クライアントに寄り添うマネジメントサービスがモットー『AGSコンサルティング』の転職状況
「AGSコンサルティングへの転職は難しい?」
「AGSコンサルティングの平均年収は?」
『日本一のアカウンティング・ファーム』を目指すAGSコンサルティングは、数多くの公認会計士や税理士等の有資格者を擁する日本の独立系総合会計事務所です。
経営層に寄り添って伴走する「マネジメントサービス」をモットーとし、いわゆる典型的な会計事務所とは一線を画す個性的で魅力のあるアカウンティング・ファームとして転職市場でも人気です。
そこでここではAGSコンサルティングについて企業の概要や特長と合わせて、平均年収や転職状況について解説していきます。
自由闊達でオープンな雰囲気の中、高収入と自己成長の機会を得られる転職を実現したいという方は必見です。
1.AGSコンサルティングの概要
「日本一のアカウンティング・ファームへ」という経営目標を掲げているAGSコンサルティングとはどんな会計事務所なのでしょうか。
- AGSコンサルティングの歴史
- お客様に寄り添うAGSコンサルティングの特長
- AGSコンサルティングの事業内容
次に1つずつ解説していきます。
(1)AGSコンサルティングの歴史
AGSコンサルティングは、IPO支援・M&A・国際会計業務、企業再生・事業承継支援などのサービスを60年以上にわたってトータルで展開している歴史と実績豊富なアカウンティング・ファームです。
1970年に事務所を設立後、1988年に株式会社AGSコンサルティングを設立、さらに2008年にAGS税理士法人が設立されAGSファームが誕生しました。
現在の新進気鋭のアカウンティング・ファームであるAGSコンサルティングを率いているのは、2008年に弱冠40歳で代表取締役社長に就任した廣渡嘉秀氏です。
廣瀬氏は大学を卒業後に公認会計士・税理士としてセンチュリー監査法人(現 新日本監査法人)で経験を積み1994年にAGSコンサルティングに転職、社長就任後に自由な発想を生かして税務・会計業務にとどまらない幅広いコンサルティング業務を展開する現在のAGSコンサルティングを作り上げました。
その間、大阪・名古屋・福岡・さいたまと日本国内に支社を次々と開設すると同時に、シンガポール・香港・マレーシア・タイ・フィリピン・ベトナムなどのASEAN地域を中心にサービスも展開しています。
さらに活動範囲を拡大し、ASEAN地域外の北米、中国、欧州、インド、オセアニアに展開するパートナーとの業務提携によるサポートも可能としています。
また、AGSコンサルティングはメンバーの平均年齢も38歳と若く、熱意と経験の豊富なコンサルタントが多数在籍し、創業以来毎年黒字経営を続けるなど業績も順調に伸ばしています。
(2)お客様に寄り添う AGSコンサルティングの特長
AGSコンサルティングは、グループや国内外のネットワークを活用し、個人事業者から上場企業まで幅広いマネジメントサービスを提供できることが最大の特長です。
その取引クライアント数は約3,200社と多く、個人も含めると計4,200以上にものぼっています。
また、実績件数も豊富で、2021年度の事業承継支援の年間関与件数は350件、M&A年間関与数は260件、IPO年間関与社数210社・IPO年間達成社数30社となっています。
それ以前の実績を見ても、M&A累計1,760件、IPO累計1,210社と数多くの企業の成長戦略・新規株式公開を支援するなど、独立系アカウンティング・ファームとしては他に例を見ない豊富な実績を誇っています。
さらに国際事業年間関与件数も330件と多く、海外案件も多く手掛けているのもグローバルに展開するAGSコンサルティングならではといえるでしょう。
様々な規模・業種・国籍を問わず多くの案件を手掛けられるのは、コンサル出身者や金融業界出身者、税務署OBのほか、企業の人事担当者やIT技術者など様々なバックグランドをもつコンサルタントが連携し、多様なプロのスキルの集結による高い総合力で顧客満足度の高いサービスの提供ができるからです。
また、自由闊達で明るく風通しの良い社風もAGSコンサルティングの特長の1つで、在籍社員の口コミでも「雰囲気も良い」「アットホームな職場」と高く評価されています。
その背景には、AGSグループが一番大切にしている考え方『AGS WAY』(クライアントと仲間とを問わず「人と人との関係を大切にしていきたい」という価値観)の1つ”At-home”が社員の間に強く根付いていることが挙げられます。
さらに、やる気のある人にはどんどん仕事を任せてくれる環境が整っているのも大きな特長です。
