中小企業をM&Aでサポート！ABNアドバイザーズの概要と年収、転職情報
「あおぞら銀行関連のABNアドバイザーズってどんな会社なの？」
「ABNアドバイザーズは年収もいいって本当？中途採用は募集している？」
日本の企業の多くを占める中小企業を取り巻く環境は年々悪化しているといわれています。
そんな中小企業をM&Aを中心にサポートし、次々に手掛けた案件を成功に導いているのがあおぞら銀行100％子会社のABNアドバイザーズです。
そこで、ここでは、転職市場でも注目を集めるABNアドバイザーズについて、企業概要・事業内容と合わせて、気になる年収・転職情報を解説します。
M&Aアドバイザーとして活躍したい、中小企業をM&AでサポートしたいならABNアドバイザーズが最適な転職先であることがわかることでしょう。
１．ABNアドバイザーズとは
まず、ABNアドバイザーズについて解説していきます。
- ABNアドバイザーズの概要
- ABNアドバイザーズの事業内容
日本の企業構成企業規模別に企業数をみると、大企業は約1.1万社で構成比0.3%、中小企業は約358万社で構成比99.7%となっています。
ABNアドバイザーズが対象としているのは日本のほとんどを占める中小企業です。
次に1つずつ解説していきます。
（１）ABNアドバイザーズの概要
ABNアドバイザーズは、あおぞら銀行グループのM&Aアドバイザリーファームです。
もともとはFAをメインとしていましたが、コロナ禍や少子化などによる中小企業のM&Aニーズの高まりに伴い、現在は中小企業のM&Aの仲介をメインに展開しています。
あおぞら銀行100％子会社という信頼を背景に、全国の中堅・中小企業の事業承継案件に携わり、M&Aの有効活用を通じた事業の維持発展や地域経済の活性化に貢献しています。
| 会社名 | ABNアドバイザーズ株式会社 |
| 本社所在地 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町4番地3 二番町カシュービル3F |
| 設立 | 2017年05月 |
| 事業内容 | 事業成長戦略、事業承継戦略、事業再建戦略等の立案・助言および実行サポート M&A戦略立案、検討、実行に係るアドバイザリー PMI戦略のサポート その他経営全般に係る助言・サポート |
| 代表者 | 代表取締役社長 川畠 慎也 |
| 資本金 | 2億円 |
| 従業員数 | 33名 |
| 平均年齢 | 32歳 |
| ホームページ | https://www.ABN-advisors.co.jp/ |
（２）ABNアドバイザーズの事業内容
次に、ABNアドバイザーズの事業内容について解説します。
- M&A仲介事業
- 事業成長戦略、事業承継戦略、事業再建戦略等の立案・助言および実行サポート
- M&A戦略立案、検討、実行に係るアドバイザリー
- PMI戦略のサポート
- その他経営全般に係る助言・サポート
ABNアドバイザーズは、従業員数が33名と少数・創業からわずか5年と歴史も浅いながらも、すでに数多くの成約実績があります。
- 株式譲渡：TOPPAN ー 株式会社アイオイ・システム
- 株式譲渡：TSK（さんいん中央テレビ） ー 株式会社山広
- 事業譲渡：元気な介護GROUP ー アイン工業
- 第三者割当増資：YAMAHA ー DMP（デジタルメディアデベロップメント） など
そのほかの成約実績についてはこちらをご覧ください。
ちなみに、ABNアドバイザーズの料金体系は着手金が原則無料の成功報酬型となっています。
２．ABNアドバイザーズの年収
ABNアドバイザーズの年収は残念ながら明らかになっていませんが、M&A業界はいま、日本で最も年収の高い業界の一つとなっています。
M&A自体が利益率が高いビジネスモデルであり、さらに中小企業のオーナーの高齢化や後継者問題等によるM&Aニーズの高まりにより持ち込まれる案件数が増えていること、M&Aアドバイザーの人材不足による希少価値の高さもあって、M&A業界の年収水準も全体的に高くなっています。
M&Aをメインで手掛ける代表的なアドバイザリーファームの平均年収を見ても、かなり高水準です。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 |
