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有限責任 あずさ監査法人は、全国主要都市に約6,000名の人員を擁し、監査や保証業務をはじめ、IFRSアドバイザリー、アカウンティングアドバイザリー、IT関連アドバイザリー、企業成長支援アドバイザリーを提供しています。
事業内容
金融、情報・通信・メディア、パブリックセクター、消費財・小売業、製造、自動車、エネルギー、ライフサイエンスなど、業界特有のニーズに対応した専門性の高いサービスを提供する体制を有するとともに、4大国際会計事務所のひとつであるKPMGのメンバーファームとして、146の国と地域に拡がるネットワークを通じ、グローバルな視点からクライアントを支援しています。
企業概要
代表者 | 高波博之(理事長) |
URL | https://home.kpmg/jp/ja/home/about/azsa.html |
設立 | 2003年2月(あずさ監査法人として) |
資本金 | 30億円 ※2021年6月時点 |
売上高 | 1052.81億 ※2021年6月時点 |
社員数 | 6,173名 ※2021年7月1日時点 |
株式公開 | 非上場 |
沿革 | 1969年7月 監査法人朝日会計社設立 1985年7月 監査法人朝日会計社と新和監査法人(1974年12月設立)が合併し、監査法人朝日新和会計社設立 1993年10月 監査法人朝日新和会計社と井上斎藤英和監査法人(1978年4月設立)が合併し、朝日監査法人発足 2003年2月 KPMGジャパン(1949年 ピート・マーウィック・ミッチェル日本事務所として東京に設立)の 監査部門が、あずさ監査法人を設立 2003年4月 朝日監査法人がKPMGのメンバーファームに正式加入 2004年1月 朝日監査法人とあずさ監査法人が合併し、法人名をあずさ監査法人として発足、 引き続きKPMGのメンバーファーム 2010年7月 有限責任監査法人に移行し、法人名を「有限責任 あずさ監査法人」に変更 |
社員の声
「楽な仕事ではありませんが、コンサルタントとしてのキャリアアップには最適な環境であると感じています。」「多様なバックグラウンドを持った人材が集まっているという点でも、学べることの多い職場であると言えます。」「他のコンサル会社からの転職者や事業会社での経理業務経験者、さらには営業やIT関連の経験者など、バックグラウンドはさまざまです。そういったメンバーと一つのゴールに向かって共に歩むこの環境は、とてもエキサイティングであり、充実しています。」
求める人物像
この先の未来も持続的に成長していくために、次の5つのValuesを掲げ、全世界のKPMGで大切にしています。
Integrity 誠実に行動する
Excellence 未来を見据え、社会の発展に寄与する
Courage 正しいことを追求し、新たな価値創造に果敢に挑む
Together 互いに尊重し合い、多様性を強みに変える
For better 自己研鑽を重ね、高品質なサービスを提供し続ける
キャリアパス
<スタッフ>
シニアの指導を受けながら業務上の規範やプロフェッショナルとしての基礎的な能力を身につけていきます。
<エクスペリエンスド・スタッフ>
担当する業務の難易度も、個々人の希望や能力を加味して、序々に上がっていきます。スタッフを直接指導する仕事も担当し始め、業務を通して無理なくシニアへ昇進するための配慮がなされています。
<シニア>
現場の責任者としてコンプライアンス業務を担当し、自身が計画した作業スケジュールを基にした必要業務の適時な完結と、その内容について責任を持つようになります。スタッフへの業務上の指導においては中心的な役割を果たすとともに、自身が担当するクライアントを中心に、税務アドバイザリー業務の比重も高まっていきます。
<アシスタント・マネジャー/マネジャー/シニア・マネジャー>
業務全般を統括し、チーム全体がスムーズに業務を遂行できるように管理していきます。また、高度な専門家としての視点から、具体的かつ潜在的問題点の抽出と解決を行います。クライアントのニーズに対する深い理解を持ち、クライアントと有効な関係を形成する事も求めれます。管理職でもあるマネジャーは、その経験・能力によってさらに3段階に区分されています。
<アシスタント・マネジャー>
管理職1年目として、高難易度のコンプライアンス業務においてインチャージを担当します。さらに、比較的簡易なエンゲージメントにおいては、上述したマネジャーとしての業務を担当します。専門分野においては、上席のマネジャーやパートナーとともに、アドバイザリー業務を主としたサービスを提供して行きます。
