高年収のコンサルタントに!コンサルティングファーム年収ランキング
「年収の高いコンサルティングファームを知りたい」
「年収の高いコンサルティングファームへ転職するにはどうしたら良い?」
特に外資系のコンサルティングファームは年収水準が高いことが有名ですが、その中でも年収の高いコンサルティングファームを知りたい人も多いでしょう。
本記事では、年収の高いコンサルティングファームを、ランキング形式で紹介します。
記事の終わりには年収の高いコンサルティングファームへ転職するための方法も記載していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
1.コンサルティングファーム年収ランキング
年収の高いコンサルティングファームを紹介します。
- A.T.カーニー
- ボストン・コンサルティング・グループ
- ローランド・ベルガー
- マッキンゼー・アンド・カンパニー
- ベイン・アンド・カンパニー
その分転職難易度は高いといえますが、現職よりも年収アップをめざして転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
(1)1位:A.T.カーニー
設立 | 1972年(日本オフィス) |
本社 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー23階 |
従業員数 | 約200名 |
公式サイト | https://www.jp.kearney.com/ |
A.T.カーニーは、1926年にアメリカ・シカゴで創設された、世界有数の経営コンサルティング会社です。
世界40カ国以上の拠点でグローバルに事業を展開し、ストラテジーとオペレーションに強みを持っています。
平均年収は1,406万円と非常に高い水準となっており、職位別平均年収は以下の通りです。
- アナリスト:600万〜800万
- コンサルタント:1,300万〜1,700万
- マネージャー:1,700万〜2,500万
- パートナー:5,000万以上
役職によっては年収5,000万円以上をめざせるため非常に人気の高いコンサルティングファームとなっており、実力主義なので若い内からでも成績次第でどんどんキャリアアップ、年収アッププが可能です。
(2)2位:ボストン・コンサルティング・グループ
設立 | 1963年 |
資本金 | 5,000万円 |
本社 | 東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー |
従業員数 | 約750名 |
公式サイト | https://www.bcg.com/ja-jp/ |
ボストン・コンサルティング・グループは、外資系の戦略コンサルティングファームとして最大規模を誇ることから、案件数が多く、業界やテーマを広くカバーしていることが大きな特徴です。
戦略を提言するだけでなく、その企業に必要な構造改革を、デジタルを活用しながらスピーディーに実現できる点が、強みといえるでしょう。
ボストン・コンサルティング・グループの平均年収は1,377万円となっており、2位の高水準を誇ります。
- アナリスト:約700万
- コンサルタント:約1,500万
- マネージャー:2,100万〜2,600万
- パートナー:2,500万〜3,000万
アナリストからコンサルタントへの昇格は、目安として入社後3〜5年ほどといわれていますが、マネージャー、パートナーに関しては実力次第となっており、案件を通して着実に力をつけていくことが大切です。
(3)3位:ローランド・ベルガー
設立 | 1967年 |
本社 | 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル23F |
従業員数 | 3,000人 |
公式サイト | https://rolandberger.tokyo/ |
グローバル案件を多く扱うグローバル・ベルガーは、1967年にドイツで設立されたコンサルティングファームです。
「動く戦略」を作るという、戦略策定のプロセスにおいてオリジナリティがあり、人に寄り添うコンサルティングを行うという点に強みを持っています。
年次や職位にとらわれず、意見をぶつけあえる環境の社風が特徴です。
入社年度が短くても、大きい裁量が与えられるため、成長機会が多くある会社といえるでしょう。
平均年収は1,336万円となっており、職位別の平均年収は以下の通りです。
- アナリスト:580万〜800万
- コンサルタント:700万〜1,200万
- マネージャー:1,800万〜2,800万
- パートナー:5,000万〜
ローランド・ベルガーで昇進する機会は年に2回あり、基本給の割合が高く賞与の割合が低い給与体系のため、昇進することで年収が一気に上がります。
