クライアントへの貢献度が高い『fundbook』採用事情を解説
「M&A仲介会社の中でもfundbookに興味がある」
「fundbookはどのような人物を求めているのだろうか」
M&A仲介会社の中でもfundbookは常にお客様に寄り添い、お客様への貢献度が高い会社だと、転職先として人気の会社です。
独自のプラットフォームを利用し、M&Aアドバイザー自身が考えつかなかった企業をM&Aの相手先として選定し、その後の提案で何件もM&Aを成立させています。
fundbookの基本情報から、採用事情、求める人物について見ていきましょう。
fundbookへの転職を検討している人は、是非参考にしてください。
本記事を読む前に、M&A仲介の基本情報を詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。
１．fundbookの基本情報
| 会社名 | 株式会社fundbook |
| 設立年月日 | 2017年8月7日 |
| 事業内容 | M&A仲介事業 |
| 本社 | 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー25F |
| 代表取締役 | 畑野幸治 |
| 資本金 | 20億円 |
| 公式HP | https://fundbook.co.jp/ |
fundbookは2017年に設立されたまだ若い会社です。
非上場のため、詳しい業績は発表されていないものの、設立3年目の2020年には35.6億円の売上高を達成し、M&A仲介業界の売上高で4位となっています。
| 会社名 | 売上高 |
| 日本M&Aセンター | 361億円 |
| M&Aキャピタルパートナーズ | 156億円 |
| ストライク | 90億円 |
| fundbook | 35.6億円 |
| 名南M&A | 13億円 |
設立3年目にして、既に35.6億円はストライクに次ぐ第4位に入り、既に中堅どころの名南M&Aをしのぐ勢いです。
ここでは、以下2つの点についても詳しく見ていきます。
1.fundbookでの働き方
2.fundbookの年収
（１）fundbookでの働き方
fundbookはM&A仲介を専門に行っている会社で、将来的には海外での展開についても視野に入れています。
海外志向がある方にとっては、国内で経験を積み、海外でのM&Aにもチャレンジするビジョンも考えられる会社です。
クライアントだけではなく働く人個人にも寄り添い、明るく親しみやすい社内を作り上げ、自由な社風が選ばれるポイントにもなっています。
独自開発のプラットフォーム上でM&A成立後の統合作業である「PMI」を可視化するプログラムも開発中で、リリースされればその分にかけていた労力を新たな案件に向けることができるため、ますます業務が拡大していくことでしょう。
（２）fundbookの年収
fundbookの平均年収は約730万円で、日本人の平均年収約433万円に比べるとはるかに高い数字が出ています。
ここにインセンティブが加わるため、概ね満足できる金額になるようです。
また、ポジションによっても給与は変わります。
| ポジション | 年収 |
| アソシエイト | 500〜800万円 |
| シニアアソシエイト | 700〜1,100万円 |
| マネージャー | 1,000〜1,500万円 |
| シニアマネージャー | 1,300万〜2,000万円 |
| パートナー | 2,000万円以上 |
採用されると始めはアソシエイトからの業務スタートとなる場合が多いですが、シニアアソシエイトを経てマネージャーまで昇進すれば年収は1,000万円を超える予想です。
個人差はありますが1つのポジションに2〜3年と考えると20代でマネージャーになる人も多く、大きな年収を手にすることができます。
２．fundbookの採用事情
少子化問題や不景気により事業の継続が難しくなった企業が手段として選ぶM&Aは、今後も更に需要が高まっていくと予想されます。
そのため、fundbookへの案件が更に増える可能性も捨てきれません。
fundbookの現在の採用事情について見ていきましょう。
- 採用動向について
- 募集職種
1つずつご説明します。
（１）採用動向について
fundbookでは2018年から新卒採用を実施、中途採用に関しては年間を通して募集しています。
▼新卒採用情報
| 2018年 | 15名 |
| 2019年 | 13名 |
| 2020年 | 51名 |
| 2021年 | 43名 |
中途採用の人員数については公表されていませんが、M&Aアドバイザリーとして即戦力となる優秀な人員は時期に限らず採用しているようです。
中途採用のメインの年齢層は20代〜30代です。
20代〜30代で未経験の方は前職の経験から採用される場合もあるようです。
- 金融機関出身者
- 営業経験者
上記の経験を持つ人が採用されやすい傾向にあります。
（２）募集職種
fundbookではクライアントと直接交渉を行うM&Aアドバイザーを募集しています。
- 顧客開拓
- 企業価値評価
- M&A手法の策定・考案
- 譲渡/譲受先のマッチング
- 条件調整
- クロージング（成約）
また待遇としては、通勤手当や健康保険はもちろん、結婚祝い金や出産祝い金、各種資格取得支援など手厚い福利厚生が受けられます。
募集要項には完全週休2日制（土日）と記載がありますが、M&Aの案件の進捗によって残業や休日出勤が発生する可能性もあるため、あらかじめ理解しておきましょう。
３．fundbookの採用スケジュール
ここまでを読んで、M&Aアドバイザーとしてfundbookで働きたいと思われた方は、採用スケジュールをチェックしましょう。
- 書類選考
- 一次選考（個別選考）
- 二次選考（適性テスト）
- 最終選考（役員面接）
- 内定
個別選考と適正テストをクリアしたあとは、役員面接を経て内定です。
面接回数は1回もしくは複数回実施され、基本的には直接面談となります。
他にもM&A仲介を行う会社がある中で、なぜfundbookに入りたいのかを強く伝えていきましょう。
４．fundbookが求める人物
誰でもfundbookに入れるものではなく、求める人物が設定されています。
【必須条件】※いずれかに該当
- 金融業界での営業成績が顕著な方
- その他の業界で、トップクラスの営業成績をあげている方
- コンサルティングファーム、総合商社、専門商社出身者でM&Aに興味関心が高い方
【歓迎】
- 同業他社でのご経験
- M&Aに関する業務経験
- 高単価商材や多面的な要素を持つサービスを扱う営業経験
- 経営者向けの新規開拓営業のご経験
- 財務や会計に関する基礎的な知識
fundbookでの中途採用は即戦力になる人が求められるため、一定の営業成績を挙げていたり、特定の業界出身者でM&Aに興味関心が高い方が必須条件となります。
他にも歓迎要件として挙げられている条件があるため、良く確認し、当てはまる人は公式サイトからよく確認し、応募を検討してみてください。
まとめ
fundbookへの転職は決して簡単とは言えませんが、企業が求める人物に該当する方でクライアントに寄り添ったM&Aの提案をしていきたいと熱意を持った人は、高年収を得られて目覚ましい成長を遂げることができます。
fundbookは今後も海外でM&Aを行うなどグローバルに羽ばたいていくビジョンも考えられ、将来世界で活躍したい人は、日本にいるうちに功績を挙げて、いざというときに手を挙げられる体制を整えていくと良いですね。
これからもプラットフォーム上で様々なツールを開発し、よりM&Aを行いやすくすることで、これから先のクライアントを支えていける大企業に成長していくことでしょう。
fundbookに転職したいけれど対策に自信が無い人は、無料で利用できる転職エージェントのサービスを受けるのも効果的です。
転職成功に向け、M&A仲介の基本情報や転職情報を詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。
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