。
メンバー全員でチームや会社を成長させていこうという意識が強く、エネルギッシュで会社にフルコミットできる人材を採用しています。
(2)募集職種
現在(2022年7月)M&Aクラウドにて募集が行われている職種は以下のとおりです。
- M&Aアドバイザー
- PdM
- エンジニア
- UXデザイナー
- カスタマーサクセス
- デジタルマーケター
- 広報
- 経理
- 人事責任者
- 採用マネージャー
M&Aに直接関与するアドバイザーに限らず、エンジニア・Web系職種やコーポレート職種の採用も多くなっています。
M&Aアドバイザーについては、投資や経営などの経験を持ち、自身の知見をもとに顧客にM&Aに関連する様々なアドバイスができる人材が求められています。
M&A自体は未経験であっても、ベンチャービジネスに関する知見や何らかのファイナンスの知識を有している方が採用されやすいでしょう。
またエンジニアやWeb系職種については、それぞれ特定のプログラミング言語スキルや開発経験など、専門性を示すバックグラウンドが必要となります。
(3)求める人材
求める人材については以下3つを有していることを前提とし、企業価値を最大化するためのバリューとして定めています。
- 「1 Team」:1つのチームでチャレンジしよう
- 「2nd Priority」:顧客第一になろう
- 「10 Player」:T型人材は当たり前だ
M&A業界ではM&Aアドバイザー個人の成績が会社の売上に直結することから、個人成果主義になりがちです。
しかしM&Aクラウドには、チームとしてのチャレンジや結果を一番に求める「全体成果主義」の社風があります。
新たなことや大胆なことにも臆せず挑戦し、自分自身とともに会社も成長させていきたいという意欲あふれる人材が向いていると言えるでしょう。
また、専門性を極めるだけでなく他分野の知識も豊富に取り入れ、投資対効果まで考慮できる「T型人材を突き破った人材」を目指せるプレーヤーが求められています。
また、M&A仲介業界の転職情報などを詳しく知っておきたいという方はこちらご覧ください。
2.M&Aクラウドの企業概要
ここからは、M&Aクラウドの企業概要について詳しく解説していきます。
- 基本情報
- 事業内容
- 働き方・年収
それでは1つずつ説明していきます。
(1)基本情報
会社名 | 株式会社M&Aクラウド |
住所 | 東京都新宿区新宿一丁目34-16 清水ビル3階 |
従業員数 | 70人(2022年5月時点) |
資本金 | 12億4千万円(資本準備金等を含む) |
設立 | 2015年12月 |
事業内容 | M&A仲介事業 |
公式HP | https://corp.macloud |
株式会社M&Aクラウドは、過去に起業・事業売却の経験を持つ2名の創業者により2015年に設立されたM&A仲介企業です。
後継者問題を抱える日本の中小企業に対し、テクノロジーを使ってより簡単にスマートにM&Aが実現できる環境を作ることをミッションに掲げています。
平均年齢は31歳と全体的に若くエネルギッシュで、個人の挑戦も皆で応援し協力しようというチームを大切にする社風です。
企業価値を最大化のためにM&Aクラウドが大切にしていることの例として、以下のような内容があります。
- バリューを体現し、成果を出している人がキチンと報われる組織
- とにかくメンバーとフラットに向き合う
- 専門性だけでなく幅広い知見を全てのメンバーに求める
- フルコミットする人をできるだけ多く
上記の内容からも、ベンチャーならではのフラットかつフェアな雰囲気がうかがえます。
また福利厚生については、社会保険完備・住宅手当・交通費支給と充実しており、合宿や締め会といったメンバー同士の交流を深めるイベントも開催されています。
ベンチャー企業特有の自由度や裁量の大きな仕事ができ、かつ比較的安定した収入や福利厚生を期待できる企業と言えるでしょう。
(2)事業内容
M&Aクラウドは大きく分けて以下2つの事業を展開しています。
- プラットフォーム事業
- アドバイザリー事業
プラットフォーム事業では、買い手企業が買収ニーズを登録しておくことで売り手を集められる「M&Aマッチングプラットフォーム」を提供しています。
この独自のプラットフォームへの買い手企業掲載数は日本のIT上場企業の約20%を含み500社を超え(2022年4月現在)、希望の買い手に会えると好評の声も多数上がっています。
またアドバイザリー事業においては、同社の豊富なネットワークやテクノロジー、データなどを活用して先進的で高品質なアドバイザリーサービスを提供。
顧客に寄り添い顧客企業の圧倒的成長に貢献するプロフェッショナルとして、在籍するM&AアドバイザーがM&Aや資金調達のサポートを行っています。
