【未経験からM&Aコンサルへ】ストライクの採用事情について解説!

「M&A仲介会社の中でも上場をしているストライクが気になる」
「M&Aマッチングサービスを運営しているストライクの採用事情について知りたい」

このように、ストライクの採用情報について知りたい方が多いのではないでしょうか。

ストライクはM&A仲介会社の中でも大手にあたり、M&Aマッチングサービス「smart」を運営していることからスピーディに相手企業を見つけるため、M&Aの成立までがとても速いことを強みとしている会社です。

本記事では、M&A仲介に興味のある方から大注目されているストライクの採用事情や実際にどのような人が求められているかについて解説していきます。

東証一部上場企業であり、公認会計士や弁護士が多数在籍していることから信頼度の高いストライクへの転職を検討している人は、是非参考にしてください。

本記事を読む前に、M&A仲介の基本情報を詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

【2023年10月最新】M&A仲介への転職を徹底解説!未経験からM&A仲介に転職するためのコツを紹介

1.ストライクの採用事情

ストライクでは新卒採用と中途採用、両方の採用を行っています。

中途採用は経験者だけでなく、未経験者の採用も通年に渡って行われているため、時期の制限はありません。

  1. 採用動向
  2. 募集職種

2点に分けて採用事情を見ていきましょう。

(1)採用動向

ストライクの採用について、実際に新卒採用は何名、中途採用は何名採用したと公表がされていないため、具体的な数字は分かりません。

しかし、年度ごとに公開されている従業員数は着実に増えており、22年3月末日現在では211名となっています。

年度17.8期18.8期19.8期20.8期21.9期
従業員数49名75名119名140名191名

平均勤続年数が2.5年となっていますので、従業員を補充追加しながら確実に採用を行っているということですね。

新卒向けの就職エージェントサービス「マイナビ」では新卒採用の募集人数は16~20名ほどと記載があることから、中途採用も決められてはいないものの、同じ程度年間で募集をしていると考えられます。

(2)募集職種

40代は培ってきた人脈を生かせることを伝える

ストライクで募集している職種は2種類です。

  1. コンサルティング本部/M&Aコンサルタント
  2. 業務支援部/公認会計士・税理士・弁理士資格

各職種の仕事内容や応募資格について見ていきましょう。

#1:コンサルティング本部/M&Aコンサルタント

コンサルティング本部ではM&Aコンサルタントとの役割を担います。

始めは先輩について学び、ゆくゆくはクライアントのニーズを聞き出してM&Aが成約するよう、M&Aに関する業務全てが仕事です。

ストライクは特に事業継承のM&Aを得意としており、今後更に増えてくるM&A案件に柔軟に対応するために、M&A未経験者を含めて広く人材の募集を行っています。

▼応募資格

必要なスキル大学卒業以上
※M&A業務未経験者歓迎
あると望ましいスキル新規法人営業経験
金融業界・コンサルティング業界での提案営業経験
財務会計に関する基礎知識
求める人物像等高い対人対応力を持っている方
自発的に業務に取り組める方
責任感を持ち、業務を進められる方

#2:業務支援部/公認会計士・税理士・弁護士資格

業務支援部は、コンサルタントの後方支援部としてクライアントへの訪問を含む多岐にわたる業務をこなします。

  • 社内コンサルタントに対する相談対応、アドバイス
  • クライアント動向支援
  • 課題ヒアリング
  • M&Aスキームの検討、リスクの洗い出し
  • 各種書面、提案書のレビュー及びアドバイス 等

▼応募資格

必要なスキル公認会計士・税理士・弁護士の資格を持っている方
あると望ましいスキルM&A関連業務に従事したことのある方

(3)採用後の待遇

採用された後の待遇について知りたい人も多いことでしょう。

コンサルティング本部と業務支援部それぞれの待遇にを以下にまとめました。

コンサルティング本部業務支援部
給与400~800万円+成果報酬(上限なし)700~1,000万円
勤務時間9:00-17:459:00-17:45
休日休暇完全週休2日制(土・日)、祝日
年末年始休暇
有給休暇
慶弔休暇
リフレッシュ休暇
完全週休2日制(土・日)、祝日
年末年始休暇
有給休暇
慶弔休暇
リフレッシュ休暇
勤務地東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、高松、広島、福岡(全国転勤の可能性あり)東京

コンサルティング本部での仕事は、基本給は低く抑えられているものの、上限なしの成果報酬が付きますので、M&Aコンサルタント本人の年収が1,000万円を超えるのも夢ではありません。

