【一流企業に転職する】上場しているM&A企業6社を紹介!

「M&A企業の中に上場企業ってあるの?」
「会社の規模や上場しているかどうかによるM&A企業の序列を知りたい」

このように、M&A関連の企業に興味を抱きながらも、上場の有無など企業間の違いについてよく知らないという方は多いのではないでしょうか。

M&A仲介企業やアドバイザリーは少数精鋭の組織であることが多いですが、年数百億の売上を上げ、かつ上場している企業も中にはいくつか存在しています。

今回は、転職にもおすすめの上場M&A企業を6つピックアップし、それぞれの特徴についてご紹介していきます。

できるだけ影響度や規模の大きなM&A関連の仕事がしてみたい!という方は必見の内容です。

本記事を読む前に、M&A業界事情や基本情報など、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

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1.上場しているM&A企業6選

では早速、上場しているM&A企業を以下のとおり6つご紹介していきます。

上場しているM&A企業6選

  • 株式会社日本M&Aセンター(2006年 東証マザーズ上場、2007年 東証一部上場)
  • M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(2014年 東証プライム上場)
  • 株式会社ストライク(2016年 東証プライム上場)
  • 名南M&A株式会社(2019年 名証セントレックス上場)
  • 株式会社オンデック(2020年 東証マザーズ上場)
  • 株式会社M&A総合研究所(2022年 東証グロース上場)

(1)株式会社日本M&Aセンター

会社名株式会社日本M&Aセンター
住所東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 鉃鋼ビルディング 24階
従業員数653人(2021年3月時点)
資本金37.9億円(2022年3月時点)
設立2021年4月1日(1991年4月25日 創業)
事業内容M&A仲介、企業評価の実施、PMI支援など
公式HPhttps://www.nihon-ma.co.jp/

日本M&Aセンターは、1991年に各地域の有力な公認会計士・税理士が中心となって設立された、東証一部上場の国内トップクラスのM&A仲介企業です。

上場企業から小規模事業者までを幅広くクライアントに持ち、「世界No.1のM&A総合企業」を目標としてグローバルなビジネスを展開しています。

2020年度の平均年収は1,243万円で、新卒・中途採用両方を行っているにも関わらず20代の平均年収が約800万円前後と非常に高い水準となっています。

現在、M&A業務の経験有無を問わずM&Aコンサルタントをはじめとする多くの職種で採用を行っており、実績が豊富なトップ企業で働いてみたいという方におすすめしたい企業です。

(2)M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

会社名M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
住所東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウノースタワー38階
従業員数(連結)214名
(単体)146名 (2022年3月31日現在)
資本金28億円
設立2005年(平成17年)10月
事業内容M&A仲介事業
公式HPhttps://www.ma-cp.com/

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社は中小・中堅企業のM&Aを得意分野とし、事業継承ニーズや自社の企業価値向上を目的とした譲渡ニーズに対しM&Aの仲介サービス提供を行う、東証一部上場のM&A仲介企業です。

日本を代表するM&A企業の一つであり、平均年収は直近5年間いずれも2,000万円を超えており、他のM&A企業と比べても圧倒的な数字となっています。

拡大するM&A市場の中で案件をしっかりと取り込んで利益を拡大させていることや、成果に応じてコンサルタントに報酬がしっかりと還元される仕組みを確立していることが伺えます。

強い意志や前職での十分な実績があれば、M&A業務未経験であっても転職の可能性は見えてくるでしょう。

(3)株式会社ストライク

会社名株式会社ストライク
住所東京都千代田区大手町1丁目2番1号  三井物産ビル15階
従業員数211名(2022年3月31日時点)
資本金8億2,374万円(2022年3月31日時点)
設立1997年7月
事業内容M&Aの仲介、M&A市場SMARTの運営、企業価値の評価、企業価値向上に関するコンサルティングなど
公式HPhttps://www.strike.co.jp/

株式会社ストライクは、クライアントの事業拡大やサービス向上を目指す成長型M&A、および後継者問題を解決する事業承継型M&Aの双方に強みを持つ東証一部上場のM&A仲介企業です。

公認会計士・税理士・弁護士といった国家資格所有者に加え、金融機関出身者が多く、高い専門性や倫理観を有した人材が武器となっています。

一方で中途採用に関してはM&A業務未経験者の採用割合が高く、女性の採用も積極的に行っています。

入社してから研修やOJT、社内のスペシャリスト達との連携によってスキルや年収を上げていける環境があり、2021年度の平均年収も1,432万円と非常に高い水準です。

個のスキルや能力を高めつつ、専門家集団としてクライアントのM&Aに関する課題に一貫して応えたいという方におすすめの企業と言えるでしょう。

(4)名南M&A株式会社

会社名名南M&A株式会社
住所愛知県名古屋市中村区名駅1-1-1 JPタワー名古屋34F
従業員数31名
資本金3億1千万円
設立2014年10月2日
事業内容M&Aの仲介・コンサルティング、事業継承コンサルティング、合併・買収などの企業提携支援など
公式HPhttps://www.meinan-ma.com/

名南M&A株式会社は、名南コンサルティングネットワークの専門家と協業しながら、主に東海地方の中堅中小企業の事業承継型M&AをサポートしているM&A仲介企業です。

2014年に名南経営コンサルティングから企業情報部を分社化してできた会社で、順調に企業として成長しながら、現在では名古屋証券取引所のメイン市場の上場を果たしています。

従業員数は30名ほどと少数精鋭の組織ですが、東海地区では成約件数・アドバイザー数ともにトップクラスを誇っており、製造業が中心となっているこの地域を盛り上げたいという方にはぴったりの企業です。