幅広い業務を経験したい方、専門性を磨きたい方、国際的な案件に携わりたい方など前向きに業務に取組み自己成長を望む人材にとっても理想的な職場といえるでしょう。
また、徹底した成果主義なので、やる気と努力次第で転職後に短期間で高年収・昇級を得ることが難しくないのもAGSコンサルティングの大きな特長です。
平均年齢は38歳と若く、代表取締役である廣瀬氏の考えを反映してメンバーが伸び伸びと働ける環境が整っているため、創業以来増収増益を毎年達成しています。
数あるアカウンティング・ファームの中でも、AGSコンサルティングが国内でトップクラスであり、非常に勢いがあるアカウンティング・ファームであるのは間違いありません。
企業名 | 株式会社AGSコンサルティング |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1-9-5 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー24F |
代表者 | 代表取締役会長 虷澤 篤志 代表取締役社長 廣渡 嘉秀 |
創業 | 1970年 |
設立 | 1988年 |
資本金 | 3,500万円 |
従業員数 | 505名(公認会計士89名、税理士98名)2022年10月現在 |
事業内容 | マネジメントサービス、事業承継支援、企業再生支援、IT戦略支援、IPO支援、ヘルスケア支援、M&A支援、国際業務支援 |
ホームページ | https://www.agsc.co.jp/ |
AGSコンサルティングは、廣瀬氏が代表取締役に就任した2008年以降、2010年の大阪支社を皮切りに、2011年に名古屋、2013年に福岡、2022年にさいたまと急速に拠点を拡充しています。
国外では、シンガポール・香港・マレーシア・タイ・ベトナム・フィリピンにも展開し、アジアを中心に担当国や専門分野によって常に最適なチームを編成して海外進出・撤退業務、国際管理業務、国際税務業務、その他各業務を行っています。
(3)AGSコンサルティングの事業内容
株式会社AGSコンサルティングは、高度な知識や幅広い経験を有するコンサルタントが多数在籍し、「誰よりも身近な専門家」として法人3,200社・個人1,000名のクライアントに対し幅広いサービスを提供しています。
ちなみに、AGSコンサルティングとAGS税理士法人から成るAGSグループでは、税理士法第2条第1項に定める業務(税務代理・税務書類の作成・税務相談)に基づくサービスについてはAGS税理士法人が、その他のサービスについては株式会社AGSコンサルティングが行っており、AGS税理士法人と連携しながらクライアント企業を多角的にサポートしています。
事業 | 内容 |
税務・会計サービス | 税務・会計顧問、組織再編コンサルティング、事業承継、相続贈与、医療機関サポート、ファンドマネジメント、公益法人設立・運用支援など |
国際サービス | 国際税務・会計顧問、国際内部統制、クロスボーダーM&A、移転価格、海外進出・撤退など |
コンサルティングサービス | IPOコンサルティング、経営管理支援、企業再生、人事組織コンサルティング、システムコンサルティングなど |
M&Aサービス | ファイナンシャルアドバイザリー、デューデリジェンス、バリュエーション、PMIなど |
地域サービス | 大阪・名古屋・福岡・シンガポール |
AGSコンサルティングでは、クライアント企業の要望に応じて担当者が毎月往訪し、月次実績・資金繰り・経営課題等など重要事項について経営者へ報告を行いタイムリーな業績把握をサポートしています。
また、既に顧問税理士のいる企業に対しても、セカンドオピニオンサービスも提供しています。
「お客様の実務に役立つこと」を最優先に計画立案および実行支援を行うため、経理補助に加えて経営管理まで踏み込んだ専門性の高いサービス「マネジメントサービス」がAGSコンサルティングの特長であり最大の強みです。
2.AGSコンサルティングの待遇
次に、AGSコンサルティング入社後の待遇についてみていきましょう。
- AGSコンサルティングの平均年収
- 有資格者・女性が多数在籍
- 海外赴任・資格取得も支援
AGSコンサルティングは年収の良さもさることながら、働きやすい職場として人気のあるアカウンティング・ファームです。
次に1つずつみていきましょう。
(1)AGSコンサルティングの平均年収
AGSコンサルティングの営業・コンサルタントの平均年収は約644万円(推定)です。
一般的なアカウンティング・ファームと同様に、AGSコンサルティングも年功序列ではなく徹底した成果主義であるため、人によって年収は大きく異なり上記の年収はあまり参考になりません。