| M＆Aキャピタルパートナーズ | 2,269万円 | 31.4歳 |
| GCA | 2,063万円 | 37.9歳 |
| ストライク | 1,357万円 | 35.5歳 |
| 日本M＆Aセンター | 1,243万円 | 34.3歳 |
同業種の企業の平均年収が1,300万円程度であることを考えると、ABNアドバイザーズの年収も高水準と考えられます。
特に、ABNアドバイザーズは金融機関出身者が多く、専門性の高い中途採用者メインで構成されているため、その年収は同業界・同世代の平均年収と比べても圧倒的に高いと推測できます。
経営者の高齢化後継者不足や企業のグローバル化などを背景に中小企業を対象としたM&Aはますます増え、今後さらに企業の生き残りのためのM&Aが必要不可欠となっていくことでしょう。
それに伴い、ABNアドバイザーズが活躍する機会も増え、業績もさらに上昇して社員の年収も上がっていくことが考えられます。
転職して高年収を得たい人にABNアドバイザーズは良い選択肢のひとつであるのは間違いありません。
３．ABNアドバイザーズの中途採用情報
最後に、ABNアドバイザーズの中途採用情報について解説します。
基本的にABNアドバイザーズは、中途採用をメインに行っています。
現在は、中堅・中小企業から上場企業のM&Aに関わる業務全般に関わる営業コンサルタント職（M&Aファイナンシャルアドバイザー）を募集中です。
| 職種 | 営業コンサルタント職（M&Aファイナンシャルアドバイザー） |
| 業務内容 | 中堅・中小企業から上場企業のM&Aに関わる業務全般 |
| 応募資格 | 大学又は大学院卒業 原則として、以下の業務に関する実務経験2年以上 ・M&Aファイナンシャルアドバイザリー ・エクイティ・ファイナンス／インベストメント ・デット・ファイナンス／インベストメント ・M&A会計・財務／税務／法務デューデリジェンス ・PMI業務 ・企業税務、法務アドバイス ・経営・戦略コンサルティング ・企業／事業再生実務 ・経営企画実務 ・金融機関における法人営業 |
| 給与 | 基本給※+インセンティブ賞与 ※前職の給与水準、職務経験等を考慮の上、当社規定に基づき決定 |
| 勤務時間 | 9:00～18:00 週休二日制 フレックスタイム制度 祝日・シーズン休暇・有給休暇・慶弔休暇 |
| 福利厚生 | 交通費支給、健保組合制度、社会保険完備 |
ちなみに、転職にあたって持っていると有利な資格は以下のものが挙げられます。
- 公認会計士
- 米国公認会計士
- 税理士
- 弁護士 など
ある程度の財務や金融リテラシーの基礎があるのが望ましいのですが、未経験者であっても専門的な金融知識をキャッチアップしていきたいという熱意のある方も積極的に採用しています。
実際、社内の研修・サポートが充実しているのでM&A未経験者もチャレンジしてみる価値はありますよ。
また、あおぞら銀行の子会社ということもあり、福利厚生も非常に整っているのも魅力です。
男性はもちろん女性も働きやすい環境となっているため、出産・育児などワークライフバランスを考えながらキャリアを積んでいきたい人にもおすすめです。
また、全国の中堅・中小企業の事業承継案件に強いABNアドバイザーズは、M&Aを通じて地域経済の活性化に貢献したいと考えている人の転職先としても最適です。
まとめ
ABNアドバイザーズは、2017年5月設立と比較的新しいM&Aアドバイザリーファームではあるものの、中小企業に特化した実績豊富なM&Aのプロ集団です。
仕事とのかかわり方も、全体を把握しづらい分業システムではなく、最初から一気通貫で案件を担当するシステムであるため、M&Aアドバイザーとして最速・最短で成長し成果を上げることのできる環境が整っています。
ABNアドバイザーズでは、現在、寄せられる多くの相談に対応する人員を確保するため、中途採用人数枠も増やして積極的に外部からの優秀なスペシャリストの採用をすすめています。
中小企業のM&Aに興味がある方や銀行系M&Aアドバイザリー会社への転職をお考えの方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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