総合コンサルから戦略コンサルへ転職するには?転職を成功させるポイントを紹介!
「総合コンサルから戦略コンサルへ転職する際のポイントは?」
「転職先として人気の戦略コンサルを知りたい」
総合コンサルにて勤務している場合、さらなるスキルアップを目指すなどの理由で戦略コンサルへの転職を検討する方もいるでしょう。
戦略コンサルへの転職難易度は全体的に非常に高くなっており、総合コンサルで培ったスキルや実績をしっかりとアピールすることが大切です。
本記事では、総合コンサルから戦略コンサルへの転職成功のポイントやおすすめの企業などについて解説します。
1.総合コンサルから戦略コンサルへ転職するポイント
戦略コンサルへの転職の際、総合コンサルでの業務経験がある人は他の人に比べて有利になることは間違いないでしょう。
しかし、しっかりとポイントを意識して転職活動を進めないと、採用されることは難しいと考えられます。
そこでここでは、総合コンサルから戦略コンサルへ転職する際に有利な条件で転職ができるよう、押さえておくべきポイントを紹介します。
- 総合コンサルでの実績や経験を具体的にアピールする
- 特定分野に対する強みをアピールする
- コンサル分野専門の転職エージェントに相談する
転職を成功させるために、ぜひチェックしてください。
(1)総合コンサルでの実績や経験を具体的にアピールする
総合コンサルから転職する際は、実績や経験をアピールすることが大切です。
戦略コンサルでは、クライアントの経営課題解決につながる戦略立案や実行サポートを行うにあたって、総合コンサルよりもより高いレベルでの知識やスキルを求められます。
とくに、中途採用では即戦力となることを期待するので、総合コンサルから転職する場合は、習得しているスキルや知識、入社後の活躍のアピールが重要になります。
総合コンサルでの実績やスキルをもとに戦略コンサルではワンランク上の働きができることをアピールすることがライバルに差をつけるポイントです。
たとえば、「総合コンサルでプロジェクトリーダーとして活躍した経験」「営業活動による契約実績」などを具体的にアピールしましょう。
具体的に携わったプロジェクトをもとに、自身が戦略立案などにおいて提案した内容をアピールすると採用担当の目にとまりやすいです。
総合コンサルにおける勤務で習得したスキルや実績を最大限アピールできるよう、対策しておくことが大切です。
(2)特定分野に対する強みをアピールする
戦略コンサルへ転職する際は、特定分野への専門知識があると、高く評価される可能性があります。
戦略コンサルでは、クライアントの経営課題解決に向けて戦略立案を行いますが、各業界においてより高度な専門知識やスキルが必要となるプロジェクトが増えていると言われています。
専門家が集結してチームを組んでプロジェクトを遂行するケースも多く、特定の分野に対する強みがあることは、転職活動においてアピールポイントになるといえるでしょう。
総合コンサルにおける業務の中で培った専門知識や資格がある場合は、積極的にアピールすることをおすすめします。
(3)コンサル分野専門の転職エージェントに相談する
総合コンサルから戦略コンサルへ転職する際は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
総合コンサル経験者は転職市場での評価が高いことから、転職難易度の高い企業であっても転職できる可能性があります。
しかし、戦略コンサルへの転職は依然として難易度が高く、入念な対策をしてライバルに差をつける必要があります。
そこで、コンサル分野などに特化した転職エージェントを利用することが、有利に転職活動を進めるうえで非常に重要なポイントになります。
また、転職エージェントは好条件の非公開求人を保有していることもあるので、魅力的な求人情報を得ることもできるでしょう。
有利な条件で転職できるよう、転職エージェントにサポートを依頼しましょう。
2.総合コンサルからの転職先として人気の戦略コンサル
ここまで転職時のポイントを紹介してきましたが、ここからは総合コンサルからの転職先として人気の戦略コンサルをご紹介します。
転職先選びで迷っている方は、参考にしてください。
- A.T.カーニー株式会社
- ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ベイン・アンド・カンパニー
(1)A.T.カーニー株式会社
設立年 | 1972年(日本オフィス) |
資本金 | 非公開 |