(4)4位:マッキンゼー・アンド・カンパニー
設立 | 1926年 |
本社 | 東京都港区六本木1-9-10 アークヒルズ仙石山森タワー |
従業員数 | 約600名 |
公式サイト | https://www.mckinsey.com/jp/overview |
マッキンゼー・アンド・カンパニーは、シカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼー氏により、1926年に設立されたコンサルティングファームです。
科学的かつ論理的な問題解決の方法論を、経営コンサルティングの世界で初めて明確な形で確立したファームであり、トップファームの一つとなっています。
平均年収は1,211万円で、役職や成果によるインセンティブで、年収に大幅な差がつく給与体系です。
- アソシエイト:650万〜700万
- コンサルタント:1,000万〜1,300万
- マネージャー:1,600万〜2,000万
- パートナー:2,000万〜3,000万
しかし、マッキンゼー・アンド・カンパニーで、平均年収を知ることは、あまり意味がないかもしれません。
上記にも記載したとおり、役職のほかに成果によるインセンティブが、年収を大きく左右するからです。
(5)5位:ベイン・アンド・カンパニー
設立 | 1905年 |
本社 | 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー8階 |
従業員数 | 13,000m |
公式サイト | https://www.bain.com/ja/ |
ベイン・アンド・カンパニーは、アメリカに本拠地を置き、世界規模のコンサルティング企業として、幅広い業種の企業・団体における最重要経営課題の解決を支援するコンサルティングファームです。
大胆な発想をもち、ビジネスに大きなインパクトをもたらす「結果」を出すことに情熱をもって取り組むコンサルタントが多く在籍しています。
平均年収は1,208万円といわれており、極めて高額です。
- アソシエイト:600万〜900万
- コンサルタント:900万〜2,500万
- マネージャー:3,000万〜
- パートナー:5,000万〜
ベイン・アンド・カンパニーは少数精鋭の組織のため、採用数が少なく、転職難易度が非常に高い企業です。
前職ではコンサル業界や金融業界、総合商社、メーカーなど、幅広い経歴の持ち主がたくさんいます。
2.年収の高いコンサルファームに転職するために必要なこと
コンサルティングファームの中でも非常に高い水準の平均年収を誇る5社ですが、その分転職難易度も高いといえます。
年収の高いコンサルティングファームに転職するにはどうしたら良いかを見ていきましょう。
- 現職において高い実績と評価を得ていること
- ビジネスレベルの英会話力があること
(1)現職において高い実績と評価を得ていること
現職での実績や評価は、もっとも端的に転職希望者自身の実力をアピールできる手段です。
コンサル業界未経験者であっても、売上や表彰、関与したプロジェクトや企画・商品の成功事例など、「何を」「どれだけ」成し遂げたのかを具体例や数字を用いてまとめましょう。
実績自体ももちろん大事ですが、その実績を得るためにどのよう動いたのか、という点がという点をアピールすることが重要です。
特にコンサルティングファームは、クライアントの経営上の課題を解決する役割を持つため、直面した課題にどう取り組み、結果を手に入れたかについてを述べるようにしましょう。
(2)ビジネスレベルの英会話力があること
グローバル案件の増加により、日本に拠点を置くコンサルティング会社でも、英会話力の位置づけが高くなってきています。
案件にアサインされるために英語力が必須というコンサルティングファームもあるため、仕事の話を英語でできるよう、ビジネスレベルの英会話力を身に着けておいて損はありません。
具体的にTOEIC何点以上、という取り決めがないコンサルティングファームが多いものの、800点以上を目安とすると良いでしょう。
まとめ
平均年収が高い水準であることが知られているコンサルティングファームの中でも、高年収の5社を紹介しました。
それぞれの企業に強みがあり、今後も成長を遂げていくでしょう。
せっかくコンサルティングファームへの転職を検討しているのであれば、高い年収を得られるコンサルティングファームへ転職したいですよね。
そのためにも、転職時に実力を示せるよう、現職で実績や評価を得たり、ビジネスレベルの英会話力を身につけるなどの対策を講じていきましょう。
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