<シニア・マネジャー>
アドバイザリー業務、コンプライアンス業務のいずれにおいても、高度な知識と経験を背景に高難易度の業務をマネジャーとして担当します。自身の専門分野においては、オピニオンリーダーとしてクライアントだけでなく、時にパートナーへの助言も行うとともに、パートナーへの準備段階として業務開発やファーム運営にも参加して行きます。
<パートナー>
業務の大局を把握し、提供するサービスの品質、クライアントとの友好な関係維持についての最終的責任を負います。また、クライアントが気付いていないニーズを掘り起こし、積極的な業務開発の推進を行うことが求められます。一方、ファームの運営にも参加していきます。
トレーニング
<<人材育成プログラム>>
各クラスに応じて求められる知識・スキルを段階的に学ぶことで、会計監査に不可欠である高度な知識を習得すると同時に、さまざまなクライアントのニーズに的確に応えることができるスキルを身につけることで、日本の会計・監査をリードするプロフェッショナルな人材を育成しています。
研修プログラムの内容
<テクニカルスキル>
監査人としての職業的懐疑心の具備、クライアント業務の理解、プロフェッショナルとしての高い業務品質を育成するための研修です。研修は抽象論ではなく、自分たちが経験したものも含め実際の不正事例を用いながら、ディスカッションを交えたケーススタディーなども行っています。
<ビジネス&リーダーシップ>
ビジネスがより複雑かつボーダレス化する今、クライアントの多様なニーズと期待に応えるために、コミュニケーションやチームマネジメント、クリティカルシンキングなどのスキルを育み、チーム一丸となってクライアントの期待に応えられるようなリーダーシップを発揮できる人材を育成しています。
<<グローバル人材の育成>>
企業のグローバル化が加速する中、世界のビジネスの拡大をリードしクライアントをサポートするために、グローバル人材の育成に力を注いでいます。
あずさ監査法人ではグローバル人材を「異文化・多様性を理解し、一定の語学力を有して、グローバルなフィールドで業務を行うプロフェッショナル」と定義付け、年次に関わらず個々の英語スキルに応じた多様なグローバル研修を受講できる環境を整備しています。
グローバルスキル研修
グローバル人材の育成のため、TOEICの点数に応じた多数の研修プログラムを用意しています。
若手、初級者はオンラインでの英語学習や、英文eメール研修等の短期講座で基礎力を高め、TOEIC受験により自己の成長を確認します。
中級者以上には、集中英語やテレカンファレンス等、より実践的な英語学習機会を提供、また、英語力の向上だけでなくグローバルマインドを身に付けてもらう目的から、海外での研修の機会を多数提供しています。
海外関連研修プログラムの一例
<海外語学留学プログラム>
過去1年以上海外在住経験のない業務優秀者に対し、TOEICのスコアに応じて、フィリピン、ニュージーランド、カナダ等の現地語学学校での約1ヵ月間の研修を提供しています。プログラムの受講を通して、英語をアウトプットする力とともに、グローバルなマインドを養う機会となっています。
<海外KPMG主催研修>
海外KPMGメンバーファーム(欧州、アメリカ、アジア)が主催する、ニューマネジャー/インチャージ/IFRS/US GAAP・GAAS等の研修へ選抜派遣し、職階毎の役割を多角的な視点で学ぶ機会を提供しています。研修を通して、各国での参加者と交流を深め、ネットワーク構築を図ることも目的です。
主な最近の動向/案件事例
2019年7月、「デジタル監査」を強化するため、新たに「Digital Innovation部」を設立を発表した。
同部署が具体的に推進していくのは、社会のデジタルニーズに対応したソリューション開発、AIを活用した監査、監査手続きの高度化・効率化である。現場における監査業務のデジタル化を推進していくために、社員へのデジタルリテラシー研修内容を拡大、さらに毎年1000名以上を対象に、データ分析やデータベースに関する集中プログラムを実施するなど、サポート体制も整える。
さらに、コロナ拡大に備え、あずさ監査法人では企業の統合基幹業務システム(ERP)に随時アクセスし、受注状況などを遠隔で確認する仕組みを強化。2020年3月期の監査では対象企業は5社だったが、21年3月期には3~4倍の15~20社にまで拡大していく。
こうした中、あずさ監査法人では「データアナリスト・データサイエンティスト」に携わるポジションの募集を行っている(2020年10月現在)。