主事業所所在地 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー23階 |
公式サイト | https://www.jp.kearney.com/ |
A.T.カーニー株式会社は、アメリカのシカゴで設立された戦略系コンサルティングファームであり、世界41ヶ国に拠点を持っています。
取り扱う業界の幅も幅が広く、高いレベルでの戦略策定やその実行サポートを行っており、総合コンサル経験者にとっても非常にやりがいのあるファームと言えます。
平均年収は約1,400万円と非常に高水準であり、実績やキャリア・勤続年数によっては年収3,000万円を超えるケースもあります。
総合コンサルから転職する場合、論理的思考力やコミュニケーション力など、戦略コンサルタントとして活躍する上で必須となる力を評価されるので、有利な条件で転職するには効果的な自己アピールをすることが大切です。
(2)ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
設立年 | 1966年(日本オフィス) |
資本金 | 非公開 |
主事業所所在地 | 東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー25階 |
公式サイト | https://www.bcg.com/ja-jp/ |
ボストン・コンサルティング・グループは、ボストンで設立された戦略コンサルティングファームであり、世界50ヶ国以上にグローバルネットワークを保有しています。
平均年収は約1,300万円以上と言われており、年収アップしやすい環境も整っているので、高収入を目指したい方にもおすすめです。
世界規模で業務を行っており、幅広い業界の知識や高い英語力があると、入社後にも活躍できると評価されるでしょう。
転職先としては人気が高く業務の難易度も高いため、総合コンサルで培ったスキルや経験、論理的思考力などを具体的にアピールすることが大切です。
(3)マッキンゼー・アンド・カンパニー
設立年 | 1971年(日本オフィス) |
資本金 | 非公開 |
主事業所所在地 | 東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山森タワー |
公式サイト | https://www.mckinsey.com/jp/overview |
マッキンゼーはアメリカに本社を持つ戦略コンサルティングファームであり、世界65ヶ国に130拠点を有しています。
取り扱う業界の種類は幅広く、業界別のグループに分かれ経営再建を行っているので、何か専門的な分野がある人におすすめのファームです。
「One Firm Policy」をコンセプトとしてグローバル規模で業務を行っており、多様な専門性を持つチームがあるので、自身のスキルアップも実現できる環境です。
ただし、転職先として人気であり転職難易度が高いので、ライバルに差をつけるには採用担当の目にとまるアピールポイントを持っておく必要があります。
平均年収は約1,200万円と言われており、実力次第でそれを超える高収入も期待できます。
(4)ベイン・アンド・カンパニー
設立年 | 1982年(東京オフィス) |
資本金 | 非公開 |
主事業所所在地 | 東京都港区赤坂9‐7‐1 ミッドタウン・タワー8階 |
公式サイト | https://www.bain.com/ja/ |
ベイン・アンド・カンパニーは世界38か国に61拠点を持ち、グローバル規模で業務を行っています。
日本オフィスの人員は少人数と言われており、転職の難易度は高いので総合コンサルから転職する際はしっかりとアピールすることが大切です。
また、戦略コンサルファームの中でも実力主義の傾向が強いのが特徴であり、スキルや実績次第では、転職後早期に年収1,000万円を軽く超えるケースもあります。
少数精鋭の戦略コンサルティングファームで、自分の実力を発揮してキャリアアップを目指したい人におすすめのファームです。
まとめ
今回は総合コンサルティングファームから戦略コンサルへの転職について解説してきました。
戦略コンサルへの転職難易度は高いので、総合コンサルで培ったスキルや実績をアピールできるよう、入念な選考対策が必要です。
今回紹介したポイントをしっかりと押さえて、理想の転職を実現しましょう。
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