(3)働き方・年収
M&Aクラウドでの具体的な残業時間などは公開されていませんが、社員の1日のスケジュール例を参考にすると1日3時間程度の残業を行っているようです。
ただし職種を問わずフレックスタイム制が導入されていることや、リモートワークが推奨されていることなどを踏まえると、生活スタイルに合わせた働き方ができるでしょう。
まさに事業を拡大しているフェーズにあり、やればやるほど成長できるという刺激の多い環境であることから、意欲的に仕事に取り組みたい人に最適の企業と言えます
年収についても公表はされていないものの、求人情報から抜粋すると以下のとおりです。
- M&Aアドバイザー:600~800万円+インセンティブ
- データ/アプリケーションエンジニア:700~900万円
M&Aアドバイザー・エンジニアともに年収は高い水準にあり、成果に伴うインセンティブも加算されるため、頑張りや昇格などで年収を上げていくことが可能でしょう。
3.M&Aクラウドへの転職を目指すなら
ここからは、M&AアドバイザーとしてM&Aクラウドへの転職を検討している方に向けて、転職成功のために必要なことを説明します。
- M&Aに関する知識・経験を有している
- 経営者・起業家目線で仕事ができる
- 一定以上のパソコンスキルやITの知識がある
それでは1つずつ説明していきます。
(1)M&Aに関する知識・経験を有している
まずM&AクラウドでM&Aアドバイザーとして活躍したい場合は、M&Aに関する専門知識や経験を持っている方がよいでしょう。
他のM&A仲介企業では前職での突出した営業成績などが重視されることもありますが、M&Aクラウドではどちらかと言うと即戦力人材が求められると言えます。
例えばメンバーの中には、大手証券会社やコンサルファームなどで何らかのファイナンスの知識を得ていたり、自身の起業経験に基づくベンチャービジネスの知見を持つ人材が多くみられます。
上記には当てはまらなくても、現職で業務の中で投資や資金調達などに関わっていてある程度の知見がある場合はアピールポイントとなるでしょう。
(2)経営者・起業家目線で仕事ができる
M&Aクラウドでは単に企業のM&Aの手伝いをするだけではなく、事業成長の実現に向けた経営戦略に基づくM&A戦略の立案から実行まで入り込んでサポートします。
そのため顧客である中小企業のオーナーと同じ目線を持って物事を考え、提案できる人物が望ましいと言えるでしょう。
またM&Aクラウドという会社自体も事業成長に向けて奔走している途中であることから、個人の成長だけではなく、会社全体としてどう成長していけるかを考えられる視座の高さが必要です。
経営者や起業家のような精神を持って、前例のないことでもゼロベースで作り上げていきたい!という意欲を持った人が適していると言えるでしょう。
(3)一定以上のパソコンスキルやITの知識がある
M&Aクラウドの最大のミッションは”テクノロジーの力でM&Aに流通革命を起こす”ことであり、実際に様々なITを活用したサービスを提供しています。
そのためM&Aアドバイザーとしての入社であっても、エンジニアほどの専門性は必要ありませんが、一定以上のITに関する知見は有しておいた方がよいでしょう。
基本のパソコン操作やツールの活用はもちろん、独自システムを使ったデータの活用方法やマッチングの仕組みなどについて理解しておく必要があります。
また、従来のM&Aアドバイザリー業務とは異なり、リモートワークなどのフレキシブルな働き方やテクノロジーを駆使して超効率化した業務の確立を目指しており、それらにスムーズに対応できる人材が歓迎されるでしょう。
まとめ
少子高齢化が進み後継者不在の企業がこれからも増え続けることを想定すると、M&Aによる事業継承ニーズは今後も高まっていくでしょう。
その中で、より敷居を低く効率的な方法で希望のマッチングを実現するM&Aクラウドのサービスも拡大していくことが予想されます。
成長中の企業でM&Aビジネスに携わりたい、最新のテクノロジーによって日本の産業を発展させたい、という思いを持つ人にとっては最高の環境と言えるのではないでしょうか。
もし少しでも気になった場合は、業界情報に詳しいプロの転職エージェントに無料で相談してみるとよいでしょう。
リアルタイムでの採用動向や選考の対策など、転職を成功させるために欠かせない情報を提供してくれます。
ぜひ情報をくまなく集めて、後悔のない転職活動を行ってくださいね。
M&Aクラウドの転職に向け、M&A仲介の転職事情や転職成功のコツなど、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。
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