勤務地については東京を始め札幌から福岡まで転勤する可能性もあり、日本全国で腕を振るいたい人にもおすすめです。

業務支援部は後方支援を行う部署のため、コンサルティング本部のような成果報酬は無いものの、初めから700万以上の高年収が受け取れるポジションとなっています。

2.ストライクの概要

上限なしのインセンティブがあるため、稼げる年収は個人の実力が物を言うストライクですが、そもそもの概要について見ていきましょう。

  1. 企業情報
  2. 近年の実績

東証一部に上場しているM&A仲介会社は実に日本に3社しかいません。

そのうちの一社として、ストライクは社会的信用を得ていると言えるでしょう。

(1)企業情報

ストライクは1997年に設立されたM&A仲介・アドバイザリー会社です。

M&Aに精通した会計士や弁護士を多数抱えており、事業継承を得意としています。

東証マザーズへの上場を経て、2017年6月には東証一部へ上場。

従業員は2022年3月現在211名と少数ながら、選りすぐりの社員で運営が行われています。

メイン事業は6つです。

ストライクのメイン事業

  • M&Aの仲介
  • M&A市場SMARTの運営
  • 企業価値の評価
  • 企業価値向上に関するコンサルティング
  • 財務に関するコンサルティング
  • プレマーケティングサービス

着手金無料、安心の料金体系で全国ネットワークを駆使してクライアントの支持を確実に得ています。

会社名株式会社ストライク
代表者荒井 邦彦
設立1997年7月
資本金8億2,374万円(2022年3月31日現在)
上場市場東京証券取引所 プライム市場(証券コード 6196)
公式HPhttps://www.strike.co.jp/

(2)近年の実績

新型コロナウィルスの影響により、各業界売上が低迷する中でも、ストライクは着々と実績を積み重ねてきました。

2018年8月期3,743百万円
2019年8月期5,077百万円
2020年8月期6,916百万円
2021年9月期9,034百万円

新たに名古屋オフィスの増床や福岡オフィスの増床移転、広島オフィスの開設を計画するなど積極的な拡大投資を続けています。

M&A仲介の同業他社についてなど、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

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3.ストライクに求められる人物

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ここまで読んで、ストライクに魅力を感じて転職したいと思った人もいることでしょう。

最後に、ストライクがどのような人物を求めているかについてご紹介します。

ストライクに求められる人物

  1. 経営者の視点に立って仕事ができる
  2. 取り組んだプロジェクトに対して責任が持てる

1つずつ見ていきましょう。

(1)経営者の視点に立って仕事ができる

M&A仲介業界とは

ストライクは中堅の中小企業向けのM&A実績が多く、案件の担当になると経営者と直接話をする機会も多い為、経営者の視点に立って仕事ができる人を求めています。

M&Aを行うために、まず経営者のニーズを引き出すことが大切です。

M&Aコンサルタントはいくつかの質問を用意して経営者のニーズを形にしていきますが、経営者の視点に立って話ができないと、立場が違ってしまうため、同じ方向を向いて仕事をしていけない可能性があります。

経営者視点に立って仕事をすることで、クライアントは安心してM&Aを任せてくれるようになるのです。

(2)取り組んだプロジェクトに対して責任が持てる

他の業界では自分のやりたいことができない理由を考える

ストライクは少数精鋭でスピーディーに案件に取り組むため、一度アサインされたプロジェクトに対して責任を持てる人を求めています。

プロジェクトが立て込んでいたり、経験の無い業界のM&Aだったりする場合は、上司や先輩に状況を聞き、できるかどうかの判断をすることも必要です。

ただし、たくさんのプロジェクトにアサインされることで年収が上がっていくため、責任が取れる範囲で経験を積んでいくのが大切でしょう。

まとめ

ストライクはM&Aマッチングサービス「smart」を運営している会社で、業績も25年と長く、東証一部上場の信頼感のある大手M&A仲介会社です。

M&A仲介業界への転職を考えたときに一度は頭に浮かぶ会社と言えるでしょう。

コロナ禍で業績の上がらない企業も多い中、ストライクの業績は至って順調に伸びています。

ストライクに求められる人物は経営者の視点に立って仕事のできる、責任感のある人です。

この記事を読んでストライクで仕事をしたいと思った人は、是非転職活動の準備をしていきましょう。

転職成功に向け、M&A仲介の転職事情や転職成功のコツなど、詳しく知っておきたいという方はこちらをご覧ください。

2022.04.28

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