AGSコンサルティングでは、給与を決定するスキル評価と賞与を決定する功績評価を行う『AGSway評価制度』という独自の評価制度によって個々の年収が決定されるため、スキル・成果次第では転職してすぐにでも年収が大幅アップする可能性も高いです。
『AGSway評価制度』という明確な評価基準によって仕事ぶりや成果はしっかり給与・賞与・昇格に反映されるため、常に高いやりがいと目標を持って働けることでしょう。
昇級チャンスは年1回、賞与は年2回となっています。
さらにAGSコンサルティングは福利厚生・人材育成プログラム(一般研修・MS研修・MSカレッジ・ナレッジマネジメントシステムなど)も充実しているためプラスアルファの魅力があるのも大きなポイントです。
(2)有資格者・女性が多数在籍
AGSコンサルティングは全社員505名のうち有資格者が198人(2022年10月現在)と約4割を有資格者が占める国内屈指の専門家集団です。
- 公認会計士 89人
- 税理士 98人
- 国外会計士 1人
- 中小企業診断士 5人
- 社会保険労務士 5人
特に会計士と税理士はのべ188人と多く、会計・税務のプロフェッショナルが集結している独立系コンサルティングです。
また、AGSコンサルティングは女性にも優しい会社であり、現在、グループ内で女性社員176名(比率は35%程度)と多くの女性が活躍中です。
その背景として「家庭と仕事の両立」はみんなで取り組んでいくべきテーマであると考え、女性が活躍するための環境・制度が整備されていることが大きく影響しています。
- 産前・産後休暇
- 育児短時間勤務
- 育児休業
ワークライフバランスを保つために一定の条件を満たしたメンバーに対して在宅勤務を認めるなど多様な働き方を推進しており、性別を問わずとても働きやすい職場であるのは間違いありません。
(3)海外赴任・資格取得も支援
AGSコンサルティングは東京・大坂・名古屋・福岡・埼玉の国内支店に加え、シンガポールをはじめマレーシア、ベトナム、タイ、フィリピン、香港などのASEAN地域を中心にサービスを展開しています。
年2回実施している人事アンケートのうち、1回は拠点間の異動に関するものが中心となっており、本人のスキルや経験がニーズと合致すれば海外赴任も十分に可能です。
また、メンバーの資格取得も積極的にサポートしているアカウンティング・ファームでもあります。
特定の試験の受験生を対象に試験前10日間と試験当日を休暇とする試験休暇制度を設けるなどの資格取得のバックアップ体制が整っており、毎年のように官報合格者や科目合格者を輩出しています。
税理士試験や公認会計士試験等の資格試験勉強と並行しながら現場での経験を積みたい人にもAGSコンサルティングはおすすめです。
3.AGSコンサルティングの転職動向
AGSコンサルティングでは、量ではなく質において「日本一のアカウンティング・ファームへ」という経営目標のもとに努力を惜しまないメンバーを常に募集しています。
- AGSコンサルティングの転職状況
- AGSコンサルティングの転職情報
「目標を持って働ける」「職場の雰囲気が良い」「給料も良い」と人気のAGSコンサルティングは、コンサルとして活躍したい人に人気です。
次に1つずつ解説していきます。
(1)AGSコンサルティングの転職状況
AGSコンサルティングでは、国内外の依頼案件数の増加に伴う急成長の中で即戦力となる多様な人材・個性豊かなプロフェッショナルを積極的に採用しています。
事実、この5年で200人以上のメンバーを増やしており、転職市場ではIPO・M&A・事業承継や海外案件に興味がある人に人気が高くなっています。
これまでAGSコンサルティングへの転職者は大手監査法人や大手税理士法人出身の人が多かったのですが、最近では、コンサル出身者や金融業界出身者、税務署OB、企業の人事担当者やIT技術者など多彩なバックグラウンドを持った人がAGSコンサルティングに加わっています。
転職してくるメンバーには基本的に公認会計士や税理士資格などの資格を有している人が多いです。
しかし、AGSコンサルティングはスキルや経験値の高い方については資格を問わず採用するケースも多く無資格者にも門戸は十分開かれているため、チャレンジする価値はあるといえるでしょう。
(2)AGSコンサルティングの転職情報
AGSコンサルティングで現在募集が行われている職種は営業・サポートの2つです。
職種 | 業務内容 |
営業職 |
|
サポートスタッフ | 会計事務所のサポートスタッフとして各部署にて以下の業務を担当する
|
創業以来、常に業績をアップしている将来性のあるAGSコンサルティングへの転職が実現すれば、年収アップ・スキルアップだけでなく、次のステージへのステップアップにも大きく繋げられます。