課長・部長など管理職クラスになると1,000万円を超える高い年収を狙うことができます。

現在、年齢や学歴、M&A業務経験の有無を問わずM&Aアドバイザーを募集しているため、興味のある方は転職エージェントに相談してみましょう。

(5)株式会社オンデック

会社名株式会社オンデック
住所大阪府大阪市中央区備後町3-4-1 備後町山口玄ビル3F
従業員数38名
資本金3億7,272万円
設立2005年7月
事業内容M&Aに関する仲介、斡旋、アドバイザリー業務など
公式HPhttps://www.ondeck.jp/

株式会社オンデックは、顧客企業の企業価値を最大化するためのM&A相手企業探しや最適なM&Aスキームの提案・実行までを担う「総合力」を強みとした東証マザーズ上場のM&A仲介企業です。

事業規模に制限を設けず、小規模企業から中堅企業まで幅広いクライアントのサポート実績を豊富に有しています。

上場企業でありながらまだ設立から日が浅いこともあり、オープンでフラットなベンチャー気質の社風を持ちますが、2021年の平均年収は746万円と他業種に比べても高い水準を誇ります。

金融機関・事業会社で法人営業や事業企画といった経歴を持つ人材が多く活躍しており、M&A業務経験の有無を問わず、勢いのある企業で経験を積みたいという方にぴったりでしょう。

(6)株式会社M&A総合研究所

会社名株式会社M&A総合研究所
住所東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館17階
従業員数82名 (2022年4月時点)
資本金4億1,100万円
設立2018年10月
事業内容M&A仲介事業、M&Aメディア事業
公式HPhttps://masouken.com/

株式会社M&A総合研究所は、2018年に設立された比較的新しい会社でありながら、独自のAIシステムによる企業マッチングサービスを強みに急成長している東証グロース上場のM&A仲介企業です。

依頼から成約まで1年以上かかることも珍しくないM&A案件を、経験豊富なM&Aコンサルタントが最短3か月で完結させるという、スピーディなサービスにも定評があります。

コンサルタントには成果に応じた報酬が支給されるため、実力がある場合は20代でも約900万円、30代で1,000万円超の年収を手にしている方も珍しくありません。

転職の難易度は決して低いとは言えませんが、金融機関や商社、メーカーといった企業での経験や実績をしっかりとアピールできれば、転職への道も開けるでしょう。

そのほか、、M&A業界の代表企業など、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

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2.上場M&A企業の特徴

M&A企業の中には非上場の会社も多く存在していますが、中でも上場している企業はより高い売上規模や信頼性、ブランド力などを有していると言えるでしょう。

そんな上場M&A企業に共通する2つのポイントをここでご紹介します。

大手のM&A企業への転職を目指しているという方は、ぜひ参考にしてください。

上場M&A企業の特徴

  • 幅広い実績・ノウハウの蓄積がある
  • 組織内の分業化が進んでいる

では一つずつ説明していきます。

(1)幅広い実績・ノウハウの蓄積がある

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上場しているM&A企業は、共通して実績や顧客・専門家等とのネットワークが豊富であると言えます。

中には設立から日が浅い企業もありますが、創立者が過去にM&A業界や士業の世界で十分な経験を積んでいる場合が多いでしょう。

さまざまな規模や業種のクライアントのM&Aを手掛けた実績から、企業独自のノウハウを蓄積しているところもあるため、一流のM&Aコンサルタントを目指す方にとっては貴重な成長の場になります。

社内でもいろいろなことを学び吸収しながらM&A業務の経験を積みたい、と考える方には上場しているM&A企業への転職がおすすめです。

(2)組織内の分業化が進んでいる

コンサルタントになるには何をすべき?資格や経験の有無は問われる?

上場M&A企業に共通する2つ目のポイントとして、組織内の分業化が進んでいることがあげられます。

企業により方針の違いなどはありますが、M&Aコンサルタントが案件の発掘・クライアントとの交渉、営業事務が資料作成などのサポート、会計士・税理士・弁護士といった資格保有者がスキームの実行をするという具合です。

複雑で難解なM&Aのプロセスを各スペシャリストが分担して担うことで、それぞれが自身の業務に全力を注ぐことができ、組織として最大の価値を提供できます。

特に資格を保有している方など、自分がすでに持つ専門性をフルに活かして仕事をしたいという方に大手M&A企業はおすすめでしょう。

まとめ

今回は、転職におすすめの上場M&A企業6つの特徴について解説してきました。

上場しているということは、その分顧客からの信頼や期待も厚く求められる業務水準も高いことは事実です。

そのようなレベルの高い環境に身を置いて、自身もM&Aコンサルタントとして早く着実にスキルアップしたいという方にはぴったりの転職先と言えるでしょう。

ただし、どのような企業が向いているかは人により異なります。

非上場の企業も各社の良さを持っているため、広くアンテナを張って自分に合う企業を探したいという方は、ぜひM&A業界に精通した転職エージェントを活用してみましょう。

転職エージェントは公式HPでは得られないような情報を入手していたり、選考を突破するためにすべきことをアドバイスしてくれたりと、効率的な転職活動に大変役立ちます。

ぜひプロの手を借りて、理想のキャリアを実現できる企業を目指してくださいね。

本記事を読んで将来M&A業界の転職を目指し、M&A業界の転職事情や転職成功のコツなど、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

【2023年10月最新】M&A仲介への転職を徹底解説!未経験からM&A仲介に転職するためのコツを紹介

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