ぜひ積極的にチャレンジしてみましょう。
4.転職の際に有利になるポイント
転職市場でも人気の高いAGSコンサルティングへの転職の際、有利になるポイントを解説します。
- コミュニケーション能力
- 外国語力
- 会計や税務に関するスキル
AGSコンサルティングへの転職を成功させるために必ず押さえておきましょう。
(1)コミュニケーション能力
AGSコンサルティングへの転職で有利になる1つ目のポイントはコミュニケーション能力です。
上場・非上場や業界・業種を問わず数多くのクライアントを抱えるAGSコンサルティングでは、様々なタイプの経営者層と接することになります。
例えばクセの強い個人企業オーナーから上場している超一流企業の経営者まで、相手がどんなタイプであってもコンサルはクライアントと円滑なコミュニケーションをはかって着実に信頼関係を築くことが欠かせません。
そのため、AGSコンサルティングでは、スキルや実績や資格と同じくらい、コミュニケーション能力の高さを重視して採用を行っています。
コミュニケーション能力は「伝える力」と「受け取る力」を高めることで鍛えることができるため、転職を有利に運ぶためにも事前に自分のコミュニケーション能力を高めておきましょう。
そして面接時は、鍛えたコミュニケーション能力を最大限活用し、行動力・積極性・主体性をアピールしていけば「AGSコンサルティングが求めている人材」と面接官にも好印象を与えられます。
(2)外国語力
AGSコンサルティングへの転職で有利になる2つ目のポイントは外国語力です。
AGSコンサルティングは、現在、シンガポール・香港・マレーシア・タイ・ベトナム・フィリピンに拠点を持っていますが、それ以外にも北米・欧州・その他(インド・オーストラリア・ニュージーランド)で事業を展開し、海外での案件も多数取り扱っています。
その際に不可欠となるのが外国語力です。
海外企業との交渉の際に外国語で交渉できる人材は、海外案件を数多く手掛けるAGSコンサルティングでも価値の高い人材として高く評価され採用時にも有利に働きます。
特に有利なのが英語力です。
転職後も、高い英語力があればAGSコンサルティング内でも『英語力に定評のあるコンサルタント』として重宝され、より難易度の高い海外案件にアサインされやすくなり、英語力を活かしたコンサルティング経験を着実に積み上げることができます。
TOEICを例に挙げると必須・もしくは推奨としているケースが多いのは700点以上です。
高度なビジネス英語力を転職前に身につけておけばAGSコンサルティングへの転職の際に高く評価され、好条件で転職を実現できることでしょう。
(3)会計や税務に関するスキル
AGSコンサルティングへの転職で有利になる3つ目のポイントは会計や税務に関するスキルです。
AGSコンサルティングは独立系トップクラスの総合力で業界内での存在感を高める注目のアカウンティング・ファームです。
毎年業績をアップしている背景には、公認会計士・税理士・USCPA(米国公認会計士)等の高い専門知識を有した多くの資格者の存在が挙げられます。
そのため、中途採用でも有資格者を積極的に採用しており、これまでも優先的に公認会計士・税理士の資格保持者が採用されています。
しかし、業務拡大により採用件数を増やしている今、上記の資格保有者でなくても会計事務所・監査法人等での実務経験や金融機関またはコンサルティングファームでの実務経験がある人も意欲的に採用しています。
税理士科目合格者など入社後に資格取得を目指す人にもAGSコンサルティングの門戸は広く開かれているのでぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
AGSコンサルティングは、マネジメント・サービス、事業承継、企業再生、IPO、M&A、国際業務の6つをメインに行うアカウンティング・ファームです。
多彩なバックグラウンドを持つメンバーが、自身の強み・スキル・知識を生かしながら『クライアントファースト』で日々質の高いサービスを提供しています。
幅広いジャンルの経験を積むことができるだけでなく、専門性の高いメンバーとコラボすることによって大規模なクライアントや難易度の高い案件に携わることができるのも独立系アカウンティング・ファームのAGSコンサルティングだからこそです。
さらに国内の案件に加え海外案件の実績も豊富なので、コンサルティング業務に興味のある方や海外案件に携わりたい方はぜひAGSコンサルティングの中途採用にエントリーしてみましょう。
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